東日本大震災で影響をうけた川にサケが帰ってきた!10年に渡り観察を続けた著者による珠玉の写真絵本【ふるさとの川をめざす サケの旅】
株式会社 文一総合出版(東京・千代田/代表取締役社長・斉藤 博)は、写真絵本【ふるさとの川をめざす サケの旅】定価2,200円(本体2,000円+10%税)を8月31日(土)に発売いたします。
この本について
秋。4年前にこの川で生まれ、海へと旅立ったサケたちは
産卵のためふるさとの川へと帰ってきます。
そして目的を果たすとそのまま生を終えるのです。
冬に卵からかえったサケの赤ちゃんは
どのように旅立ちの日までを過ごすのでしょうか。
水の中で繰り広げられる命のドラマを追いました。
本書は、10年にわたり東日本大震災の影響をうけた岩手県内の川に遡上するサケを観察してきた写真家が、貴重な生態写真を多数使い、その生き様を紹介する写真絵本です。巻末には親子で読めるQ&A「サケのこと、もっと知りたい!」を収録。
この本の特長
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岩手県内の川で生まれ、海へと旅立っていくサケの生態を追いかけた写真絵本です。
川をさかのぼり産卵するサケの命がけの行動、そして卵から赤ちゃんがかえり、旅立つまでの希少なシーンを水中で撮影しました。
身近な魚にも命のドラマがあるということ。また、その生育環境や人との関わりについても知ることができます。
サケの一生や体の特徴がより詳しくわかるQ&A付き。
岩手県内の川に遡上するサケの取材を始めたのは2014年の秋のこと。東日本大震災の時にはがれきでいっぱいだったという川も、その頃にはおだやかで美しい姿を取り戻していました。当時は、次の世代へと命をつなぐため、海の旅から戻ってきたサケたちが次々とふるさとの川へとやって来ました。秋に産卵した卵がかえるのは冬。冷たい水の中で生まれたサケの赤ちゃんは、やがて群れを作り春には大海原へと旅立ちます。ところが地球温暖化の影響により、近年はこの川にサケが帰ってこなくなりつつあります。
平井佑之介写真展「いのちの旅 ふるさとの川をめざすサケ」より
著者について
平井佑之介(ひらい・ゆうのすけ)
1988年、東京生まれ。大学で動物行動学を学び、写真を通して「今を生きる」生き物たちの姿を伝え、人と動物、そして自然がともに暮らせるきっかけを作りたいと写真家を志す。伴侶動物であるイヌやネコから、イルカやビーバーなどの野生動物まで幅広く撮影している。
WEBサイト https://www.kemonomichianimal.com
X(旧Twitter)https://x.com/yunosukeikimono
Instagram https://www.instagram.com/yunosuke_hirai/
商品仕様
書名:命のつながり6「ふるさとの川をめざす サケの旅」
写真・文:平井佑之介
発行年月日:2024年9月17日
書店発売日:2024年8月31日
定価:2,200円(本体2,000円+10%税)
ISBN13:978-4-8299-9020-9
判型:B5判
ページ数:48ページ
電子版:2024年8月31日配信
発行所:文一総合出版(東京・千代田)
文一総合出版サイト:https://www.bun-ichi.co.jp/
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このほか、全国の書店、WEB書店でお求めいただけます。
写真絵本「命のつながり」シリーズ
日本の山や海、森や川で暮らす野生生物の姿を通して、多様な環境やほかの生き物との関わりを学ぶことができる写真絵本。野生動物たちの生き様を、長期取材によって撮影された貴重な生態写真を多数、使って紹介。小学校3年生の道徳で学習する「命のつながり」を補足、発展させるための教材としても活用できます。B5判・上製本。本文はすべてふりがな付きなので、小学校低学年から大人まで、楽しく読んで学ぶことができます。子どもから大人まで楽しめます。
命のつながり1 森と川、山と海 ヒグマの旅 |
命のつながり2 仲間と暮らす ニホンザル |
命のつながり3 山の園芸屋さん エゾシマリス |
命のつながり4 きみの町にもきっといる。となりのホンドギツネ |
命のつながり5 鳴き声できずなを結ぶ エゾナキウサギ |
著者写真展のお知らせ
平井佑之介写真展「いのちの旅―ふるさとの川をめざすサケ―」
期間 2024年8月23日(金) ~ 9月12日(木) 無休
時間 10:00 ~ 19:00 (入館は終了10分前まで。最終日は16:00まで)
料金 入館無料
会場 富士フイルムフォトサロン 東京 スペース3
東京都港区赤坂9-7-3 フジフイルム・スクエア内
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