【22卒大学院生の就活実態調査】推薦応募を利用する学生は2割以下、インターン参加経験者は6割以上、半数以上の学生がエントリー社数10社以下
~大学院生の就職活動における実態調査(2021年6月時点)~の調査結果を発表
大学院生・研究者のキャリア支援を行っている株式会社アカリク(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:山田諒、以下 アカリク)は、2022年に卒業予定の大学院生448名を対象に、「2022年度 大学院生の就職活動における実態調査」を実施し、その結果を発表いたします。
- 調査概要
調査方法:アンケート調査
調査目的:大学院生の就職活動における意識調査
有効回答:22卒大学院生448名
- 約7割の学生が6月初旬の時点で内定を獲得
6月初旬の時点で内定を持っている学生は65.8%という結果になり、昨今の就職活動の早期化が鮮明になりました。また、内定の獲得数を聞いた質問項目では3人に1人の学生は複数の内定を持っているという結果となり、多くの学生がコロナ禍の就職活動に不安を抱いて早めのスタートを切っていたと予想されます。
- 過半数の学生がエントリー数10社以下
22卒大学院生の過半数はエントリー数が10社以下という結果となり、研究が忙しい大学院生はエントリー数を可能な限り絞っていることが予想されます。研究の合間を縫って研究室から就活イベントや説明会に参加する大学院生も多く、大学院生の採用ではより効率的な情報提供が求められていると考えられます。そのため少ないタッチポイントの中で高い訴求力を持って採用を行っていくことが重要です。
- 6割以上の学生がインターン参加経験あり
6割以上の22卒大学院生が「インターン参加経験あり」という結果になり、多くの学生が研究や授業の合間を縫ってインターンシップに参加していることが考えられます。また「応募したが選考漏れ」の人も合わせると、インターンシップに応募した学生は7割以上となり、研究や授業が忙しい中でもインターンシップへの参加を重要視している学生が多いことが分かります。
- 約8割の学生は推薦応募を利用しない
22卒の大学院生の約8割が推薦応募を利用しないという結果となり、研究活動や授業が忙しい中でも希望する企業に行くために自由応募で就職活動を進める学生が多数であることが分かります。また「推薦応募を利用した」「利用予定」の学生を合わせると全体の約2割で、5人に1人が推薦応募を考えていることが分かりました。
推薦応募を選んだ理由として多かった回答は「志望している企業の推薦枠があるから」「推薦の方が内定獲得までの期間が短く、研究と両立できるため」などでした。
- 約8割の学生が毎週大学に行っている
約8割の大学院生が毎週大学に行っていることがグラフから読み取れ、コロナ禍でも研究や授業のために大学を利用し続けている学生が多数という結果になりました。中でも「ほぼ毎日」が26.3%、「週4,5回」が25.2%と週の半分以上を大学で過ごす学生が過半数となり、大学院生から大学での研究・授業を引き離すことは難しいということが予想できます。一方で「あまり行かない」と回答した学生も1割超で、研究・授業内容によってはオンラインのみで実施できる場合もあり、研究や授業のオンライン化が一部では浸透していることも分かります。
■ 本調査結果のより詳しいレポートはこちら ■ 詳細レポートの調査内容
- 新型コロナの就活・研究への影響について
- 就職活動全体について
- インターンシップについて
- 推薦応募について
- オンライン採用について
- 内定について
■ 理系学生・大学院生に特化した採用サービス「アカリク」
アカリクは累計登録者数15万人以上の国内最大級の大学院生の採用サービスです。研究内容やスキルで検索した学生をスカウトしたり、求人情報を掲載することが可能です。その他に、専攻や職種、大学別に開催する採用イベント「アカリクイベント」や、スキルや研究内容からマッチした人材を紹介する「アカリク就職エージェント」なども提供しています。
- 「アカリク」サービスサイト:https://biz.acaric.jp/
■ 会社概要
- 会社名:株式会社アカリク(https://acaric.co.jp/)
- 創業 :2006年11月
- 代表者:代表取締役社長 山田 諒
- 所在地:東京都渋谷区渋谷2-1-5 青山第一田中ビル2階
- 資本金:1億1500万円
- 事業 :大学院生・ポスドク向けのナビサイト&スカウトツール「アカリク」の運営、専攻・業種・職種別イベントの企画開催、大学等でのキャリアセミナーの実施、新卒大学院生・若手研究者・大学院出身者の人材紹介、オンラインLaTeXエディター「Cloud LaTeX」の運営など
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