カラクリ、最大100通りの同時翻訳機能を有人チャットツール「KARAKURI talk」に搭載

〜春節・花見シーズンの訪日観光客対応をもっと手軽に~

カラクリ株式会社

カスタマーサポートDXを推進するカラクリ株式会社(東京都中央区:代表取締役CEO 小田志門、以下カラクリ)は、コールセンター・コンタクトセンター向けチャット「KARAKURI talk」に多言語対応できる翻訳機能を、2024年2月より追加いたします。本機能はエンドユーザーの母国語のブラウザに合わせて翻訳でき、最大100言語に対応しているため、コールセンターは多言語対応の人材を増やすことなく、春節・桜などインバウンド需要が高まる時期に向けた顧客体験の向上施策を図れます。

  • 市場背景

コールセンターからの多言語ニーズが3倍!春節・桜の開花シーズンにむけて「コト消費」を支援

中国の春節(2024年2月9日〜2月15日)は、中国人観光客の旅行需要や購買意欲が高まる時期として知られています。

2023年に実施されたインテージ社の調査によると、「買い物」を重視していた中国人観光客が訪日旅行の目的を「観光」などの体験を求める人が増えており、「モノよりコト」を重視する傾向があります※1。また観光庁が発表した「訪日外国人消費動向調査」からニッセイ基礎研究が発表したレポートのよると、中国に限らず訪日外国人旅行者全体において2023年4月~6月のコト消費は7割を越えております※2。

 実際に、2023年度に当社へ寄せられた多言語機能に関する問い合わせ件数は前年比3倍となっております。金融・宿泊・レジャー・交通案内などのさまざまな業界のコールセンター・コンタクトセンターで急増するニーズにお応えするため、CXソリューションの多言語対応の機能強化を実施する運びとなりました。

※1「中国消費者の訪日消費は今後どうなる?コロナ前と比較した旅行計画と消費の変化」:株式会社インテージより引用

https://gallery.intage.co.jp/hounichi2023/

※2「訪日外国人消費の動向-円安で消費額はコロナ禍前の95%、インバウンドもモノからコトへ」:ニッセイ基礎研究所より引用

https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=75778?pno=3&site=nli


  • 「KARAKURI talk」翻訳機能について

コールセンター・コンタクトセンター向けに特化したチャットツール「KARAKURI talk」に、自動翻訳機能のオプションを追加いたしました。DeepLもしくはGoogle翻訳※とのAPI連携により実現できる機能のため、対応言語のニーズに合わせてお選びいただけます。

本機能は、エンドドユーザーがブラウザで設定している言語を自動翻訳するため、ユーザー側の手間は不要です。またコールセンター・コンタクトセンター側にリアルタイムで翻訳した内容を確認でき、スタッフ側の言語もエンドユーザーに合わせて瞬時に変換いたします。

※Google翻訳は Google LLC の商標です。またその他記載された会社名およびロゴ、製品名などは該当する各社の登録商標または商標です。



【利用イメージ】

観光客向け サービス        

桜の開花シーズンや紅葉など外国人観光客が急増する時期に比例して、宿泊施設の予約確認やレジャーの変更などコールセンター・コンタクトセンターへの問い合わせも急増します。スタッフの主要言語を問わないKARAKURI talkを導入することで、人材を変動することなくスムーズな案内を可能にします。

金融

サービス

円安の影響もあり、訪日外国人の滞在日数が長期化しており、銀行口座などの利用頻度も高くなっております。夜間など人手が少ない時間帯も本ツールの導入により、さまざまな言語の問い合わせ対応が可能となります。

賃貸

サイト

訪日外国人によるマンスリーマンションの利用なども増加している中で、在住期間の問い合わせにも柔軟に対応が可能です。カード払い、分割払い、急な延長など様々なニーズにお応えできる分、商機も見逃しません。

交通案内

サイト

自然災害などが発生した際は、高速道路や電車などの情報伝達を言語格差がない環境で届ける必要性があります。予測ができないことだからこそ、安心・安全な体制にKARAKURI talkが貢献いたします。


  • 会社概要

カラクリは「カスタマーサポートをエンパワーメントする」をブランドパーパスに掲げ、大規模言語モデル(LLM)のカスタマーサポートへの実用化を目指した事業を展開しています。2018年よりtransformerを用いた言語モデルBERTを、2022年からはGPTを含めた大規模言語モデルの研究を実施。主力ビジネスである高精度AIチャットボット「KARAKURI chatbot」は、高島屋、SBI証券、セブン-イレブン・ジャパン、SmartHRなど各業界のトップランナーに選ばれつづけています。2018年のICCサミット「スタートアップ・カタパルト」に入賞、2020年には「Google for Startups Accelerator」に採択されました。


住所   : 〒104-0045 東京都中央区築地2-7-3 Camel 築地 II 

設立   : 2016年10月3日

代表者  : 代表取締役CEO 小田 志門

事業内容 : カスタマーサポート特化型AI「KARAKURI」シリーズの開発・提供・運営など

URL   : https://about.karakuri.ai/

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会社概要

カラクリ株式会社

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URL
http://www.karakuri.ai/
業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区築地2-7-3 CAMEL 築地2 5F
電話番号
-
代表者名
小田 志門
上場
未上場
資本金
6億7140万円
設立
2016年10月