DroR、行政手続き・防災の「やさしい日本語」ライブラリ yasashii.org を公開 30文書をCC BY 4.0で
組織開発・組織変革の伴走支援を本業とする株式会社DroR(ドロア)は、行政手続きと防災の情報を「やさしい日本語」で読めるライブラリ「yasashii.org」を公益目的で公開しています。政府・自治体のサイトではありません。転入届・国民健康保険・子育て・在留などの手続きから防災まで30文書を、出入国在留管理庁・文化庁のガイドラインに沿って書き、すべて CC BY 4.0 で公開しています。

行政手続き・防災情報の、やさしい日本語版ライブラリ
株式会社DroR(本社:東京都渋谷区、代表取締役:山中真琴)は、行政手続き・防災情報を「やさしい日本語」で提供するウェブサイト「yasashii.org」(https://yasashii.org)を、2026年7月29日に公開しました。
本サイトは政府や役所のサイトではありません。 民間企業のDroRが公益目的で運営する独立したライブラリで、広告はありません。各文書には、もとになった公式の一次情報へのリンクと確認日を付け、「正しいのは、いつも 役所の ページです」と明記しています。
「やさしい日本語」は、日本語を母語としない人などにも伝わるよう、ことばや文の形を調整した日本語です。出入国在留管理庁と文化庁が2020年に「在留支援のためのやさしい日本語ガイドライン」をまとめています。yasashii.org は、このガイドラインに沿って文書を書いています。
公開した30文書
DroRが公開した30文書の内訳は、行政手続き19、防災・緊急10、生活1です。
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引っ越し・住民登録:転入届、転出届、住民票の写し、マイナンバーカード
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健康保険・年金・税金・お金:国民健康保険、国民年金、住民税、高額療養費、雇用保険の基本手当
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子ども・出産:妊娠したら(母子健康手帳)、出産育児一時金、出生届、児童手当、保育園、小学校・中学校
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在留・運転免許:在留期間の更新、在留資格の変更、一時帰国(みなし再入国)、外国の運転免許の切り替え
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防災・緊急:災害への備え、災害のときの行動と避難、緊急のときの連絡など10文書
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生活:ごみの出し方
文書の本文には、ふりがな(表示の切り替えが可能)と分かち書き(ことばの切れ目のスペース)を付けています。難しい役所のことばは各文書の中で説明しており、用語の説明は全体で85語あります。手続きの文書など14文書には、窓口でそのまま見せられる一文(例:「転入届を 出したいです。」)と「この ページを 役所の 人に 見せても いいです。」という案内を載せています。
防災・緊急の10文書では、たとえば次のことを短い文で伝えています(避難所の場所や警報など地域ごとの情報は、各自治体や気象庁の情報で確認する必要があります)。
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警戒レベル3・4・5の意味を説明し、「レベル5を 待たないで ください。レベル4で 逃げます。」と伝える(出典:内閣府)
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避難所は外国人も使え、お金はかからないこと、まず命を守るために逃げる「避難場所」とは違うこと(出典:内閣府)
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災害用伝言ダイヤル171の使い方(171にかけ、1で録音、2で再生)と、使う電話番号を家族で前もって決めておくこと(出典:NTT東日本)
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119番で伝える5つのこと(救急か火事か、住所、だれがどうなったか、年齢、名前と電話番号)と、多くの地域で通訳が電話に入ること(出典:総務省消防庁)
作り方を開示する:機械チェックと、人の確認
DroRは、yasashii.org の文書を次の手順で作っています。
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国の省庁ページや法令などの一次情報を確認し、URL と確認日を記録する
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一次情報に基づいて、最初からやさしい日本語で書く(自治体の文書を書き換えるのではない)
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機械でチェックする(文の長さ、漢語の割合、受け身・二重否定などの要確認箇所)
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人が確認する。確認が済んだ文書だけに「✓ 人が 確認しました」と表示する
各文書のページには、機械チェックの結果(一文の平均の長さ、漢語率、要確認箇所の数)をそのまま表示しています。30文書の一文の平均の長さは15.8〜21.7字、漢語率は14.0〜30.2%でした(文書ごとの値。DroRの機械チェッカーによる測定)。なお、ガイドライン自体が数値の基準を示していないため、これらの値は合否の判定ではなく、人が確認すべき箇所を示すための目安です。2026年10月5日時点では、30文書すべてが人の確認を終えた「確認済み」の段階です。
CC BY 4.0:役所・学校・支援団体が自由に使える
すべての文書は CC BY 4.0 で公開しています。「出典: yasashii.org」と書けば、許可を取らずにコピー・印刷・配布・書き換えができます。サイトでは、役所・学校・支援団体での利用を想定しています。
文書を作るための道具も、GitHub で公開しています。
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変換プロンプト:ガイドラインの手順に沿って、AI(大規模言語モデル)で行政文書をやさしい日本語に書き換えるためのプロンプト
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ガイドラインのルール29項目:ガイドラインから抽出したルールを、機械で判定できるもの・AIが判定するもの・人にしか判定できないものに分けて整理
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機械チェッカー:形態素解析で文の長さ・漢語率・受け身・二重否定などを検出するツール
人による確認はガイドラインが必須とする工程であり、機械チェックはそれに代わるものではありません。
また、AIが同じ文書を参照できるよう、無料の API(文書・用語・更新情報の JSON)、ページごとの Markdown 版、MCP サーバー(@dror-jp/yasashii-org-mcp)も提供しています(詳細:https://yasashii.org/data/)。一次情報へのリンクは毎週自動で検査しています。
姉妹サイト official.tokyo.jp
DroRは、東京で暮らす外国人向けに生活手続きを英語など5言語で案内する「official.tokyo.jp」も運営しています(同じく行政機関のサイトではありません)。両サイトは相互にリンクしています。
運営会社DroRについて(本業は組織開発・組織変革の伴走支援)
DroRは、在住外国人向けの生活手続きナビ「official.tokyo.jp」と、やさしい日本語の行政・防災文書ライブラリ「yasashii.org」を、AI向けのAPI・MCPサーバーとあわせて非営利で運営する一方、本業では、売上や人数が拡大し、意思決定・役割・情報の流れが複雑になり始めた成長企業の組織開発・組織変革を、研究に基づいて伴走支援しています。施策を替えても同じ問題が繰り返される組織に向いており、まず数週間〜2ヶ月の観察フェーズから始めることもできます(本格的な伴走は6ヶ月以上が目安)。短期の研修だけで即時の成果を求める場合や、意思決定者が関与できない場合には、別の支援形態をご提案しています。初回相談は無料です。匿名の支援事例3件を https://dror.co.jp/case で公開しています。
サイト概要
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サイト名:yasashii.org(やさしい日本語の行政情報ライブラリ)
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公開日:2026年7月29日
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内容:行政手続き・防災情報のやさしい日本語版30文書(行政手続き19、防災・緊急10、生活1)、用語85語、ガイドラインの案内
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ライセンス:文書 CC BY 4.0(出典:yasashii.org)、道具のコード MIT、プロンプトとルール一覧 CC BY 4.0
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運営:株式会社DroR(広告なし)。政府や役所のサイトではありません
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訂正の連絡先:fix@yasashii.org
株式会社DroRについて
株式会社DroR(ドロア)は、臨床組織科学(Clinical Organizational Science, COS)に基づいて、成長企業の組織開発・組織変革を伴走支援する研究実践ファームです(東京・恵比寿)。会議・役割・意思決定・情報の流れなど、日々の行動を生み出している組織の構造を現場で観察し、手を入れる場所を絞って、変化が日常に残るまで伴走します(組織ディープテック)。財務経理・補助金などの実務を担う高度専門BPOも提供しています。COS の理論は査読論文(Frontiers in Psychology, 2026)として公表しています。
会社名:株式会社DroR(ドロア)/DroR Corporation
所在地:〒150-0021 東京都渋谷区恵比寿西2-4-8 ウィンド恵比寿ビル8F
代表:代表取締役 山中真琴
設立:2023年8月
資本金:10,000,000円
事業内容:
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組織ディープテック:臨床組織科学(COS)に基づく組織開発・組織変革の伴走支援
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高度専門BPO:財務経理・補助金、SNS運用、マーケティングPM
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M&A・PMI支援
研究・公開:臨床組織科学研究会(事務局)、人的資本開示の年次調査 DOCI、働く人の心理学・組織研究ナビ(research.dror.co.jp)
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