本田圭佑が発起人、育成年代の子どもたちを対象としたサッカー全国大会【4v4】2年目となる2024年シーズンの記者会見を開催。

U12カテゴリの新設、アジア大会構想を発表。

Now Do株式会社

2024年3月26日 15時51分

サッカー界の本田圭佑が代表取締役を務めるNow Do株式会社（本社：東京都新宿区）は、育成年代の子どもたちを対象としたサッカー全国大会【4v4】の2年目となる2024年シーズン（以下、‘24シーズン）について、2024年3月25日（月）に「埼玉スタジアム２〇〇２」（埼玉県さいたま市）で記者会見を開催しました。

大会初年度の振り返りに加えて、‘24シーズンの概要発表、本田圭佑の大会への想い、U12カテゴリの新設、アジア大会構想をお伝えしました。また会見後には、4月の開幕前のプレ大会として「4v4 NowDo × 埼玉スタジアム２〇〇２ CUP」を開催しました。

4v4公式Webサイト：https://4v4.jp/

【4v4】大会初年度の実績

Now Do株式会社取締役副社長鈴木良介より大会初年度の実績について説明いたしました。2023年8月に開幕した【4v4】は4ヶ月間で592大会が行われ、15,398人、1,318チームが参加しました。

‘24シーズンについて

【4v4】は「サッカーの世界大会を全ての子どもに」というミッションのもと、育成年代の子どもたちを対象にした4対4で行う新しいサッカー全国大会です。一度負けたら終了の大会ではなく、試合を通じて改善を続けながら何度も挑戦し、ランキング上位32位またはゴールドランク大会の優勝を目指します。選ばれた各カテゴリ48チームは、12月に行われるJAPAN CUPの出場権を得ることができます。

‘24シーズンのアップデート事項について説明をいたしました。

小学4年生相当のU10カテゴリに加え、U12カテゴリが新設され、小学6年生相当の選手まで参加可能となります。さらに、昨年度まで6人までとしていたメンバー登録が、1チームに7人まで登録可能となります（ただし大会にエントリーできるのは6人までとなりますのでご注意ください）。

競技ルールについては随時改善を行っておりますので、以下をご確認ください。

https://support.4v4.jp/hc/ja/articles/28820195022361

また、‘24シーズンのJAPAN CUPは12月24日（火）から26日（木）にかけて行われます。

24日・25日の2日間、ZOZOPARK HONDA FOOTBALL AREAにてファイナル進出をかけたグループステージが行われます。26日には、ファイナルを2024年春開業予定の大型多目的施設「（仮称）LaLa arena TOKYO-BAY」にて開催します。U10・U12は同会場・同日にて同時に開催予定です。

【4v4】発起人・本田圭佑が一年目を終えた手応え、今後の展望を語る

Now Do株式会社代表取締役であり大会発起人の本田圭佑から【4v4】初年度の手応え、今後の展望などについて説明しました。本田からは「昨年度いろいろなフィードバックがあったが、指導者がいないルール、考えてプレーさせるルール設計を親御さんから評価していただくなど、教育面で反響が大きかった」と、手応えを明かしました。

さらに、「アジア展開に今年から挑戦したい。2024年に各国で大会を開催し、2025年夏にアジアカップを開催したいと考えている。『全ての子どもに世界大会を』というミッションを大切にしているので、将来的にはW杯のような規模でこの大会を広げていきたい」と今後の構想についても明かしました。

その後行われた質疑応答では、本田へ記者から様々な質問が飛び交いました。

代表的なQ&Aは以下の通り

Q：「実際に昨年子どもたちと触れ合って感じたことは」

A：「地域によってレベルが偏っていることが第一印象。4v4に限らず、様々なスポーツで機会格差が幼少期の実力格差に繋がっているのではないか。昨年のベスト8~16時点で半分以上が東京チームだった。実際に優勝したチームはレベルが高く、ルール設計もあり、大人のレジェンドチームに勝つ可能性もあり対戦はとても面白かった。4v4に出場した子どもたちが日本代表になって欲しいと思うが、それ以上のビジョンを持ってこの大会を作っている。”考えてプレーすることの価値”を学んで欲しいと感じた」

Q：「昨年子ども達に経験させてあげられたこと」

A：「全国の順位をオンラインで全て見ることができる仕組みを作った。この年代で全国の同世代のライバルの情報を提供できる仕組みは他にないと思う。機会格差を減らすことにも繋がるのではないか」

Q：「”監督なしルール”を実践する子どもたちにアドバイスするとしたら」

A：「実際に子どもたちを見ていると、チームにリーダーは生まれていくと思う。リーダーに監督の代わりを担って欲しいのと、フラットな人間関係のなかで友達同士で勝つために戦術を練っていって欲しい」

Q：「U12の選手たちに期待すること・カテゴリの新設について」

A：「体格も変わるし、レベルがぐんと上がると思う。U12はすでに全国大会が存在するが、新たなショーケースとして、パワーやスピードではごまかせない競技特性を持つ、4v4ならではの立ち位置を作っていければと思う」

Q：「アジア大会はどのような大会にしたいか」

A：「この年代にアジア大会はないので、特別な大会にしたい。アジアから参加してくれる子ども達にとっても良い経験ができるのではないか。4v4ができる国、できない国もあると思うが、7~8カ国にアプローチを開始し、可能な範囲で開催することを目標に動いている」

プレ大会「4v4 NowDo × 埼玉スタジアム２〇〇２ CUP」を開催

U10、U12それぞれのカテゴリで開幕前のプレ大会として「4v4 NowDo × 埼玉スタジアム２〇〇２ CUP」を開催。全8チーム・38人が参加しました。開会式にて本田は子ども達へ「日本一になって僕のチームと戦いましょう」「大人と真剣勝負をしよう」と、想いを伝えました。両カテゴリともに、”考えてプレーする”子どもたちによる白熱した試合が繰り広げられました。