SQLテストソフトウェア「Insight SQL Testing」ver.4.1がリリース、分析ワークロードのSnowflakeへの移行にあたってのSQL互換性テストが可能に

既存のデータ分析環境からSnowflakeへのデータ及びワークロード移行時のSQL互換性問題を解決

株式会社インサイトテクノロジー

2024年7月30日 11時00分

株式会社インサイトテクノロジー（本社所在地：東京都渋谷区、代表取締役社長 CEO：森田俊哉、以下：インサイトテクノロジー）は、SQLテストツール「Insight SQL Testing」がSnowflakeに対応したver.4.1をリリースしたことをお知らせします。

データ分析環境の移行先としてSnowflakeに対応した背景

Snowflakeはクラウドベースのデータウェアハウスサービスとして、ビジネスインテリジェンス、データ分析、データサイエンスの分野で広く利用されており、その柔軟性と強力な機能により多くの企業に採用されています。そうした実績を受け、新たに分析用データベースをSnowflakeに移行したいと考える企業も増えています。

しかし、そこで課題となるのが既存の分析ワークロードの移行です。Snowflakeは標準のSQLをサポートしていますが、仕様の違いによって既存のデータベースで動いていたSQLが移行先では動かない、または異なる動作をしてしまうという事象は珍しくありません。

そうしたことから、既存のワークロードをSnowflakeなどの異なる環境へ移行する場合には、改修が必要なのか、必要な場合はどの程度の改修なのかの確認が必須です。しかし、そのためにはドキュメントを読み込んでSnowflakeの仕様を確認したり、アプリケーションのソースコードを調査して修正箇所や難易度を確認したりといった作業が発生し、非常に工数がかかります。

そこでこれらの課題に対応すべく、インサイトテクノロジーはSnowflakeに対応したデータベース移行・バージョンアップ向けSQLテストソフトウェア「Insight SQL Testing」ver.4.1をリリースしました。

「Insight SQL Testing」ver.4.1の機能

「Insight SQL Testing」は、データベースのバージョンアップ時や既存のデータベースを別の種類にリプレースする際に生じるアプリケーションの動作テストを、SQLレベルで効率的かつ容易に行うソフトウェアです。本番環境のデータベースでアプリケーションが発行するSQLを自動収集し、収集したSQLを移行先のテスト環境でテスト・評価することで、データベース移行・バージョンアップ時のテスト工数を大幅に削減することができます。

今回のリリースにより、既存データベースとSnowflake間におけるSQL互換性テストを効率化し、既存ワークロードのSnowflakeへの移行にあたってのテストやSQL改修にかかる工数を大きく削減します。また、網羅性の高いSQLテストを実施することで、移行につきまとうリスクを軽減し、移行プロジェクトの成功を実現します。