2025年日本国際博覧会にて「分身GENCHI 」の展示を行いました。同時に複数の実証実験を実施!11月17日、18日には、大阪市内(QUINTBRIDGE)で再展示します!

2025年日本国際博覧会では1万人を超える来場者に未来型移動・体験プラットフォーム「分身GENCHI」「遠隔操作型ロボット」を体験頂きました。同時に複数の実証実験を実施しました。再展示予定も告知します

toraru

「世界の格差解消」をミッションに掲げる株式会社toraru(代表取締役 西口 潤)は、2025年日本国際博覧会(EXPO 2025 大阪・関西万博)にて「分身GENCHI」(以下「GENCHI」)の出展が完了したことを報告致します。

 出展期間中には1万人超えの来場者に「GENCHI」で疑似テレポーテションを体験頂き、同時に5系統の実証実験を行いました。ご来場いただいた皆様、大阪商工会議所はじめ関係各社の皆様に、深く御礼申し上げます。

toraruの出展ブース(「リトル・トーキョー(米・ロサンゼルス)」にログインした時の様子です)

名称:「Series A:セクション~輝く未来社会の創り手ここにあり~」(主催:大阪商工会議所)

会期:2025年8月12日(火)〜18日(月)

会場:大阪ヘルスケアパビリオン

■ 出展、及び実証実験内容

1. 「GENCHI」距離を超えた現場体験とイマーシブコマースをリアルタイムに!

万博会場から「浅草(東京)」へログイン

大阪の万博会場から、コマンドボタンやマイク(音声機能)を通して、現地にいるスマートフォンを持ったギグワーカー(あなたの分身)に指示依頼をし、来場者(依頼者)主体のイマーシブコマース含む現場体験をいただきました。万博会場(大阪)に居ながら、各地を散策、小売店で商品等を購入、お参りをするなど、「GENCHI」体験を楽しんで頂きました。

自動販売機でドリンクを購入する様子
子供に現地の状況を教える大人

2. ロサンゼルスから日本の万博会場へログイン!

約9,000km離れた場所で、万博会場に来場している人に声をかけてリアルタイムに国際交流

出展期間中に、ロサンゼルス在住の依頼者が「GENCHI」を通して大阪万博会場にログイン、自らの顔を出しての万博会場への出現を果たし、その状態で実証実験を行いました。
まず万博会場内のフードコートで日本のアレルギー表示を不思議そうに見た依頼者は、そこから自ら声をかけて出展者、会場スタッフ、来場客と複数の人と交流していました。

依頼者からは「自分で実際の大阪万博を体験出来ることに、GENCHIの価値がある」と、日本への新しい発見を求めるエンターテイメントとして楽しんで体験を頂きました。会場の来場者も「ロサンゼルスの人と話すのは初めて」と言われる方もいらっしゃるなど、子供から大人まで、簡単な英語で楽しそうに国際交流されていました。

万博会場の来場者の子供たちと交流する、ロサンゼルス在住のA氏

3. 万博会場から米・ロサンゼルスにログイン!

リトル・トーキョー(米・ロサンゼルスの日本人街)の壁画付近にログイン、歓声が上がりました。

時差の関係上、日本の午前中はロサンゼルス現地では夕方、様々な人種が歩く現地ロサンゼルスに会場では驚きながらも、交流する、高野山の米国別院に行く、現地で日本にない商品をみて、メニューの金額に驚くなどの体験が可能となっており、万博会場に来場者の体はありながら、約9,000kmも離れたロサンゼルスを体験できることで好評を得ました。

万博会場からは、人生で初めて、海外(ロサンゼルス)を体験したとの声もあがった。

4. 遠隔操作ロボット「IVY」を介して万博会場に出現!

遠隔操作ロボットIVY(アイビー)の試験運用!

遠隔操作ロボットIVY(アイビー)を動作させて万博会場内で試験運用しました。IVY(アイビー)は、あなたの分身となって、希望地での目的達成を行うことができる現地リソースの内の一つです。

将来的なGENCHIプラットフォームにおけるリファレンスモデルとして、試作・開発しております。
オフィスなど特定の場所において、希望の場所に赴き、希望の仕事を手で実行できる遠隔操作ロボットのプラットフォームへの組み込みを目指しています。

依頼者の顔が頭部に投影され、ロボットを経由して会話が可能。
来場者がIVY(遠隔操作者)と会話している様子
会場から「あなたはどこにいらっしゃるのですか?もしかして、この顔はAI?それとも、このロボットの中に入っていますか?」などという、ロボットへの問いかけもありました。

5. 新GENCHIとなるイマーシブコマースの実証実験!

新GENCHIとなるイマーシブコマースの実証実験を実施

現在、東京都の支援を受け、訪日したい外国人向けに、購入出来て世界の各地に送れる新GENCHIを構築中です。来場者の協力のもと、万博会場において実証実験しました。画面上に映っている購入したい商品をクリックして、コマンドボタンの買うボタンを押下、決済は画像送信により、現地の言葉を発せずに購入・入手できる仕組みにより、購入し、会員カードの設定住所までの商品送付までを実施しました。

アニメショップで商品を選ぶ来場者親子

来場者の反応

「分身GENCHI」をどのような使い方をしたいか、来場者にヒアリングさせていただきました。

・「体験格差の解消」

「親の収入により海外旅行に行くチャンスがある人とそうでない人がいる。その経験は、「自分が将来何したいか」に影響する。学校では出来ない体験など、教育場面で活用の可能性があると思う。」

「遠方の家族に会いに行く」

「遠方のおばあちゃんや子供が住んでる生活圏をこれで見て回りたい。”家からコンビニまでこんな遠いんだ”、”コンビニでたむろしている人たちがいる”、”ごみいっぱい落ちてる”など治安を確認したい。」

「思い出の場所に行く」

「昔行った思い出の蕎麦屋(浅草)に行きたい」という夢を叶え、蕎麦屋の前で画面越しに写真を撮っていた方もいらっしゃいました。「時間がなくてなかなか行けない九州の鬼の洗濯板(観光地)に行きたい」とも話していました。

■働き手(ギグワーカー)の反応

期間中、現地ギグワーカーとして働いた方から「ワーカーのやりがい」に関する声もありました。

「依頼者の人が良い反応をしてくれた音声が聞こえた時にやりがいを感じる。例えば、お店にいる時に依頼者が希望する場所を映した時に「ありがとう」と言われるのが嬉しかった。お互いのバックグラウンドに関する会話を出来て、異文化交流もできた」(ロサンゼルス対応 20代・女性)

「GENCHI」を通して、実際に”現地にいる人とコミュニケーションを取って相手を知ること”、実際の”本当の今をリアルタイムで知ること”。相互理解の促進は、私たちのミッション「世界の格差解消」につながります。

■株式会社toraruと今後の展開

ミッション:「世界の格差解消」

ビジョン:「誰もが自由に移動し、自分らしくいられる、格差の無い世界の実現」

分身移動プラットフォームサービス「GENCHI(ゲンチ)」の開発・運営を行うスタートアップです。場所にとらわれず、誰もが希望地にログインしそこでも目的達成を可能にします。将来的には、人間拡張の技術を応用して五感すべての共有を実現します。「GENCHI」による移動のリアリティを、さらに向上させることで、すべての場所が隣にあるように行き来できる世界をつくり、相互理解を促進させ偏見や違い(ルーツや言語)を超えた社会の実現、誰もが目的を達成できる自由な世界の実現を目指します。今後、初期フェーズでは、海外在住の訪日を希望する外国人ビジネス客向けに向けた展開を進めて参ります。

毎日放送(MBS) toraru 紹介動画(約8分)

https://www.youtube.com/watch?v=5KLcTTO6oh4

再展示日程!2025年11月17日、18日にはQUINTBRIDGE(大阪市都島区)

【万博場外展示】リボーンチャレンジ・ショーケース in QUINTBRIDGE | QUINTBRIDGE

|開催概要

■開催日時
・2025年11月17日(月)13:00~20:00 
 ※11/17は18:00より出展企業によるピッチ(デモデイ)を予定しております。
・2025年11月18日(火) 9:00~17:00

■開催場所 QUINTBRIDGE(大阪市都島区東野田町4-15-82)

■料金 無料

株式会社 toraru

株式会社 toraru

株式会社toraru 広報担当:入谷
電話:08051229331
メールアドレス:megumi@toraru.co.jp
Webサイト:https://www.toraru.me/

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会社概要

株式会社toraru

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URL
https://toraru.co.jp
業種
情報通信
本社所在地
兵庫県神戸市中央区浪花町56 KIP内
電話番号
06-7166-3634
代表者名
西口 潤
上場
未上場
資本金
1850万円
設立
2018年04月