株式会社Scalar、Kong株式会社とパートナーシップ契約を締結

〜AI駆動による内製化支援サービスを先行提供開始、API基盤と分散データ基盤の融合で開発の内製化を加速〜

株式会社Scalar

株式会社Scalar(本社:東京都新宿区、代表取締役CEO:深津 航、代表取締役CTO:山田 浩之、以下「Scalar」)は、APIマネジメントプラットフォームのリーディングカンパニーであるKong株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:有泉 大樹、以下「Kong」)と、パートナーシップ契約を締結したことをお知らせいたします。

本パートナーシップにより、ScalarはKong製品の再販パートナーとして、API戦略と先進的なデータ基盤の統合によって企業のDX推進を加速させます。また、本提携に合わせ、AIを活用してマイクロサービスによるAPI基盤の内製化を支援する新サービス「AI駆動開発による内製化支援サービス」の提供を開始いたします。

背景と目的

2025年後半以降、AIエージェントの実用化が急速に進み、システム間連携の標準プロトコルとしてMCP(Model Context Protocol)への注目が高まっています。こうした潮流の中で、企業には「外部AIサービスとの接続基盤の整備」と「開発体制の内製化による迅速な対応力の獲得」という2つのニーズが生まれています。

一方、企業のデジタル変革においてマイクロサービス化は不可欠ですが、そこには「API通信の複雑化」と「データの分断」という技術的課題が存在します。AIエージェントがシステムと連携する際の入り口となるAPIマネジメントレイヤーの重要性は、かつてなく高まっています。

APIによる「接続性(Connectivity)」を担うKongと、その背後にあるデータの「整合性(Integrity)」を担うScalarの技術は、いわばシステムの両輪の関係にあります。Scalarはこれまで、複数・異種のデータベースを仮想的に統合するUniversal HTAPエンジン「ScalarDB」や、データの真正性の課題を解決するデータ改ざん検知ソフトウェア「ScalarDL」を通じ、データの信頼性を支える基盤を提供してきました。

今回の提携により、世界的に採用されているKongのAPIマネジメント技術と自社のデータ基盤技術を融合させることで、AI時代のDX推進に不可欠な「APIおよびMCPを通じたAIエージェント連携」の包括的なサポートを実現します。

パートナーシップにより提供する価値

本パートナーシップにより、KongとScalarは、APIとデータを中核とした技術基盤の整備から、AI活用を見据えた接続基盤の構築、さらにそれらを支える内製開発人材の育成まで、企業のDXを多面的に支援します。具体的な価値は下記の通りです。

  • APIとデータの統合基盤によるDX推進

    • KongのAPIマネジメントと、Scalarの分散データプラットフォームを組み合わせることで、企業は安全かつスケーラブルなAPI基盤と信頼性の高いデータ管理基盤を同時に構築できます。

  • AI時代のコネクティビティの実現

    • AIエージェントの裏側では、複数のサービス/データソースをリアルタイムに結びつけるAPIや接続技術が必須です。KongとScalarは、AI時代のコネクティビティ基盤として、API連携とデータ信頼性を包括的にサポートします。

  • 内製開発人材の育成支援

    • Scalarは本契約に合わせて、新たに内製開発人材育成サービスの提供を開始します。本サービスでは、開発者がKongの技術とプラットフォームを学習し、企業内でKongを主体的に活用できる技術者の育成を支援します。これにより、API戦略の内製化と継続的な技術力強化が実現されます。


新サービス「AI駆動開発による内製化支援サービス」について

本サービスは、お客様企業の開発者が、マイクロサービスによるAPI基盤を自ら設計・運用できるスキルを習得するための人材育成と、その実践を通じた基盤構築を支援するプログラムです。Scalarが培ってきた分散システムおよびデータ基盤の知見をもとに、ScalarDB、Kong、GitLabを組み合わせたAI駆動開発のフレームワークを実践的に学習します。

技術的な特徴は、AIエージェントによる既存システムの自動解析、ScalarDBによる分散トランザクション管理、そしてKongによるAPIマネジメントの統合にあります。マイクロサービス化においては、「異種データベース間のトランザクション整合性」と「APIの乱立によるセキュリティ・運用の複雑化」が技術的障壁となります。前者をScalarDBが、後者をKongが解決し、両者を組み合わせることで、受講者は煩雑なインフラ層を意識することなくビジネスロジックの実装に集中できます。

受講者は自社の既存システムを題材に、AIエージェントを活用したシステム解析からAPI構築、Kongによる運用設計までを、GitLabによるコード管理のもとで一貫して体験します。本サービスは現在試験的な提供を開始しており、すでに第一号顧客が参画しています。

各社代表からのコメント

Kong株式会社 代表取締役社長 有泉 大樹 氏

「Scalar様とのパートナーシップは、Kongが掲げるAPIファーストのビジョンをさらなる高みに引き上げます。特にAI時代において、APIや接続基盤の重要性は一段と増しています。Scalar様の先進的なデータプラットフォームと組み合わせることで、お客様にとって価値ある提案が可能になると確信しています。今後も共に、日本市場におけるAPIとデータ基盤の強化を推進してまいります。」

株式会社Scalar 代表取締役CEO 深津 航

「Kong社との協業を通じて、APIとデータプラットフォームが連携した次世代のDX基盤を提供できることを大変嬉しく思います。Scalarが有する分散データ基盤技術とAIを用いたAPI開発のノウハウ、およびKongのAPIコネクティビティ基盤を組み合わせることで、企業は信頼性と柔軟性を兼ね備えたシステムを手にすることができます。本パートナーシップを基に、企業のAI活用とデジタル戦略実現を共に支援してまいります。」


会社概要

【Kongについて】

APIマネジメントプラットフォームのリーディング企業であるKongは、世界中の企業が「APIファースト」企業になることを使命としています。統合クラウドAPIプラットフォームを通じて、APIの構築・運用・管理のライフサイクルを一気通貫で提供し、イノベーションを加速します。詳細はウェブサイトをご覧ください。

【株式会社Scalarについて】

株式会社Scalarは、「データマネジメントの未来を創る」をビジョンとし、東京とサンフランシスコに拠点を持つ、2017年設立の日本発グローバルスタートアップです。複数・異種のデータベースを仮想的に統合し、トランザクションや分析問合せを実現するUniversal HTAP エンジン「ScalarDB」と、データの真正性の課題を解決するデータ改ざん検知ソフトウエア「ScalarDL」の開発・販売をしています。詳細はウェブサイトをご覧ください。

※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。

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会社概要

株式会社Scalar

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URL
https://scalar-labs.com/ja
業種
情報通信
本社所在地
東京都新宿区袋町5番1号 Faro神楽坂209
電話番号
-
代表者名
深津航
上場
未上場
資本金
21億円
設立
2017年12月