リスク情報プラットフォーム（OPx）のオンラインサービスを開始

応用地質株式会社（本社：東京都千代田区／以下、応用地質）と、株式会社パスコ（本社：東京都目黒区／以下、パスコ）は、両社が構築したリスク情報プラットフォーム（以下、OPx）において、システムやデータなどをWebサイト上で手軽に注文できるオンラインサービスを、2023年3月22日より開始いたします。

• リスク情報プラットフォーム（OPx）とは

OPxは、両社が保有する地盤や地形、気象、大規模災害時の被災状況などのリスク情報（コンテンツ）を集積したプラットフォームです。両社が中核となりリスク情報の集積を行うほか、さまざまな専門コンテンツを保有する各分野のパートナー企業の参加も募り、サービスの拡充を図っています。
 

• オンラインサービスの概要

オンライン上で簡単にサービスの注文からサンプルを使用したデモンストレーションなどが行える登録会員専用のサービスです。

※   提供サービスの詳細や各コンテンツの提供元などは、OPxサイトにてご確認ください。
※   サービスによっては、個別見積対応になるものがあります。
※   初回注文時には、OPxサイトから会員登録をご依頼ください。

リスク情報プラットフォーム（OPx）Webサイト：https://www.opx.ne.jp/
 

• 注文可能なサービス

サービス一覧ページ
https://www.opx.ne.jp/orders/login

① API提供サービス
支持層深度、地下水位、地盤データ、活断層、液状化危険度、浸水実績、大規模災害時の被災状況写真、統計関連データなどの情報をお客様のシステムなどに提供する機能（API）を注文できるサービスです。

② レポート提供サービス
お客様が指定した地域の土地情報（用地選定、不動産市況）、自然災害リスク、斜面リスクなどのリスク情報レポートを注文できるサービスです。

③ データ／コンテンツ提供サービス
3次元都市モデルデータ、地図データ、衛星画像、航空写真、大規模災害時の被災状況写真、不動産情報など、お客様のシステムにご利用いただけるデータを注文できるサービスです。

④ システム提供サービス
OPxの参加企業が開発・販売するシステムを注文できるサービスです。
（システムの例）
・支持層深度の情報を提供する「支持層ケンサク」
・災害情報を一元管理する「ServiBers」
・防災気象情報配信システム「ERS災害アラート®-F」
・地震被害推定情報配信システム「ERS災害アラート®-Q」
など

上記のほか、一部地域の地図にOPxで提供する複数のデータを重ねたサンプル表示や、使い方のシミュレーション、データ内容の確認が可能です。

250m液状化危険度と浸水実績を表示した例
https://www.opx.ne.jp/map-page
※背景地図は地理院タイルを使用しています
 

• 参考

2021 年 3 月 22 日付　報道発表
応用地質とパスコがリスク情報プラットフォーム参画企業の募集を開始
～ 第１弾として「土地情報レポート」サービスの提供開始 ～
https://www.oyo.co.jp/oyocms_hq/wp-content/uploads/2021/03/20210322b_news-release_oyo.pdf
https://www.pasco.co.jp/press/2021/download/PPR20210322J.pdf