「IOWN Global Forum」へ参加
~新たな価値を提供する情報通信基盤の実現に貢献~
デクセリアルズ株式会社(本社:栃木県下野市、代表取締役社長:新家 由久、以下、当社)は、光を中心とした革新的技術を活用し、次世代の情報通信基盤技術の実現を目指す国際フォーラムである「Innovative Optical and Wireless Network (IOWN) Global Forum」※1へ参加することをお知らせします。
近年、スマートワールド※2の実現に向け、情報処理、コミュニケーション、ネットワーク基盤のさらなる転換が求められています。IOWN構想※3においては、「オールフォトニクス・ネットワーク(APN)」※4など最先端の光関連技術、および情報処理技術を活用した未来のコミュニケーション基盤の研究開発を促進し、グローバルなエコシステムで共有し実現することを目的としています。
当社は、スマートフォンなどのエレクトロニクス機器や電装化が進む自動車に欠かせない電子部品、接合材料、光学材料など、時代や技術の変化を先回りした機能性材料の開発・製造・販売を手掛け、国内8(子会社拠点含む)、海外12の製造・販売拠点で事業を展開しています。
また、5カ年の中期経営計画※5において、フォトニクス(光工学)事業を当社の成長領域と定めました。現在、生成 AI の浸透による通信量の増大やデータセンターの増加などに伴い、光トランシーバー向け高速フォトダイオード(PD)※6の需要が急拡大しており、加えて次世代の高速通信技術も求められています。2024年4月には、「デクセリアルズ フォトニクス ソリューションズ株式会社」※7の操業を開始しました。光トランシーバー向け高速 PD の開発を加速するほか、次世代の高速通信技術に貢献し得る、複合半導体デバイスの開発構想にも既に着手しております。
このたびの「IOWN Global Forum」への参加を機に、先進的な光電融合技術を活用した新たなフォトニクス技術・製品の開発を通じて、IOWN構想の実現につながる次世代高速通信技術の進化に広く貢献してまいります。
デクセリアルズは、これからも、変化する社会・環境において、経営理念である「Integrity 誠心誠意・真摯であれ」という姿勢を貫きながら、社会課題の解決を支えるデジタル・テクノロジーの進化に不可欠な高付加価値製品、技術・ソリューションを提供することで、持続可能な社会の実現への貢献と、持続的成長、そして、企業価値向上を目指します。
※1:IOWN構想の実現と普及を様々な分野のパートナーと一緒に目指す国際的なフォーラム。
※2:ICT(情報通信技術)を駆使して多種多様なデータを蓄積し活用することで社会が直面しているさまざまな課題を解決し、よりよい環境を作り出していく取り組みの総称。
※3:光を中心とした革新的技術を活用した高速大容量通信、膨大な計算リソース等を提供可能な、端末を含むネットワーク・情報処理基盤の構想。
※4:ネットワークから端末まで、すべてにフォトニクスベースの技術を導入すること。現在のエレクトロニクスベースでは困難な、低消費電力、高品質・大容量、低遅延の伝送を実現し、光電変換も行わない。
※5:中期経営計画 2028「進化の実現」とパーパスの策定について
※6:光を照射したときにその光の強さを電流に変換する光電変換のための受光素子。光通信における光信号検出などに使用される。
※7:フォトニクス領域の成長をリードする統合会社 「デクセリアルズ フォトニクス ソリューションズ株式会社」操業開始のお知らせ
以 上
<会社概要>
当社は、スマートフォンやノートパソコンをはじめとするエレクトロニクス機器、電装化が進む自動車に欠かせない電子部品、接合材料や光学材料など機能性材料の開発・製造・販売を手掛けています。また、さらなる成長と持続可能な社会の実現に貢献していくための起点として、「Empower Evolution. つなごう、テクノロジーの進化を。」を自社のパーパス(経営理念と企業ビジョン、パーパス | 会社情報 | デクセリアルズ株式会社 (dexerials.jp))としてかかげています。
会社名:デクセリアルズ株式会社
本社:栃木県下野市下坪山1724
代表者:代表取締役社長 新家 由久
設立: 2012年6月20日
※2012年にソニーケミカル&インフォメーションデバイス株式会社よりデクセリアルズ株式会社に社名変更し、事業を開始。
公式ウェブサイト:https://www.dexerials.jp/
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