9割超が「Off-JTの見直しを検討」と回答。オンラインの活用が進む

新人・若手社員の「Off-JT」に関する調査結果

JMAM

株式会社日本能率協会マネジメントセンター(代表取締役社長:張 士洛、東京都中央区、以下JMAM[ジェイマム])は、「新人・若手社員のOff-JTに関するアンケート」(回答者:新人・若手社員の育成施策担当者1,000名、調査日2022年7月8日~15日)を実施しました。その結果、約85%が「Off-JTには課題がある」と考え「対面とオンラインとの併用」や「キャリア教育を取り入れる」といった改善策を検討していることがわかりました。
  • 主な調査結果
3割強の企業が「ハイブリッド型研修」を実施
「新人・若手社員にOff-JTを行っていますか」という質問では、新入社員に対して54.4%、2年目社員に対して52.0%、3年目社員に対しては45.0%の企業が、「Off-JTを行っている」と回答しました。具体的には「対面型の集合研修」(70.5%)を行っているという回答がもっとも多く、コロナ禍で一時的に減っていたこのスタイルが復活していることがわかります。一方、「対面とオンラインを組み合わせた研修」(33.2%)も3割強が行っていると回答。ハイブリッド型研修の存在感が高まっています。

Q. 現在新人・若手社員に、どのようなOff-JTを行っていますか。(複数回答)

「集合研修の良さを生かし切れていない」がOff-JTの課題のトップに!
Off-JTに課題があるか聞いたところ、約85%が「課題がある」と考えていることがわかりました<「部分的に課題がある」(58.7%)「全体的に課題がある」(26.0%)>。具体的な課題として挙がったのは、「集合研修の良さを生かし切れていない」(41.0%)。特にコロナ禍でオンライン研修の機会が増えたため、「集合研修ならではの体験価値を増やしたい」と考える人が多いことが予想されます。次に挙げられたのは、「職場での行動変容につなげられていない」(37.7%)。これは従来から定番の課題ですが、昨今の環境変化を踏まえ、「働き方の変化に適応した職場での行動変容とは何か」ということをまずは再考する必要があるでしょう。

Q.Off-JTにどのような課題があると感じていますか。(複数回答)

ハイブリッド型研修」の需要は高まる予想
Off-JTの課題に関して、「改善策を検討しているか」という質問には、9割超が「見直しを検討している」と回答しました。具体的な改善策を聞いてみると、1位に挙がったのは「コンテンツの見直しを行う」(41.1%)、次いで「『対面重視』だが、オンラインも活用」(35.7%)。これは、「全面的に『対面』に切り替える」「全面的に『オンライン』に切り替える」よりも高い結果となり、あらゆる学習形態を組み合わせながら、学び方や学ばせ方を効果的に変化させていくことが求められているといえます。また、「キャリアに関する教育を取り入れる」(26.5%)も上位に挙がったことから、自律的なキャリア形成を促したいという人事担当者の意図も見える結果となりました。

Q. Off-JTの見直しを検討していますか。

Q. Off-JTについて、どのような改善策を検討していますか。(複数回答)

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【アンケート概要】
調査形式:Webアンケート方式
調査時期:2022年7月8日~15日
調査対象:新入社員・若手社員の育成施策担当者1,000名


日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)
1942年創立の一般社団法人日本能率協会(JMA)から1991年に分社化し、創立。主な事業は、通信教育・研修・アセスメント・eラーニングを柱とした人材育成支援事業、『NOLTY』や『PAGEM』を代表とする手帳事業、ビジネス書籍の発行を中心とした出版事業。JMAMは、一人ひとりが成長することを通じて、自分らしい豊かな人生と幸せを感じられる社会をつくりたい。そのために、「思い描く未来」に向かって一歩踏み出す人のパートナーとして伴走することを目指します。

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人材開発専門誌「Learning Design
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会社概要

URL
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業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区日本橋2-7-1 東京日本橋タワー9階
電話番号
03-6362-4800
代表者名
張 士洛
上場
未上場
資本金
-
設立
1991年08月