デスクワーカーの5割以上が「ほとんど」「すべて」の会議をウェブで実施
~「NEOビズコミ研究所」によるウェブ会議に関する実態調査~コロナ禍を契機としてウェブ会議はビジネスシーンに定着
株式会社ネオジャパン(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:齋藤 晶議)のビジネスコミュニケーション研究機関『NEOビズコミ研究所』は、2020年に発生したコロナ禍を契機として普及した「ウェブ会議」が、現在、ビジネスシーンにどのくらい定着しているのかを探るため、ビジネスパーソン400名を対象に実態調査を行いました。
■調査結果サマリー
①ウェブ会議主流派が半数以上に対し対面会議主流派は約2割 ②通常出社への回帰もある中、1年前と比較してウェブ会議が「増えた」が半数以上 ③ウェブ会議への印象に対して「否定派」は1割にとどまる ④課題は意思疎通の取りづらさ、回線切れ等 |
■調査概要
・調査対象: 全国の20代~50代のデスクワーカー400名
・調査期間: 2022年12月
・調査手法: Web調査
- ①ウェブ会議主流派が半数以上に対し対面会議主流派は約2割
Q. あなたが参加するすべての会議(打合せ)のうち、ウェブ会議が占める割合はどれくらいですか?
(%) ※以下同
1度でもウェブ会議を経験したことがあるデスクワーカーを対象にした今回の調査では、「すべての会議をウェブ会議で行っている」(19.8%)、「ほとんどの会議をウェブ会議で行っている」(33.8%)を合わせて半数以上(53.6%)という結果となりました。5人に1人が「すべてウェブ会議で」というのは、数年前までは考えられなかった大きな変化と言えるでしょう。対して、「すべての会議を対面で行っている」(2.0%)、「ほとんどの会議を対面で行っている」(18.5%)人は20.5%にとどまり、パソコンの画面越しでのコミュニケーションが主流になっている様子が明らかになりました。
- ②通常出社への回帰もある中、1年前と比較してウェブ会議が「増えた」が半数以上
Q. ウェブ会議の活用頻度は、約1年前と比較して増えましたか、減りましたか?
「かなり増えた」(23.3%)、「少し増えた」(27.8%)合わせて51.1%と半数を超えており、「変わらない」(41.0%)も加えると9割以上となりました。「少し減った」(5.3%)、「かなり減った」(2.8%)という対面会議への回帰は1割未満にとどまり、ウェブ会議が完全に定着している様子が伺えます。最近では、コロナウイルスを忌避して自宅から参加するだけでなく、オフィスに居ながらウェブ会議に参加するケースもありますが、そんな時も会議室やウェブ会議専用スペースではなく、自席から参加する人が多数となっており、ウェブ会議は応急的な意味合いから完全な日常へとシフトしたと考えられます。
Q. あなたがオフィスからウェブ会議に参加する際、どこの場所で参加することが多いですか?
- ③ウェブ会議への印象に対して「否定派」は1割にとどまる
Q. あなたはウェブ会議についてどんな印象を持っていますか?
6割近くが「好ましい」と感じているという結果に。また「特に何も思わない」と答えた人も約3割居ました。これは、ウェブ会議を当たり前のこととして受け入れているということかもしれません。対して「好ましくない」と考えている人は約1割。性年代を問わず、多くの人が抵抗なく臨んでいる様子が分かります。しかし一方でこんな結果も…。
Q. ウェブ会議は、対面での会議と比較して「意思疎通」の面でどう感じますか?
全体の8割近い人が「対面での会議と比較して意思疎通が図りにくいことがある」と回答。ウェブ会議に好ましさを感じていながらも、会議において重要な「意思疎通」の面で万全ではないことが伺えました。。
- ④課題は意思疎通の取りづらさ、回線切れ等
Q. あなたがウェブ会議に感じているデメリットは何ですか?3つまで挙げてください。
ウェブ会議に参加する人が感じるデメリットの1位は「通信環境等により途中で回線が切れたり何度も繋げ直す等無駄が出る」(40.0%)でした。次いで「相手のリアクションが読みにくく発言の意図が伝わっているか不安になる」(37.5%)が2位。さらに「参加者がたくさん居ると誰が喋っているか分かりにくい」(36.8%)、「同時に複数の人が話し出すと会話がストップしてしまう」(31.5%)が僅差で続いており、これらが「意思疎通の取りづらさ」の正体と言えそうです。
コロナ禍によって変化してきた働き方の中で、最も広く浸透したツールの1つである「ウェブ会議」の利用に関して調査し、まずは多くの皆様に共通する内容についてレポートしました。次回のレポートでは、「カメラON/OFF問題」や「会議中の内職問題」など、ウェブ会議におけるより細かい実態について明らかにしてまいります。
【ネオジャパンについて】
ネオジャパンは創業から約30年にわたってグループウェアなどビジネスに役立つICTツールの開発を追求してきました。日本の商習慣に合わせた機能とわかりやすさにこだわった製品開発により販売実績は471万ユーザー※を超えています。代表的な製品として、27のアプリケーションで、すぐに使いこなせ、快適な操作性を実現する、国内最大級の販売実績を持つグループウェア「desknet's NEO」、紙・メール・Excel主体の非効率な業務を4ステップで社内システム化するカスタムメイド型業務アプリ作成ツール「AppSuite」、現場の情報共有と共同作業のスピードをあげる、チャットベースのビジネスコミュニケーションツール「ChatLuck」があります。
※desknet's NEOのクラウド版契約ユーザー数とパッケージ版販売累計ユーザー数の合計(2022年7月現在)
【会社概要】
会社名 : 株式会社ネオジャパン(コード:3921、東証プライム市場)
代表者 : 代表取締役社長 齋藤 晶議
所在地 : 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1横浜ランドマークタワー10F
営業所 : 大阪、名古屋、福岡
設立 : 1992年2月
URL : https://www.neo.co.jp/
■製品に関するお問合せ先
株式会社ネオジャパン
担当 : プロダクト事業本部 営業部
TEL : 045-640-5910(横浜) 06-4560-5900(大阪)
052-856-3310(名古屋) 092-419-7277(福岡)
Fax : 045-640-5919
E-mail: neo@desknets.co
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