株式会社Smart相談室、WELL ROOM株式会社が運営する外国人従業員向けカウンセリング事業を譲受
新たに6言語の対応を開始し、日本で働く外国人従業員への支援を拡充
法人向けオンライン対人支援プラットフォーム「Smart相談室」を運営する株式会社Smart相談室(本社:東京都港区、代表取締役・CEO:藤田 康男)は、三菱地所株式会社の100%子会社であるWELL ROOM株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:下田 拓海)より、外国人従業員向けカウンセリング事業を譲受いたしました。
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■ 事業譲受の背景
日本で働く外国人従業員の数は、令和5年10月末時点で200万人を超え過去最高を更新しており(*1)、今後も増加する可能性が高いです。そして、厚生労働省の「令和5年 労働安全衛生調査(実態調査)」によると、8割以上の従業員が、仕事や職業生活に関することで強い不安、悩み、ストレスを抱えているとの結果がでているため(*2)、日本人と同様に、外国人従業員のメンタルヘルス対策の必要性も高まっていると考えられます。
法人向けオンライン対人支援プラットフォーム「Smart相談室」は、言語化できていないちょっとしたモヤモヤの段階から相談してもらうことで、メンタル不調を未然予防し、働く人のWell-beingと企業の健康経営に貢献することを目指しています。2025年2月末現在で650社以上の企業が登録し、ユーザー数は10万人を突破しています。
Smart相談室の対象には、日本語を母国語としない外国人従業員も含まれます。日本語を話せない方にも気軽に相談できる環境を提供したいという想いから、サービスの開発・運営を行ってまいりました。また、たとえ日本語を話せる方であっても、言葉にできないモヤモヤを日本語に変換して相談しようとすると、正確なニュアンスが伝わらず、モヤモヤの解消につながらない可能性があります。さらに、文化の違いが影響し、カウンセラーに自分の思いがうまく伝わらないことも考えられます。相談者さまのモヤモヤにしっかり寄り添うためには、その国の文化を理解しているカウンセラーに、母国語で相談できる環境を提供することが重要だと考え、日本語以外の言語に対応できるカウンセラー・コーチの採用を積極的に行い、これまで日本語、英語、韓国語、中国語、イタリア語、インドネシア語の6言語での相談に対応してまいりました。
■ 今後の展望
このたび「Smart相談室」における外国語対応を推進し、日本で働く外国人従業員への支援を強化することを目的に、三菱地所グループの新事業提案制度から生まれたWELL ROOM株式会社が運営する外国人従業員向けカウンセリング事業を譲受いたしました。本事業は、在留外国人対応ヘルスケアポータルサイト「WELL ROOM」内で、多言語に対応できる臨床心理士や心理カウンセラーに、従業員が日常の悩みを相談できるサービスです。今回の事業譲受により、「WELL ROOM」に所属されていたカウンセラーがSmart相談室に移籍します。これにより「Smart相談室」内でスペイン語、ブラジルポルトガル語、フランス語、ベトナム語、タガログ語、ビサヤ語による相談対応が新たに可能となり、従来の6言語から12言語へと対応言語を拡充しました。
今後も日本で働く外国人従業員が気軽に安心して相談できる環境を整備し、すべての働く人に対し適切な対人支援を行えるよう、サービスを開発・運営してまいります。
*1:「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(令和5年10月末時点)https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37084.html
*2:「令和5年 労働安全衛生調査(実態調査)」https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/r05-46-50_kekka-gaiyo02.pdf
■ 対応言語一覧
日本語、英語、中国語、韓国語、ブラジルポルトガル語、スペイン語、フランス語、イタリア語、インドネシア語、ベトナム語、タガログ語、ビサヤ語
■ WELL ROOM株式会社について
外国人も日本人も安心して利用できる従業員の健康サポートサービスとして、健康診断・人間ドックサービス、メンタルヘルス相談サービス、産業医相談サービスの3つを多言語で提供し、企業で働く全ての従業員の健康をサポートしています。
WELL ROOMは三菱地所グループの新事業提案制度から生まれ、日本に住む多くの外国人が抱える「日本の医療」に関する困りごとの解決を目的にサービスを運営しています。WELL ROOM株式会社は三菱地所株式会社の100%子会社です。
◼ 会社概要
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社名:WELL ROOM株式会社
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代表取締役:下田 拓海
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事業内容:在留外国人対応ヘルスケアポータルサイト「WELL ROOM」の企画・開発・運用
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設立:2021年4月9日
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所在地:東京都千代田区大手町一丁目1番1号
■「Smart相談室」の概要
「Smart相談室」は、働く人の「モヤモヤ」を解消し、「個人の成長」と「組織の成長」を一致させる法人向けオンライン対人支援プラットフォームです。 カウンセリング、コーチング、ティーチング、法令対応を実現するストレスチェック・ハラスメント窓口などの機能を提供することで、企業の健康経営と働く人のWell-beingに寄与します。 一般的に「組織の成長」は経営計画を元に線形の右肩上がり、一方で「個人の成長」は曲線で個々人のライフイベントも加味しながら細かく上下を繰り返します。Smart相談室の対人支援プラットフォームによって個人の成長をサポートし、両者のギャップを埋めることで組織全体の成長を支援します。
「Smart相談室」サービスサイト:https://smart-sou.co.jp/
■「Smart相談室」の機能
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カウンセラー相談
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福利厚生型コーチング
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選抜型コーチング
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ティーチング
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医師面談
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ハラスメント窓口
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ストレスチェック
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学習コンテンツ
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意見箱
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eNPS
◼ 株式会社Smart相談室について
働く人の「モヤモヤ」を解消し、「個人の成長」と「組織の成長」を一致させる法人向けオンライン対人支援プラットフォーム「Smart相談室」を開発、運営しています。
2021年2月、医療系事業会社で10年間、新規事業開発と組織マネージメントに従事した藤田康男が代表として設立し、『働く人の「モヤモヤ」を解消し、「個人の成長」と「組織の成長」を一致させる』をミッションに事業運営を行っています。Smart相談室はSmartHRのグループ会社です。
◼ 会社概要
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社名:株式会社Smart相談室
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代表取締役・CEO:藤田 康男
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事業内容:「Smart相談室」の開発・運営
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設立:2021年2月1日
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所在地:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー
※掲載されている製品名、会社名、サービス名は各社の商標または登録商標です。
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