株式会社TimeTree、予定データで一年を振り返る 「Year in Schedule 2023」を公開
アフターコロナであらわれた多様な生活の変化が明らかに
カレンダーシェアアプリ「TimeTree」(タイムツリー)を運営する株式会社TimeTree(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:深川 泰斗)は、TimeTree内に蓄積された予定データから2023年のトレンドや変化を振り返る「Year in Schedule 2023」を公開しました。
■分析データについて
・TimeTree内で「予定タイトル」に登録されることが多かったキーワードを上位1000位まで抽出し、2022年と比較して特に変化が大きかったものを「コロナ対策」「飲み会」「美容」「レジャー」「旅行」「スポーツ」「仕事・働き方」の7カテゴリーに分類して詳細に分析しました(集計対象:2022年12月1日~2023年11月30日の間に登録された予定)
・データは、匿名性を保った状態で収集し、個別のデータを扱うことなく統計的に処理しています
【コロナ対策】2023年は大きく減少。ワクチン追加接種開始時は予定増加傾向あり
新型コロナウイルスへの対策として、一気に普及したワクチン接種。コロナ前からのワクチン接種関連の予定数の変動を見ると、2023年は予定数が大きく減少していました。
コロナ禍中は2022年1月から2月頃の3回目の追加接種、7月頃の4回目の追加接種、9月頃のオミクロン株対応ワクチンの接種のタイミングで予定数が増える傾向が見え、2023年も5月8日から開始された「春開始接種」、9月20日から開始された「秋開始接種」のタイミングでは、予定数が増えていました。
【飲み会】年間を通して復調の兆し。飲み会予定は12月と金曜に集中
コロナ対策関連の予定の減少と反比例するように、飲み会関連の予定は昨年に比べて軒並み順位を上げる結果に。特に「歓迎会」「送別会」「会社飲み会/会社飲み」といった、職場での飲み会の予定が多く増えていました。
飲み会の予定数がコロナ禍全体を通してどのように変化したのかも見てみたところ、コロナ禍期間は「緊急事態宣言」や「まん延防止等重点措置」の影響で予定数が顕著に減少していることが見てとれました。
その後長らく落ち込んでいた飲み会の予定は2022年末から復調し、コロナ禍前の2019年末水準には戻っていないものの、2023年は一年を通して飲み会が多く開催されていたようでした。
続いて飲み会が開催されやすいタイミングに注目してみたところ、一年の中では12月の忘年会シーズンが他の月の約1.5~2倍、一週間の中では金曜日の飲み会が全体の3割近くを占め、他を圧倒する開催頻度になっていました。
【レジャー】久しぶりの開催で人気の夏イベントと堅調に広がるサウナブーム
外出しづらかったコロナ禍と比べ、さまざまなレジャー予定にも変化がありました。
特に去年と比べた時に変化が大きかった「花火」「祭り」「サウナ」の3つのキーワードに注目してみると、「花火」や「祭り」は今年久しぶりに開催されたものが多かったことを受けて、予定数を大きく伸ばしていました。
一方「サウナ」は、コロナ禍以前から予定数が右肩上がりで継続的なブームが続いていることが見てとれました。
【旅行】韓国・台湾など近場の国との相互交流が盛んに
海外入国時の検査や自主隔離義務、長時間の移動が必要でコロナ禍でレジャー以上に制限された「旅行」。このカテゴリでは「旅行」「都道府県名」「国名」といったキーワードの予定が多くなっていました。
特に「韓国」は去年から3686位も順位が上がり、近場の旅行先として今年非常に人気が高まっていることが見てとれました。
次に「国名」で登録されていた予定を抽出し、2023年に人気だった海外旅行先TOP10を算出してみると、「韓国」「台湾」に加え「タイ」「シンガポール」「ベトナム」「フィリピン」など、短時間で行けるアジアの国が多くランクインしていました。
逆に海外から日本への旅行数がどれだけ増えたのかについても、調べてみました。
TimeTree利用ユーザーが多い「ドイツ」「イギリス」「韓国」「台湾」「アメリカ」の5か国で、「日本」と登録された予定数を見た結果、インバウンドの旅行に関しても軒並み予定数が増えており、特に近場の韓国や台湾からの旅行数が増えていることがわかりました。
【美容】対面コミュニケーションの増加でフェイシャルメンテナンスの予定も増加
これまで見てきた「飲み会」「レジャー」「旅行」などの外出機会が増え、人と会う機会も増えた結果、身だしなみに気を遣う人が増えたことが伺える結果に。
特に「まつ毛」や「眉毛」「歯のホワイトニング」といった「顔」に関する美容の人気が高まっていることが見てとれました。
【スポーツ】「声出し応援解禁」と「WBC」で高まる野球人気&ピラティスブーム到来
2023年はスポーツも非常に盛り上がった一年でした。
野球やバスケ、サッカーなどさまざまなスポーツ名の予定の順位が上がっており、特に野球に関しては2023年の流行語大賞にランクインした「声出し応援」に関連して、「甲子園」や「野球観戦」などの予定に大きな順位の変動が見られました。
他にも「ピラティス」の予定数が昨年に比べて大きく増加しており、ブームの兆しが見てとれました。
また、2023年には国際的なスポーツ大会も多く開催されました。日本人や日本のチームが活躍した世界的なスポーツ大会をいくつか抜粋して見てみると、WBCの注目度が非常に高かったことがわかりました。
【仕事・働き方】下がるリモートワーク割合とスポットワーク流行の兆し
数多くの「仕事・働き方」に関する予定がある中で、今回は特に変化の傾向が見られた「在宅/出社の変化」「出張の増加」「スポットワーク増加の兆し」に注目しました。
「在宅/出社の変化」
コロナ禍で一般的になった在宅勤務やリモートワークが今年は減少傾向なことが見てとれました。
リモートワークでは会議に自宅の部屋を使ったり、昼食を自宅で用意する必要があったりといった事情から、特に働き方のリズムが定まらない間は家庭内で「出社」や「仕事」の予定をシェアする必要がありましたが、今年は徐々に各家庭での働き方が定まってきたからか「パパ/ママ休み」「パパ/ママ仕事」「出社/出勤日」といった予定数も減少傾向にありました。
「出張の増加」
コロナ禍で避けることを推奨されていた「人の移動」は旅行だけでなく、仕事の場でも「出張の増加」という形で現れていました。特に出張先として訪問する機会の多い大都市(東京・大阪)に関しては、顕著に予定数を増やしていました。
「スポットワーク増加の兆し」
今年特有の傾向として、昨年は1000位圏外だったスキマバイトアプリ「タイミー」の予定の順位が1092位も上昇し、591位に。
コロナ禍を通して副業やパラレルワークなど、働き方のバリエーションが増える中、徐々に隙間時間を活用して働く「スポットワーク」をする人が増えている兆しが感じられました。
まとめ
今年は新型コロナウイルスの位置付けが5類感染症に移行し、それに伴い社会全体にも大きな変化が起こっていたことが「予定データ」から顕著に見えました。
長く続いたコロナ禍の期間は、入れたい予定を入れられないもどかしい時期でもありましたが、今は徐々に一人ひとりが思うままに時間を選んで過ごすことができる世の中に戻りつつあるのではないでしょうか。
これからもTimeTreeでは、一人ひとりがより良い明日を過ごせるようにみなさまの行動選択と予定管理をサポートしてまいります。
予定データを活用したTimeTreeの広告サービスについては、以下をご確認ください。
「予定」にターゲティングできる広告ソリューション「TimeTree Ads」
https://timetreeapp.com/intl/ja/ads
未来データをもとにユーザーのモーメントをとらえた広告配信を実現する「MIRAI_DSP」
https://timetreeapp.com/intl/ja/newsroom/2023-10-04/mirai-dsp
カレンダーシェアアプリ「TimeTree」とは
カレンダーシェアアプリ「TimeTree」は、共有とコミュニケーションを前提にしたカレンダーサービスです。家族、パートナー、サークル、職場など複数人数の予定共有が簡単にできて、目的に応じたカレンダーを複数つくることができます。2015年3月24日よりサービスの提供を開始、2023年9月には全世界で登録ユーザー数が5,000万を突破しました。「スマホの中の壁掛けカレンダー」として、ユーザーのみなさまの毎日の生活の中で幅広くご利用いただいています。
公式サイト
公式SNS
Twitter https://twitter.com/TimeTreeInc_JP
Facebook https://www.facebook.com/timetreeapp
Instagram https://www.instagram.com/timetreeapp/
株式会社TimeTree 概要
社名:株式会社TimeTree(英語表記:TimeTree, Inc.)
設立:2014年9月1日
代表者:深川泰斗(代表取締役社長)
所在地:〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-6-3 新宿国際ビルディング新館503
事業内容:カレンダーシェアアプリ「TimeTree」の運営・開発
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