常識が変わる 人生100年時代の「新・シニア像」
- シニア女性のコミュニティ調査から見えてきたキーワード -
株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント(所在地:東京都新宿区、代表取締役:松田 武久)は、2012年12月から、シニアのリアルな姿を知ることを目的に、自然な会話を聞く企画を毎月実施しており、2019年6月13日に累計100回目を迎えました。100回分の会話を振返り、見えてきた3つのキーワードを発表します。
この企画は「iDOBATA KAIGI」と題し、多面的な視点から、より深いインサイトを獲得することを目的に運営しています。毎回65~74歳の女性5名に集まっていただき、お茶を飲みながら、リラックスした雰囲気の中で、さまざまな話題で2時間ほど自由にお話しいただいています。一度限りのグループインタビューではなく、同じ参加者を集めて継続的に実施しているため、コミュニティが構築され、日常を切りとったような何気ない会話が可能になり、参加者のホンネを引き出すことができます。
企業様に“気づきの場”として無料見学をしていただいており、100回の開催で延べ610社978名の方にご参加いただきました。
この企画は「iDOBATA KAIGI」と題し、多面的な視点から、より深いインサイトを獲得することを目的に運営しています。毎回65~74歳の女性5名に集まっていただき、お茶を飲みながら、リラックスした雰囲気の中で、さまざまな話題で2時間ほど自由にお話しいただいています。一度限りのグループインタビューではなく、同じ参加者を集めて継続的に実施しているため、コミュニティが構築され、日常を切りとったような何気ない会話が可能になり、参加者のホンネを引き出すことができます。
企業様に“気づきの場”として無料見学をしていただいており、100回の開催で延べ610社978名の方にご参加いただきました。
■調査から見えてきた3つのキーワード
- 自分たちはシニアじゃない
- 「健康」とは“老い”と向き合い現状を維持すること
- 夫とは近づき過ぎず、遠ざけ過ぎず
■R&D's View
- 令和時代のシニア像とは
■コミュニティマネージャー(堀 好伸)からの提言
- 人生100年時代「シニア」の再定義
2017年に政府は「人生100年時代構想会議」を立ち上げ、長寿時代にふさわしい生き方についての提言を試みていますが、悠々自適とはいかず、行く先に不安を持ちながら生きていくことを想像する人が多いのではないでしょうか。
私がシニアのリアルなコミュニティ「iDOBATA KAIGI」の運営をはじめた2012年は、2007年に続く団塊の世代の大量退職を迎える年で、第2次シニアブームが到来し、市場では高齢者需要(老人=弱者)に代わり「アクティブシニア」という存在が注目され始めた時期でした。シニアに対する定義は、この頃から変化しています。
- 「シニア扱い」「“若くあれ”の押しつけ」を拒むシニアたち
シニアは老化を最も恐れていますが、シニア向け商品の多くは老化に対する「恐怖心」を煽ったり、「無理な若さ」を押しつけたりすることによって、当事者のシニアに拒否反応を起こさせ、あえて避けられているところがあるのではないでしょうか。
「人生100年時代」に大切なことは、世代間格差なく、全ての世代がアクティブな生活を送ることのできる社会を実現することです。様々な人たちが、それぞれにとってのアクティブな生活をする社会が「人生100年時代」の希望につながっていくのではないでしょうか。
■コミュニティマネージャー 堀 好伸 紹介
【プロフィール】
日々の生活者との対話から共創コミュニティのデザイン・運営や、企業の戦略マーケティング業務に携わる。
著書に「若者はなぜモノを買わないのか-シミュレーション消費という落とし穴」(青春出版社)。
※参考データ
(図1) 何才をシニアだと思うか (株)リサーチ・アンド・ディベロプメント調査結果
(図2) 2010/2040年の都道府県別高齢者人口 総務省「国勢調査」、国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」より作成
※iDOBATA KAIGIメンバーは首都圏シニアですが、今後ボリュームが増えるのは都会のシニアです。(図2)
※今回ご紹介している「iDOBATA KAIGI」の詳細は、弊社ホームページ https://www.rad.co.jp/service/idobatakaigi/ をご覧ください。
無料見学会のお申込みは随時承っております。
■参考データグラフ
■調査設計■
調査目的 : 65~74歳女性の暮らしの実態把握
調査手法 : コミュニティ・ソリューション・アプローチ(コミュニティの運営)
調査対象者: 首都圏在住の65~74才女性
サンプル数: 登録メンバー20名 インタビューにはその中から毎回5名参加
調査実施日: 2012年12月から毎月1回~2回のペースで実施
※iDOBATA KAIGIは、株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメントの登録商標です。
■会社概要■
会社名: 株式会社リサーチ・アンド・ディベロプメント
所在地: 〒163-1424 東京都新宿区西新宿3-20-2
代表者: 代表取締役社長 松田 武久
資本金: 30,000千円
設立 : 1968年1月17日
URL: https://www.rad.co.jp
事業内容:マーケティング・リサーチの企画設計、実施及びコンサルテーション
経営・マーケティング活動の評価及びコンサルテーション
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<例>「(株)リサーチ・アンド・ディベロプメントが実施した調査によると・・・」
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