PingCAP、2024年Gartner® Peer Insights™のクラウドデータベース管理システム部門Voice of the Customerで「Customers' Choice」を受賞
※2024年5月29日に米国で発表されたニュースリリース (PingCAP Receives Customers’ Choice Distinction in the 2024 Gartner® Peer Insights™ Voice of the Customer for Cloud Database Management Systems) の抄訳版です。本ニュースリリースの正式言語は英語であり、その内容および解釈については英語が優先されます。
米カリフォルニア州サニーベール、2024年5月29日 (グローバルニュース) — 分散型SQLデータベースソリューション「TiDB」の開発元である米国PingCAP (以下 PingCAP) は、米国Gartner (以下 ガートナー) の2024年レポート「クラウドデータベース管理システム部門のPeer Insights™ Voice of the Customer」において「Customers' Choice (顧客の声)」に選ばれました。
Customers' Choice quadrant (顧客の声のクワドラント) に位置づけられるベンダーは、全体的な実績、製品能力、サービスおよびサポートにおいて、本市場の中でトップクラスの評価を得ているベンダーであると考えます。ガートナーによると「quadrantに認定されたベンダーは、市場平均の総合的なエクスペリエンスと、市場平均のユーザーの関心と導入の両方を満たしているか、上回っている」とされています。
2024年3月現在、対象となる全ベンダーの中で、PingCAPは5つ星中、4.9つ星という最高の評価を受けた2つのプロバイダーのうちの1社です。68件のレビューにおいて、PingCAPはユーザーから97%のレコメンデーションを受け、製品、販売、導入、サポート実績において高得点を獲得しています。
PingCAPは、グローバル全体のCustomers' Choice (顧客の声) に加え、アジア太平洋市場におけるCustomers' Choice (顧客の声)、および中堅企業セグメントにおけるストロング・パフォーマーとして評価されました。これを受け、2023年のGartner® Magic Quadrant™ for Cloud Database Management Systems (DBMS) のHonorable Mentionにも選ばれています。
PingCAPのCEO兼共同創業者であるMax Liuは、次のように述べています。
「PingCAPがCustomers' Choiceに選ばれたことは、TiDBが最高のスケーラビティ、性能、信頼性を提供し、現代企業のニーズに応えるという当社のビジョンを反映していると考えています。私たちは、このような好意的なフィードバックを受け、お客様のビジネスを更に前進させるために新機能の開発を続けていきます」
PingCAPは、MySQLとの互換性とハイパースケールパフォーマンス、リアルタイムのビジネスインサイトを提供する能力を兼ね備えた、画期的なTiDBデータベースソリューションの無料版とホスト版を提供しています。
ガートナーのCustomers' Choice (顧客の声)のプレビューはこちらからご覧ください。
参考情報
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Gartner, Voice of the Customer for Cloud Database Management Systems, Peer Insights (2024年5月24日公開)
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Gartner, Magic Quadrant for Cloud Database Management Systems (2023年12月18日公開)
Gartner、Magic Quadrant、Peer Insightsは、Gartner, Inc. および/または、その関連会社の商標で無断複写・転載を禁じます。Gartner Peer Insightsのコンテンツは、エンドユーザー個人の経験に基づく意見であり、事実の記述として解釈されるべきではなく、またガートナーまたはその関連会社の見解を代表するものでもありません。ガートナーは、本コンテンツに掲載されているベンダー、製品、サービスを推奨するものではなく、本コンテンツに関して、商品性や特定目的への適合性を含め、その正確性や完全性について明示または黙示を問わずいかなる保証も行うものではありません。
TiDBについて
PingCAPの主力製品である分散型NewSQLデータベース「TiDB (タイ・デー・ビー) 」は、ゲーム業界、金融、決済サービス、Eコマース、コンテンツサービス、ロジスティックスなど多種多様な業界やミッションクリティカルな場面での導入が進み、全世界で3,000社以上の企業に採用されています。TiDBは、MySQLやPostgreSQLなどの従来のリレーショナルデータベースと同様にSQLを使用してデータにアクセスすることができ、分散型のアーキテクチャにより水平方向の拡張性、強力な一貫性、MySQLとの互換性を備えた高い可用性、HTAP (ハイブリッドトランザクション/分析処理) 、クラウドネイティブを特徴としています。また、TiDBの機能をクラウド上で使用できるフルマネージドサービスのTiDB Cloud (TiDB Serverless および TiDB Dedicated) を提供しています。TiDB Cloudは、スケーラビリティとコスト効率に優れたオプションとして注目されており、また従来のデータベースの枠を超えた付加サービスを提供しています。中でも、OpenAIが提供するChatGPTとTiDB Cloudを組み合わせて開発した自然言語クエリジェネレータ「Chat2Query」はAIとデータベースを融合した最新技術として注目され、AIがユーザーのデータスキーマを理解して自動でクエリを生成、膨大なデータを超高速処理で分析し、リアルタイムで結果を返します。
PingCAPについて
PingCAPは、エンタープライズ向けのソフトウェアサービスプロバイダーとして2015年に設立され、オープンソースでクラウドネイティブなワンストップのデータベースソリューションを提供することにコミットしています。PingCAPの社名は、ネットワークの疎通を確認するために使用されるコマンド「Ping」とCAP定理の「CAP」の2つの単語を組み合わせています。3つのうち2つを選ばなければならないとされるCAP定理のC (Consistency – 一貫性)、A (Availability – 可用性)、P (Partition Tolerance – ネットワーク分断への耐性) ですが、この3つの全てに接続したい (Ping) という思いが込められています。PingCAPの詳細については https://pingcap.co.jp をご覧ください。
PingCAPは、Access Technology Ventures、Coatue Management、GGV Capital、Sequoia Capitalなど、米国の大手投資会社から資金提供を受けています。
会社概要
会社名:PingCAP株式会社
所在地:東京都千代田区大手町2丁目6番4号 TOKYOTORCH 常盤橋タワー 9F
代表者:Eric Han (エリック・ハン)
設立:2021年3月15日
事業内容:分散型NewSQLデータベース「TiDB」を主力とした、オープンソースでクラウドネイティブなワンストップのデータベースソリューションを提供
本件に関するお問合わせ先
PingCAP株式会社 広報部
Email:pingcapjp@pingcap.com
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