感覚過敏研究所が社会課題に取り組むイベント「IMPACT SHIFT 2025」にてカームダウン・クールダウンスペースの設営を支援

株式会社クリスタルロード

感覚過敏研究所を運営する 株式会社クリスタルロード(東京都中央区日本橋、代表取締役社長:加藤 路瑛)は、一般社団法人IMPACT SHIFT(本社:東京都日本橋、代表理事:河合 将樹)が**2025年3月1日(土)・3月2日(日)に開催する「IMPACT SHIFT 2025」**において、カームダウン・クールダウンスペースの設営に協力します。

本取り組みは、イベント会場におけるカームダウンスペースの普及を目指す試みの一環であり、感覚過敏やパニック障害、精神的ストレスを抱える方々が安心して参加できる環境づくりを支援するものです。

カームダウン・クールダウンスペースとは?

カームダウン・クールダウンスペースとは、光や音などの環境刺激で体調不良やパニックになる人が、光や音、周囲から視線を遮断し、体調を整え、心身を落ち着かせることを目的とした休憩所・避難所のことを指します。

カームダウン・クールダウンのピクトグラムは、2020年に経済産業省が制定した日本産業規格(JIS規格)に追加され、公共施設に設置されるカームダウン・クールダウンスペースやルームには、このピクトグラムを用いた案内サインが掲示されています。

イベント会場におけるカームダウンスペースの必要性

現在、カームダウンスペースの導入は、公共施設や福祉施設、教育施設を中心に進められています。しかし、イベントのように期間限定の会場では、設置事例がまだ少ないのが現状です。

イベント会場は、多くの来場者で混雑し、音や光などの刺激が溢れる環境です。感覚過敏やパニック障害、知的障害、精神疾患のある方にとっては、このような空間が大きな負担となり、参加を諦めたり、避けざるを得ないケースも少なくありません。

こうした環境にカームダウン・クールダウンスペースが設置されることで、これまで参加が難しかった人々が安心して来場できるようになり、イベント参加のハードルを下げることが期待されます。

外出に不安を抱える感覚過敏当事者

感覚過敏研究所が実施したアンケートでは、感覚過敏を理由に外出を諦めた経験がある人は、89.1%にのぼりました。

カームダウン・クールダウンスペースは、音や光などの環境刺激に対する不安を軽減し、安心できる環境を提供する設備の一つです。そのため、当事者や家族から社会への普及が強く求められています。

IMPACT SHIFT 2025のカームダウンスペース

今回の「IMPACT SHIFT 2025」では、専用のカームダウンボックスは導入せず、会場設備のパーテーションや空き部屋を活用して設置する計画です。

これは、次年度のイベントに向けた試みでもあり、今回の設置がきっかけとなって、イベントやカンファレンス会場におけるカームダウン・クールダウンスペースの普及が進むことを願っています。

設置場所に関しては、イベント当日、会場にて案内させていただきます。

IMPACT SHIFT 2025のカームダウンスペース導入に感覚過敏研究所が協力

「IMPACT SHIFT 2025」のカームダウン・クールダウンスペース設置の趣旨に賛同し、感覚過敏研究所所長・加藤路瑛が設営協力を行うとともに、イヤーマフやセンサリーバッグの貸し出しを実施します。

感覚過敏研究所のCalm Design Studio(カームデザインスタジオ)

感覚過敏研究所は「五感にやさしい空間づくり」を目指し、センサリールーム・スヌーズレン・カームダウンスペースの企画提案・アイテム販売を行っています。

日本で唯一のカームダウン・クールダウンスペース専門店を展開

詳細:https://kabin.life/service/calmdown/

スヌーズレンを採用したマルチセンサリールームのプロデュース・関連機材販売

詳細:https://kabin.life/snoezelen/

イベント概要

・日時:2025年3月1日(土)11:00~19:30(開場:10:30) 

   :2025年3月2日(日)11:00~17:00(開場:10:30)

・場所:東京スクエアガーデン5F・6F(東京コンベンションホール、City Lab Tokyo 等)

    〒104-0031 東京都中央区京橋3丁目1-1

・イベントHP:https://event2025.impactshift.jp/

・チケット:https://impactshift2025.peatix.com/

・プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000135708.html

感覚過敏研究所とは

感覚過敏研究所は感覚過敏の課題解決のために2020年1月に発足。感覚過敏の啓発活動、商品・サービスの企画・開発・販売、感覚過敏の研究を行っている。

https://kabin.life/

所長・加藤路瑛

2006年生まれ。2018年、12歳の時に起業し、株式会社クリスタルロードを設立。代表権が取れない年齢のため、親子起業スタイルで起業し、代表権のない取締役社長に就任。年齢、お金、病気、障害、性別、国籍、常識などを理由に「今」をあきらめない社会を作ることを目指し、さまざまな取り組みをしている。現在は感覚過敏研究所の事業に注力。

2021年6月、代表権を取得し代表取締役社長に就任。Forbes Japan 2023「世界を変える30歳未満」選出。IPA 2023年度未踏IT人材・育成発掘事業採択 未踏クリエイター。

SNS:https://x.com/crystalroad2006

著書

感覚過敏の僕が感じる世界(日本実業出版・2022年)
カビンくんとドンマちゃん 感覚過敏と感覚鈍麻の感じ方(ワニブックス・2023年)

株式会社クリスタルロード/感覚過敏研究所

株式会社クリスタルロード/感覚過敏研究所

感覚過敏研究所は感覚過敏の課題解決のために2020年1月に発足。感覚過敏の啓発活動、商品・サービスの企画・開発・販売、感覚過敏の研究を行っている。

https://kabin.life/

また、感覚過敏課題解決アパレルブランド「KANKAKU FACTORY」を展開している。

https://kankakufactory.com/

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会社概要

株式会社クリスタルロード

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URL
https://crystalroad.jp
業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区日本橋横山町6-14 日本橋DMビル5階
電話番号
-
代表者名
加藤路瑛
上場
未上場
資本金
2430万円
設立
2018年12月