ムサシ、TOPPAN、ヘルスケアシステムズ、機能性ヘルスケア事業で協業、サービス開発を開始
オープンイノベーションで働き盛り世代の健康課題解決へ
3社協業の背景
ムサシでは、2020年に植物バイオ事業の構築を目的とした研究機関を本社・植田工場内に開設。2023年4月からは国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学(所在地:奈良県生駒市 学長:塩﨑一裕、以下奈良先端大)と共同で、「MuSASHi植物バイオ研究室」を設置いたしました。愛知県の東三河地域特有の土壌で生育される植物の機能性成分や、その処方を研究、開発することで、人々の健康に寄与することを目指し、機能性ヘルスケアサービスの開発を進めてきました。
まず注目したのは、40代から50代の働き盛り世代が直面する健康課題です。この世代では、仕事と家庭の両立による忙しさが増加しており、健康経営を推進する企業では、従業員のプレゼンティーイズム(疾病状態での就業)による生産性の低下への対策が求められています。そのため、このような健康課題に対処するために、TOPPAN並びにヘルスケアシステムズと協力し、ソリューションの提供を加速していきます。
その第一弾として11月30日にアミノ酸の機能にフォーカスしたサプリメントを、次に酵素遺伝子タイプを測る検査キットを発売します。
3社 代表者のコメント
武蔵精密工業 植物バイオ事業部部長 継国孝司
「2022年創設の植物バイオ事業部では、あらゆる人のQOL向上に向けて、モノづくりで培った独自技術と東三河の植物の機能性成分を活用した研究開発を行っています。製品化に向けて検討している中、TOPPAN様よりヘルスケアシステムズ社を紹介いただきました。大手消費財メーカーとの協業の実績に魅力を感じ、今回の取り組みに至りました。今後は、2社の協力を得て、40代・50代の働き世代の健康課題にフォーカスした機能性ヘルスケアサービスを展開していきたいと考えております」
中部事業部 第一営業本部第三部 部長 深川勝啓
「武蔵精密工業様とは構想期から共創パートナーとしてご一緒させていただいております。新市場にチャレンジする武蔵精密工業様に必要な仕組み、モノ、サービスをご提案させていただいております。ヘルスケアシステムズ様も今回取り組む社会課題の解決にシナジーをもたらしてくださると確信しご紹介しました。本事業の拡大に向け、今後も3社一丸で取り組んでまいります。」
ヘルスケアシステムズ 代表取締役社長 瀧本陽介
「私たちは、体内の栄養や体質を測る郵送検査サービスを研究・開発している名古屋大学発ベンチャー企業です。武蔵精密工業様の機能性ヘルスケアという新しい市場を創るというビジョンに共感し、協業に至りました。3社の強みを活かし、この短期間で開発を実現したことは、弊社にとっても大きな自信となりました。今後も、自社の研究技術を活用したい企業様のお役に立てるよう、尽力してまいります。」
【ムサシについて】
武蔵精密工業は四輪/二輪車用向けに、デファレンシャル/トランスミッションギヤ/プラネタリィ/ボールジョイント/カムシャフト等の開発/製造/販売を行っています。コア事業における電動、自動運転といった次世代モビリティー向け商品展開を進める一方、先端AI技術開発によるインダストリー4.0の推進、カーボンニュートラルへの貢献を目指したエネルギーソリューション事業、更にSDGsの幅広い領域での達成貢献に向けたオープンイノベーション展開等、広く新事業の創出・拡大にも注力しております。
Musashi Web Site: http://www.musashi.co.jp/
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