ユニ・チャーム、CDP 2024 「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定

ユニ・チャーム株式会社

ユニ・チャーム株式会社(代表取締役 社長執行役員:高原 豪久)は、環境分野の国際的な非営利組織であるCDP(本部:イギリス ロンドン)より、CDP 2024 「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」に選定されましたのでお知らせします。

■CDPとは

CDP(旧名称:カーボン・ディスクロージャー・プロジェクト)は、2000年に英国で設立された国際的な非営利団体です。CDPは、気候変動などの環境課題に取り組んでおり、世界の主要な企業や都市に対して、気候変動や水資源管理等の取り組みに関する情報開示を求め、調査・評価を行っています。その活動や調査結果は、世界中の機関投資家から高く評価されています。

■サプライヤー・エンゲージメント評価(SEA/Supplier Engagement Assessment)とは

サプライヤー・エンゲージメント評価(SEA/Supplier Engagement Assessment)は、企業が気候変動への対応において、サプライヤーとどのように関係を築き、サプライチェーン全体で温室効果ガス排出削減などの取り組みを進めているかについて、CDPが評価する制度です。評価項目には、ガバナンス、Scope3排出量※1管理、目標設定、サプライヤーとの連携などが含まれます。

■CDP 2024 「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」とは

CDPの気候変動質問書に基づくSEA評価において、上位評価を得た企業が「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー」として選定されます。2024年は、世界全体で1,394社、日本企業では256社が選定されました。

※出典:CDP公開情報より https://www.cdp.net/ja/supply-chain/supplier-engagement-assessment

■当社の取り組みについて

当社では、中長期ESG目標「Kyo-sei Life Vision 2030」を策定し、「私たちの健康を守る・支える」「社会の健康を守る・支える」「地球の健康を守る・支える」「ユニ・チャーム プリンシプル」の4つの分野においてそれぞれ5つ、合計20の重要取り組みテーマ、指標、目標を設定しています。

このうち、「地球の健康を守る・支える」において、以下の様な活動に取り組んでいます。

  • 気候変動に積極的に対応するために、当社はGHG(温室効果ガス)の削減に優先して取り組んでいます。このため、パリ協定の枠組みに貢献するべく、2024年10月にSBTi(Science Based Targets Initiative)よりSBT1.5℃目標の認定を受け、削減活動を進めています。

  • 「Kyo-sei Life Vision 2030」において「2030年までに事業展開に用いる電力に占める再生可能電力の比率を100%にする」という目標を設定しています。この目標に対し、日本及び海外で計26工場において、太陽光発電システムの導入や再エネ電力証書の調達を推進し、そのうち14工場で再エネ100%を達成しています。

  • CDPと連動し、2050年「廃プラスチック“0”、 CO₂排出“0”、自然森林破壊“0”」を目指し、環境目標2030において、プラスチック問題対応、気候変動対応、森林破棄に加担しない(調達対応)とそれぞれの目標を設定し、達成に向けた活動を実施しています。

  • バリューチェーン全体でのGHG排出量削減の取り組みとして、国際基準である「GHGプロトコル※2」に準拠したGHG排出量算出規程を策定。主要な原材料の調達先から資材別の排出量一次データを入手し、より精緻でタイムリーなCO₂排出量の算出を行い、製品別のCFP(カーボンフットプリント)の情報開示につなげていく予定です。

  • 当社ではサプライチェーン上における社会課題や環境問題のマネジメントにSedex※3を活用しています。取引額の約8割を占める仕入先とSedexのプラットフォーム上でリレーションシップを締結(2022年12月末時点)し、各種のリスク評価に活用しています。

今後も低炭素社会の構築に向けたCO2排出量削減活動の取り組みを強化してまいります。

※1 Scope3排出量:事業活動のサプライチェーンで間接的に排出されるCO2排出量。

※2 GHGプロトコル:企業が温室効果ガス排出量を算定・報告するための国際的な基準です。米国の環境NGO「世界資源研究所(WRI)」と国際的企業200社からなる会議体「持続可能な発展のための世界経済人会議」が中心となり、1998年、GHG(温室効果ガス)排出量算定と報告の基準を開発するための会議「GHGプロトコルイニシアチブ」が発足しました。2001年に「GHGプロトコル」第1版が発行されて以来、GHG排出量算定基準の世界基準となっています。

※3 Sedex:サプライチェーンにおける倫理的なビジネス慣行を推進するための、世界最大のオンラインデータベースおよびプラットフォームを提供する組織。世界170ヶ国の74,000以上の企業会員が、サプライチェーン・リスクの管理、法令などの遵守、インパクトの測定と開示にSedexのソリューションを利用しています。

■関連サイト

ユニ・チャーム サステナビリティサイト

https://www.unicharm.co.jp/csr-eco/index.html

ユニ・チャーム Kyo-sei Life Vision 2030    

https://www.unicharm.co.jp/ja/csr-eco/kyoseilifevision.html

CDPサプライヤー・エンゲージメント評価

https://japan.cdp.net/

              <<本件に関するお問い合わせ先>>

ユニ・チャーム株式会社 グローバル マーケティング コミュニケーション本部 Love Your Possibilities広報部

TEL:03-6722-1019 Email:brand-pr@unicharm.com

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会社概要

ユニ・チャーム株式会社

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URL
https://www.unicharm.co.jp/ja/company.html
業種
製造業
本社所在地
東京都港区三田3-5-19 住友不動産東京三田ガーデンタワー (総合受付41階)
電話番号
03-6722-1019
代表者名
高原 豪久
上場
東証1部
資本金
-
設立
1961年02月