社労士が現場で見た「働き方改革」
―労働時間は改善が進む一方、意欲・職場文化は“運用次第”で差が拡大―
全国社会保険労務士会連合会社会保険労務士総合研究機構(以下「社労士総研」)は、働き方改革が労働意欲・労働時間・職場文化に与えた影響に関する調査を実施し、社労士の実務の視点から、働き方改革が労働意欲・労働時間・職場文化に与えた影響を整理した。
<概要>
調査期間:2026年1月27日~2月9日
調査の方法:Web 調査対象:社労士
回答数:690人
【社労士が実務の現場から感じた働き方改革の影響の全体像】
●労働時間は減少傾向、年休取得・生活のバランスは改善
●労働意欲、エンゲージメントは概ね変わらず、判断が困難というケースも多数
●成果に差が出る要因は「経営者の姿勢」と「人手不足」
【顕在化した効果(プラス面)と課題(マイナス面)】
<効果(プラス面)>
●長時間労働が“当たり前”でなくなった
●ムダな業務の見直しが進んだ
<課題(マイナス面)>
●勤怠管理の負荷増/管理職の残業増
●休暇は進むが業務が回らない
●残業減による手取り減
⇒ 働き方改革=労働時間削減ではなく、制度・生産性向上・対話による納得感がなければ悪循環となる可能性あり
【社労士が提供できる価値と価値向上の伸びしろ】
<価値>
●労働時間の削減を生む制度設計
●休み方・働き方の見える化で生産性向上
●法的根拠に基づく必要性の周知
<価値向上の伸びしろ>
●人手不足・業界特有の取引慣行による制約の解消
●企業体力の差や経営判断を妨げる外的要因の縮小
≪回答結果抜粋≫


<公表資料>
・「働き方改革が労働意欲・労働時間・職場文化に与えた影響に関する調査」結果資料
※本調査は社労士の現場視点を整理したもので、連合会の公式見解を示したものではありません。
<本件に関するお問い合わせ先>
全国社会保険労務士会連合会 社会保険労務士総合研究機構
E-Mail:souken@shakaihokenroumushi.jp
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