広島県府中市が小児科オンライン/産婦人科オンラインを導入
ーポストコロナ時代の母子保健施策ー
この度、株式会社Kids Public (東京都千代田区 代表:橋本直也)は広島県府中市(市長:小野申人)からの委託を受け、同社が運営する「小児科オンライン」及び「産婦人科オンライン」を2020年6月27日より府中市の住民向けサービスとして提供開始します。
スマートフォンから産婦人科医・助産師・小児科医に気軽に相談できる環境を作り、安心して子育てができる支援を行います。
スマートフォンから産婦人科医・助産師・小児科医に気軽に相談できる環境を作り、安心して子育てができる支援を行います。
■注目が高まっているオンライン医療相談
新型コロナウイルス感染症流行の影響下において、オンラインを活用した医療相談は母子保健施策のニューノーマルとして注目を高めています。自宅内での様々なストレスが増強しうる状況で、自宅からスマートフォンを通して妊娠・出産・子育てを支える専門家に繋がるセーフティネットを提供することは、ポストコロナ時代でより重要な役割を果たします。
通常の小児科、産婦人科領域のオンライン医療相談に加え、下記の役割で府中市に貢献します。
- 新型コロナウイルス感染に関する医療相談
- 外出機会が減少する中で蓄積される育児ストレスへの相談対応
- 親子サロンの中止などにより減少した対面育児サポートの補完
■ スマホで相談「小児科オンライン」「産婦人科オンライン」
小児科オンライン(https://syounika.jp)・産婦人科オンライン(https://obstetrics.jp)は、
平日の18時~22時の間、10分間の予約制で小児科医・産婦人科医・助産師に相談できるサービスです。また、毎日24時間メッセージを送れる一問一答形式のサービス「いつでも相談」もあります。
- 妊娠中の食事や服薬について教えて欲しい。
- 子どもの湿疹が続いている。家でできるケアは?
- うまく授乳ができず、乳腺炎になってしまった。対応を相談したい。
相談方法は、メッセージチャット、音声通話、動画通話から選択できます。
※本サービスは遠隔健康医療相談サービスであり、医療行為ではありません。診断や薬の処方はできません。
■府中市 健康福祉部 医療政策課コメント
広島県府中市では、市内に分娩できる医療機関がなく、夜間の小児救急についても隣市の医療機関まで30分以上かかるといった課題をこれまで抱えていたため、この小児科・産婦人科オンライン相談の導入が、こういった課題解決の一助となり、併せて現在の新型コロナウイルス流行の恐れのある中での利用者の安心につながればと考えています。
■株式会社Kids Public 代表取締役 小児科医 橋本直也コメント
病院で待っているだけでは届かないご家庭の不安や、孤立してしまっている保護者の方にリーチしたい、という思いで2016年から事業を運営して参りました。母子保健は対面でのサポートが基本ではありますが、新型コロナ流行下でのオンライン相談の実施を経験した今、オンラインだからこそ母子保健に貢献できることがある、と確信を持っています。この度、広島県府中市様にご導入いただきました。弊社は、オンラインで安心して相談ができる場を提供しつつ、保護者に対面でのサポートが必要と判断した場合は自治体へ適切に情報連携します。そうすることで、オンラインだけで閉じない、包括的な母子保健施策として貢献します。
広島県府中市の皆様の妊娠・出産・子育ての安心に貢献すべく、全力で運営して参ります。
■お問い合わせ先
府中市 健康福祉部 医療政策課
所在地:広島県府中市府川町315
TEL:(0847) 43-7210
株式会社Kids Public
所在地:東京都千代田区神田小川町1-8-14 神田新宮嶋ビル4階
TEL:03-4405-9862
E-Mail:contact@syounika.jp
設立日:2015年12月28日
代表者:代表取締役社長 橋本 直也(小児科医)
事業内容:「子育てにおいて誰も孤立しない社会の実現」を理念として、インターネットを通じて子どもの健康や子育てに寄り添う。遠隔健康医療相談サービス「小児科オンライン」(https://syounika.jp/)「産婦人科オンライン」(https://obstetrics.jp)及び医療メディア「小児科オンラインジャーナル」(https://journal.syounika.jp/)「産婦人科オンラインジャーナル」(https://journal.obstetrics.jp/)を提供。
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