中小企業350社2,800名の調査からブラックボックス化した人材開発の実態にアプローチ。『中小企業の人材開発』刊行
〜立教大学 中原淳教授とラーニングエージェンシーの共同研究が書籍化〜
■本書について
総務省と経済産業省による2016年経済センサス-活動調査によると、日本の企業数の99.7%、従業員数の68.8%は中小企業であるにも関わらず、中小企業の人材開発に対しての学問的なアプローチは永らく行われてきませんでした。本書は、中小企業350社の調査結果をもとに、いまだ解明されていない中小企業の人材開発メカニズムに焦点をあて、人が育つ仕組みを探っています。
■調査について
もとになったデータは、中小企業の人材開発に取り組むラーニングエージェンシー(当時 トーマツイノベーション株式会社)が協力し、従業員数300名未満の350社の従業員2,800名を対象にした質問紙調査、解釈補強のための経営者・人事担当者含むヒアリング調査より取得。
調査は「中小企業の人材育成を科学する」ことを目的に、中原研究室(当時 東京大学)とラーニングエージェンシー(当時 トーマツ イノベーション株式会社)の共同研究として実施しました。
参考URL: https://www.learningagency.co.jp/npro/2016(中小企業の人材育成を科学する)
■書籍詳細
『中小企業の人材開発』東京大学出版会
著者:中原淳/保田江美
発売日:2021年5月19日
定価:3,400円(税抜)
判型:A5 ページ数:208頁
ISBN:978-4-13-040297-2
■目次
第1章 中小企業の人材開発
第2章 中小企業の実態:組織と人の側面から
第3章 中小企業における人材開発施策
第4章 一般従業員の現場における学習 第5章 管理職の現場における学習
第6章 総合考察
株式会社ラーニングエージェンシーについて
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