コロナ禍以降「野菜を摂る頻度が増えた」45%。野菜を摂れている層でも「さらに増やしたい」61%。健康嗜好で高まる野菜摂取ニーズ。

~料理写真共有アプリ・スナップディッシュ発、生活者のお悩み&アイディア集「食卓体験ラボ」~

スナップディッシュ

料理写真共有アプリ「SnapDish」 (以下、スナップディッシュ)を運営するヴァズ株式会社(事業所:東京都武蔵野市、本店所在地:東京都練馬区、代表取締役:舟田 善)は、同アプリの利用者から「野菜の摂り方」について調査を実施しましたので、結果を以下にお知らせします。
  • 【食品カテゴリ別の変化】コロナ禍以降、45%が「野菜を摂る頻度が増えた」と回答。
 本調査では、記載の10カテゴリについて、コロナ禍以前(2020年2月以前)と比較した調査を行ったところ、「野菜」「発酵食品」「冷凍食品」は3割以上が「増えた」と回答、中でも「野菜」は45%、「発酵食品」は39%と割合が多く、コロナ禍での健康意識の高まりが家庭の食卓や毎日の買物に影響を与えていることを示す結果となりました。
 在宅ワークの増加や外食自粛などの影響で家庭での食事機会が増えたことなどから、全カテゴリ一様に「増えた」が20%台に上る一方で、「冷凍食品」「レトルト」「インスタント食品」などの簡便食品は、「減った」という回答も約20%にのぼる結果となりました。コロナ禍以降、変化があった回答者の中では、調理の時短・簡便化のために活用シーンが増えた層と、増えたおうち時間で手料理に時間が割けるようになり、簡便食品の活用シーンが減った層の二極化が見られると見ています。

  • 【野菜摂取状況】93%が「野菜」を「意識して取り入れている」一方で、42%は「野菜不足」を実感。
 「増えた」の回答が最多となった「野菜」についてさらに調査したところ、93%が「意識して普段の食事に野菜を取り入れている」一方で、摂りたい量の野菜を「摂れている」と実感がある人は58%にとどまり、42%が「野菜不足を感じている」という結果になりました。
 「野菜を意識的に取り入れていますか?」の回答別に集計したところ、「とても意識している人」の中では22%、「まぁ意識している」の中では55%、「どちらでもない」「あまり意識していない」「まったく意識していない」の回答者では70%以上が「野菜が不足している」と回答しました。
(※クロス集計グラフをご覧になりたい場合は、本ページ下よりお申込み下さい。) 

  • 【野菜の摂取意向】野菜を摂っている層でも「さらに増やしたい」61%。健康嗜好で高まる野菜ニーズ。
 「今後野菜を取る頻度を増やしたい」と回答した人の割合は約7割にのぼり、「野菜を意識的に取り入れていますか?」の回答別に集計すると、「十分摂れている」回答者の中での14%が、「だいたい摂れている」回答者の中でも61%が、「野菜を取る頻度をさらに増やしたい」と感じていることがわかりました。

 

 

  • 【野菜の調理法】生のまま、炒め物、煮物の3つが主流。製品では、45%が「カット野菜」も活用。
 野菜の摂り方については、「生のまま」「炒めた料理で」「煮た料理で」の回答がいずれも60%を越え、回答が集中しました。また、どのような野菜製品を使っているかについて聞いたところ、「まるごと野菜」が最多の90%、次に「カット野菜」が45%という結果でした。「まるごと野菜」を選ばなかった約1割の内訳を見てみると、ほぼ全員が「カット野菜」を利用しており、野菜製品を「まるごと野菜」から「カット野菜」に完全に置き換えている層も一部にはいることがわかりました。「まるごと野菜」「カット野菜」いずれも使っていない人は1%台にとどまり、ほぼ全員がどちらかを使っており他の野菜製品と併用しているという結果でした。

  • 野菜をもっと摂りたいと思っているのに、なかなか摂れない…その背景にあるお悩みを集めました。
 野菜の摂り方のお悩み・不満を聞いたところ、350近い声が集まりました。自由回答を悩みの内容別に分類したところ、下図のような分布となりました。カテゴリごとに代表的なコメントを一部抜粋します。

■レパートリーが少ない・マンネリ化してしまう(20%)
・お手軽な価格の野菜ばかりを買ってしまうので野菜の種類やメニューがワンパターンになってしまう事。 (愛知県 30-39歳 女性)
・レパートリーが増えない。仕事をしていて料理に時間がとれないのでいつも同じになってしまう。子供が食べる野菜、調理法が限られる。(神奈川県 40-49歳 女性)
・サラダで食べたい野菜が、ワンパターン。また、カットして保存すると日持ちしなくなる。丸ごと野菜を買うと幅をとり、野菜の種類が減ってします。(愛知県 40-49歳 女性)
・同じ野菜がたくさんあるためバリエーションに1番悩みます。大根にしても煮る焼く蒸す揚げるありますけど、ワンパターン化する事が多い。(佐賀県 40-49歳 女性)
・野菜ごとの調理方法が決まってしまいがち 。(東京都 40-49歳 男性)

■保存がうまくできない、傷ませてしまう(17%)
・一人暮らしなのでキャベツや白菜は1玉だと使い切れないが、切ったものを買うと足が早いので購入の際悩む。調理し慣れたものばかり買ってしまいがち。(埼玉県 30-39歳 女性)
・保存が難しく、すぐ傷んでしまう。 (東京都 50-59歳 女性)
・日持ち、作り置きの衛生面が心配。(東京都 30-39歳 女性)
・二人暮らしのため野菜が新鮮なうちに使い切ることが難しい。また農薬の使用も気になる。(広島県 20-29歳 女性)
・下処理をしてからの冷凍保存をしたいのですが知識が乏しいので教えていただきたいです。(神奈川県 50-59歳 女性)
・買い物の回数が減ったので、新鮮な野菜の保存に悩みます。(滋賀県 60-69歳 女性)
・新鮮な美味しい野菜を冷凍ではやっぱり味わい切れない。(大阪府 50-59歳 女性)

■下ごしらえや調理が面倒・手間がかかる(15%)
・キッチンのシンクが小さいため、ひろがって場所をとる葉物野菜(レタスやほうれん草など)が洗いにくく敬遠してしまう。本当はもっと食事にとりいれたい。 (東京都 30-39歳 女性)
・安いのでカットされてないものを買うことが多いけど、保存するための処理が少し面倒。(鹿児島県 30-39歳 女性)
・土つきの野菜を洗うのが、結構大変。美味しいから頑張ってるけど。(三重県 50-59歳 女性)
・2人暮らしなので、安さを求めると量も多くなったりして残りがちになったりします!あと、ほうれん草とかは、砂が多く水洗いがとてもめんどくさい!!とにかく、野菜を洗うのがめんどくさいな〜と思ってしまいます。笑(大阪府 20-29歳 女性)

■栄養バランスや効果的な摂り方(15%)
・茹でることで栄養がなくなる。炒める際についつい油を多く使ってしまう。(東京都 40-49歳 女性)
・簡単に取れる生だと体が冷える。味付けをしっかりしてしまうと塩分が気になる。(東京都 30-39歳 女性)
・いつも生野菜にドレッシングだったり、他の料理と一緒に味付けをするので野菜自体の味は分からなかったり、調理の幅がない。(北海道 20-29歳 男性)
・その野菜に合った調理法になっているか。メニューとしては定番であっても、栄養の吸収率としてはいいのか
迷う時があります。またベータカロテンなどビタミン豊富でも、では糖質は多いのかなど。バランスが難しいです。 (静岡県 50-59歳 女性)
・冷凍保存の野菜の調理で味が落ちる。(愛媛県 30-39歳 女性)
・キャベツや大根など大きな野菜は保存に困る。葉物ばかりでバランス良く摂れていない。 (北海道 20-29歳 女性)

■その他(調理方法がわからない・量を使い切れない・値段・フードロス・農薬)
・炒めると水分が出るので、上手に料理出来ない。 (北海道 40-49歳 女性)
・安くて丸ごと買っても、大根、白菜、キャベツなど、使い切るのに追われて疲れる。(大阪府 40-49歳 女性)
・価格の変動。旬の野菜をとるようにしているが、その時に天候条件によって価格が高騰したりすると野菜が取れないので困る。(兵庫県 50-59歳 女性)
・いろんな栄養を取りたいが、野菜ミックス以外で摂ろうとすると値段が張る。(東京都 20-29歳 女性)
・捨てるところのない食べ方や、食味の良くないと感じるところもおいしいよ、たべられるよ。という食育のような、意識付けから周知があると良い。野菜くずを捨てる罪悪感、生ゴミもなくなったら、もっとみんなが摂取することに繋がると思います。(茨城県 40-49歳 女性)
・農薬が気になるので、農薬の除去方法が知りたい。(大分県 50-59歳 男性)
・大容量の品物や安いからと言って、つい買いすぎてしまう。食品ロスが多くなるのでなんとかしたい。 (北海道 50-59歳 女性)
・農薬がどの程度使われているのかわからないので皮を使うことが出来ない。(神奈川県 40-49歳 女性)
 
  • 300超の、野菜を美味しく上手に取り入れるためのアイディアが集結。
 イチオシの野菜や、おすすめの食べ方・工夫を募ったところ、300以上の声が寄せられました。回答を調理方法やポイントでカテゴリ分けすると下図のような分布となりました。生野菜はとりいれ方でも多かった一方で、「スープ・汁物」のアイディアが多数上がりました。

(アイディアの声、一部抜粋)
・レンジを含め、調理法を色々変えると同じ野菜でも違う魅力があることに気がつく。トマトはジャムにしても美味しい。(茨城県 30-39歳 女性)
・キャベツは 炒めもの、生のサラダ、茹で野菜サラダ、スープ、ロールキャベツ、メンチカツ、などいろんな料理に対応できるので常に常備してあります。(岐阜県 40-49歳 女性)
・キャベツや玉ねぎを電子レンジで蒸してからスープや炒め物にすると時短で調理できる上に野菜の甘さがまして美味しくいただけます。また熱を加える時間が短くなるので栄養減も防げるのではと思っています。 (埼玉県 50-59歳 女性)
・微塵切りした人参と塩少々、ご飯と一緒に炊くと子供達が食べてくれます。(北海道 40-49歳 女性)
・食べ方。スパイスを使ったインドカレーは植物性の素材だけでもおいしくできるので、肉を避けている野菜好きにおすすめ。良い油とおいしい野菜を選ぶことが大事みたいです。 (東京都 30-39歳 女性)
 
  • ご希望の方には、調査結果データを公開致します。
集計データ、フリーアンサー全文に回答者属性を付けたドキュメントを無料でご提供しております。以下ページ下部のフォームよりお申し込み下さい。
http://vuzz.com/20210323/
※野菜摂取量の実感の理由、今後の野菜摂取意向の理由、野菜を摂る際の悩みや不満、イチオシの野菜やおすすめの食べ方の回答(フリーアンサー)には、在住都道府県、年代、性別、就労状況、世帯の成人数、世帯の子ども数等の属性を併記しております。

■SnapDishでの「野菜」に関連した料理投稿一覧はこちら
https://snapdish.co/search/%E9%87%8E%E8%8F%9C?rank=-timestamp

■「SnapDishみんなの食卓体験ラボ」とは?
SnapDishが、生活者の自発的な声や工夫を集めて共有することで、「生活者の食卓体験向上」を目指すラボラトリーです。
過去の調査結果はこちら → ​http://vuzz.com/lab2019

■調査概要
調査方法:SnapDish登録ユーザーにメールにて「みんなの声大募集♪野菜の摂り方編」として回答を募集
回答期間:2021年3月3日~2021年3月10日
回答者数:524名

 

  • 「SnapDish」/ ヴァズ株式会社について

「SnapDish」(スナップディッシュ)は、料理写真専用の投稿アプリ。2,300万を超えるユーザーからの料理投稿データを解析し「美味しそう」をスコア判定する「AI料理カメラ」を搭載。運営者であるヴァズ株式会社では、これらの料理に特化したコミュニケーションプラットフォームやビッグデータを活用し、食に関するマーケティング支援を行っています。
-SnapDish: https://snapdish.co/
-ヴァズ株式会社:http://vuzz.com/

■お問い合わせ先
ヴァズ株式会社 広報担当:落井(おちい)
電話/FAX 0422-24-6341(土日祝を除く9時~18時)
e-mail business@vuzz.com

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会社概要

スナップディッシュ株式会社

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URL
https://corp.snapdish.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都武蔵野市御殿山1-5-6 NEST 403
電話番号
0422-24-6341
代表者名
舟田善
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2011年05月