学生たちがAIを使った都市交通ソリューションの開発に取り組む
オーチスが開催する国際プレゼンテーション・コンテスト Made to Move Communities™ で学生が人工知能を使った持続可能でインクルーシブなモビリティ・ソリューションの実現に挑む
人工知能が、複雑な課題を解決するスピード、精度、規模に革命を起こしています。これから数カ月かけて、世界の15以上の国と地域を代表する生徒250人以上が、Made to Move Communities(メイド・トゥ・ムーブ・コミュニティズ)プレゼンテーション・コンテストに参加し、AIを活用して都市のモビリティを改善する画期的な方法を提案します。エレベーターやエスカレーターの製造、据付、保守を行う世界のリーディングカンパニーであるオーチス (NYSE: OTIS) の社員が、ボランティアとして学生を指導します。
オーチスのシニアバイスプレジデント兼チーフ・コミュニケーションズ・オフィサーのランディ、タンゲイ(Randi Tanguay)は、「次世代のイノベーションにより、AIを活用してすべての人がもっと効率的に都市を移動できるようになると信じています。今の学生は、AI技術の成熟を目の当たりにし成長しています。AIに積極的に関わり、これを有効に活用するためのスキルを急速に身につけつつあります。彼らに備わった好奇心や想像力と、オーチスのボランティアがメンターとして与えるアドバイスがひとつになった時、どういったソリューションが生まれるのか、とても楽しみです」と述べます。
■なぜ AIなのか
世界銀行によると、現在、世界人口の 56%以上 が都市に居住し、2050年までにその割合は 70%近くに達する と予想されます。急激な都市化と世界人口の増大が都市インフラを圧迫し、渋滞や汚染の悪化、公共交通機関の不足を招く恐れがあります。サービスが不十分な地域や障がいがある方には、こうした課題がさらに深刻になると考えられます。
オーチスのシニアバイスプレジデント兼チーフ・テクノロジー・オフィサーであるエジル・ナンジャパン(Ezhil Nanjappan)は、「AIは既に交通を変化させています。AIは自動運転車を実現し、交通の流れを制御し、ドローンが荷物や医薬品を必要な人に運べるよう支援しています。AI革命の入口に立つ今、この変革的な技術をMade to Move Communities プログラムに導入し、若い世代にSTEM知識の獲得を促しつつ、現在と未来のモビリティの課題に対するソリューションを考案できることを嬉しく思います」と述べます。
■大会史上初 – グローバルチャンピオンを選出
2020年の発足以来、750人以上の学生と数百人のオーチスの社員が、年1回開催される国際プレゼンテーション・コンテストMade to Move Communities に参加してきました。このコンテストは、STEMに対する生涯続く関心を育てながら、都市のモビリティ課題を解決することを目指しています。オーチスは参加校に対し、STEM学習を推進するため100万ドル近い助成金を提供してきました。
これまでは地域別にコンテストを開催し、各地域の優勝チームを選出してきました。今年は初めて、4つの地域の優勝チームが決勝戦で対決し、グローバルチャンピオンを決定します。決勝戦に出場するチームは、自分たちが考案したソリューションを、ローカルな課題だけでなくグローバルな課題の解決にも活用できることを示さねばなりません。グローバルチャンピオンに輝いた学校には、別途 助成金が授与されます。
Made to Move Communities と今年のテーマについて、詳しくは以下の動画をご覧ください。
また詳しくは otis.com/mtmc をご覧ください。参加する学生チームの最新情報については、オーチスをフォローしてください。
■オーチスについて
オーチスは、より高く、より速く、よりスマートな世界で、人々がつながり、豊かになる自由を提供します。オーチスは、エレベーターとエスカレーターの製造、据付、保守、改修を行う世界的リーディングカンパニーです。世界中で業界最多となる約230万台のエレベーターとエスカレーターをメンテナンスし、毎日約23億人がオーチスの製品を利用しています。世界各地の代表的な建築物に加え、居住・商業施設や交通施設など、「人の移動」が関わる様々な場所にオーチスの製品は設置されています。米国コネチカット州に本社を置き、約4.2万人のフィールドプロフェッショナルを含む7.1万人の社員を通じて、200を超える国と地域のお客様と利用者様の多様なニーズに応えています。詳しくは、www.otis.comをご参照ください。また、LinkedIn、Instagram、Facebookでオーチスをフォローしてください。
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