FromプラネットVol.127<チョコレートに関する意識調査>
バレンタインにチョコをもらったら、配偶者の次にうれしい相手とは?
~男性も日常的に食べているチョコレート、バレンタインチョコを買う男性も~
~男性も日常的に食べているチョコレート、バレンタインチョコを買う男性も~
国内1,300社超が利用する日用品流通の情報基盤を運営する株式会社プラネット (所在地:東京都港区、代表取締役社長:田上正勝)は消費財や暮らしにまつわるトピックスをお届けする 『Fromプラネット』 の第127号として、チョコレートに関する意識調査の結果をご紹介します。未掲載のデータもご提供できますのでお気軽にお問い合わせください。
- バレンタインにチョコレートを買う男性、4年前より倍増
はじめに、2020年のバレンタインにチョコレートを買う予定があるかを聞きました(表1)。すると、女性では「ある」が半数。これに対して、本来ならもらう立場にあるはずの男性でも1割強に。年代別に見ると、男性は20代・30代で特に高く、30代では約2割に達しています。2016年の『Fromプラネット』Vol.31で「バレンタインにチョコレートなどをあげる予定があるか」と聞いた質問に対し、「あげる予定」と答えた男性は5%以下。今回とは質問内容が少し違うため単純に比較はできませんが、バレンタインにチョコレートを買う男性はこの4年で2倍以上に増えています。
- 配偶者に、次いで自分に
- チョコをもらったら配偶者の次にうれしい相手…男性は異性の友人、女性は?
バレンタインのチョコレートの購入場所も聞きました(表4)。2016年の調査結果と比べて実店舗の「百貨店」「ショッピングセンター」「スーパー」が上位を占めている点で変化はありません。注目したいのは、インターネットでの購入。2016年の調査では、選択肢が「インターネット通販」の1項目だけで、2割弱。それが今回は、4位に「洋菓子・チョコレートメーカーのオンラインショップ」、6位に「ネットショップ」が入り、ほかに「百貨店のオンラインショップ」を利用する人もいます。複数回答できるので数値は合計できませんが、インターネットショッピングのチャネルが増え、さらに定着してきたようです。
- 女性で2割、男性でも1割がチョコレートを「ほぼ毎日」食べる
性年代別では、男女ともに年代につれて頻度も高くなっています。若い人のほうが低いのは、チョコ以外のお菓子やスイーツにも詳しく、ほかのものを食べているのかもしれません。“週に1回以上”が最も高いのは女性の50代・60代。「ほぼ毎日」も女性の50代でピークになり、4人に1人近くが食べています。50代女性なら、よく食べている心あたりがありそうです。
- 「健康にいいから」食べる高齢層、20代で「食事代わり」も1割超
性年代別では、特に女性で年代による違いが顕著です。「チョコレートが好きだから」と「おやつ、小腹が空いたとき」が、女性の20代・30代で特に高くなっています。また、「軽い食事代わりに」が男女ともに若年層ほど高く、特に男性の20代・30代では15%を超えています。チョコレートで食事を済ませる若者が多いのは気になります。
一方、「気分転換・休憩のため」「リラックスできるから」が、女性の30代以上で高くなっていました。また、「カカオ・ポリフェノールが健康にいいから」は男女ともに60代以上で特に高くなり、女性の70代以上では約4割に達しています。近年はチョコレートの健康効果が注目されていますが、高齢層ほど体のために食べる人が多いようです。
- ミルク、ビター、高カカオ…ふだん食べるチョコレートのランキングは…?
性年代によっても違いがあるようです。男女ともに、年代が低いほうが高いのが「ミルクチョコレート」と「ホワイトチョコレート」。「アーモンド・ナッツ入りチョコレート」は50代以上に人気です。「洋酒入りチョコレート」は60代以上で好まれ、特に女性では2割を超えています。男女差の大きい「生チョコ・トリュフ系」は、女性の特に若年層で高くなっていました。
- ワクワクする季節…バレンタイン&チョコレートにまつわるエピソード
【バレンタインの楽しみ】 ● バレンタインが近くなると、田舎でもおしゃれな有名店やブランドのチョコレートが容易に購入できる場が設けられるので、特に贈る予定はなくてもついつい売場に足が向きます。ワクワクする季節です。(女性・30代) ● バレンタインに手作りしているチョコレートブラウニーがありますが、しっかりクーベルチュールチョコレートを使い、干柿など一風変わった工夫をしているので多くのあげる人に喜んでもらっています。(男性・20代) 【年齢とともに…変わるバレンタイン】 ● 8年ぐらい毎年、配偶者に手作りチョコを渡しています。そろそろ百貨店のチョコにして、一緒に食べたいな…と伝えたら「もうそんな気持ちか」と言われてしまいました。これからも手作りし続けます!!(女性・20代) ● バレンタインには娘とふたりで、夫と息子に毎年チョコレート菓子を作ります。(女性・40代) ● 去年、高校3年生の娘のバレンタイン用に、ガトーショコラを100個つくりました。チョコ、5キロ使いました。娘は学年末テストの直前で、ラッピングまで全部私がやりました。好評でしたが…。(女性・50代) ● バレンタインはチョコも贈るが、久しぶりに友人たちと会うことのほうに重点を置いている。(女性・70代以上) 【チョコレート大好き】 ● チョコレートが好きで、目新しい商品が出たらすぐに買う。最近はいろいろなチョコが出ているので、体調、気分によって買う商品を変えている。チョコを選ぶのがすごく楽しい。(女性・50代) ● 一日17枚の板チョコを食べたプチ伝説がある。(男性・30代) ● チョコレートは食べ始めると止まらなくなり一袋を一気に食べてしまいます。(男性・40代) 【こだわりの食べ方、おすすめの食べ方】 ● チョコは冷蔵庫で冷やして食べるのが好きです。外出時はポーチに保冷剤と入れて持ち歩きます。(女性・40代) ● 食パンに粒チョコを2~3個のせトースターでチンした後、のばしていただく。孫に大好評です。(女性・60代) ● 冬は、ホットウイスキーとチョコレートの組み合わせが大好き。(男性・60代) 【健康のために】 ● 乳酸菌入りのチョコは毎日食べます。腸活のために。(女性・50代) ● 健康オタクの94歳の母が高カカオのチョコレートを毎日4粒、3年間も食べ続けています。まだまだ長生きしたいそうです。(女性・70代以上) |
調査機関:株式会社プラネットによる調査企画をもとに、株式会社ネオマーケティングにて「チョコレート」に関する意識調査を実施。
期間:2020年1月10日~14日、インターネットで4,000人から回答を得ています。
2016年の調査結果:ネットリサーチ「DIMSDRIVE」実施のアンケート「バレンタイン」(2016年1月8日〜18日、4,148人が回答)より。
株式会社プラネットとは https://www.planet-van.co.jp/
メーカー、卸売業、小売業がサプライチェーンとして連携し、生活者へのサービス向上を目指して進化を続ける日本の消費財流通を、情報インフラ運営で支えている上場企業(証券コード2391)です。
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