慶應イノベーション・イニシアティブ「KII3号インパクトファンド」 202億円でファイナルクローズ
―インパクト志向を推進し、優れた研究成果の社会実装を支援―
KIIは、創業時より一貫して社会課題解決型のスタートアップに支援を行ってきました。私たちは、KII3号インパクトファンドより、さらなるインパクト志向を推進させるため、グローバルスタンダードに準拠して、インパクト測定及びマネジメント(IMM)に誠実に取り組んでいます。投資先スタートアップとともに、デューデリジェンスから投資実行の各段階で、セオリーオブチェンジ(ToC)やロジックモデル、インパクトの5つの基本要素、インパクト KPI の設定を策定し、すでに、KII3号インパクトファンドからは、アクセルスペースホールディングスや日本農業をはじめとする9社に支援を行っています。これからも、ディープテック投資のパイオニアとしてさらにインパクト志向の投資活動を加速してまいります。
<KII3号インパクトファンドへの出資者(有限責任組合員>
株式会社かんぽ生命保険、株式会社産業革新投資機構、第一生命保険株式会社、
株式会社三菱UFJ銀行、住友生命保険相互会社、株式会社三井住友銀行、株式会社みずほ銀行、三井住友信託銀行株式会社、SMBC日興証券株式会社、学校法人慶應義塾、野村ホールディングス株式会社
<KII3号インパクトファンドの概要>
名称 :KII3号インパクト投資事業有限責任組合
投資テーマ :「すべての人の健康で幸福な人生を達成する」という理念を実現するインパクト投資
投資分野 :医療・健康領域、デジタル・テクノロジー領域
ファンド総額:202億円
運用期間 :2023年10月11日より10年間(最大2年の延長可能性あり)
◆慶應イノベーション・イニシアティブ(KII)について
KIIは、2015年12月に、主に慶應義塾大学の研究成果を活用したスタートアップを支援するため創設されました。また、2020年1月からは、慶應義塾大学に限らずシード・アーリーステージからのリード投資を中心に、デジタル・テクノロジーによる社会の革新や、医療・健康などの課題解決に取り組む技術系スタートアップに投資対象を広げ投資活動を推進しています。
スタートアップへの投資育成を通じて日本が誇る大学等の研究機関の技術や知的財産といった優れた研究成果の社会実装を推進し、豊かな社会貢献の一翼を担うと同時に、ベンチャーキャピタルファンドとして高い収益性を確保し持続的なイノベーションエコシステムの構築に取り組んで参ります。
<KIIの概要>
商号 :株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ(Keio Innovation Initiative, Inc.)
事業内容:大学発技術系ベンチャー企業の育成、ベンチャーキャピタルファンドの運営
資本金等:1億円(資本準備金5000万円を含む)
代表者 :代表取締役社長 山岸広太郎
URL :https://www.keio-innovation.co.jp
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