田中電子工業、産官学連携で半導体人材を育成する「九州半導体人材育成等コンソーシアム」に参画

~産業界の人材不足解決と九州における半導体産業の魅力発信に貢献~

 田中貴金属グループのボンディングワイヤ事業を行う田中電子工業株式会社(本社:佐賀県神埼郡、代表取締役社長執行役員:山本 俊哉)は、九州経済産業局及び九州半導体・デジタルイノベーション協議会(SIIQ)が共同事務局を務める半導体人材育成等を目指す産官学連携組織「九州半導体人材育成等コンソーシアム」に参画したことを発表します。

 田中電子工業は、半導体不足の時期にも、田中貴金属グループとしての安定した地金調達力で製品供給を可能としていました。田中電子工業のボンディングワイヤは、パソコン、携帯通信端末、デジタル家電、宇宙開発にいたるまで、あらゆる分野のエレクトロニクス製品に搭載されており、業界トップレベルの供給量となっています。

 近年、田中電子工業が本社を置く九州には半導体関連各社が進出し、「九州シリコンアイランド」の復活に向けて盛り上がりを見せています。一方で、九州から半導体企業へ就職する新卒者約2,400人のうち、およそ半数が九州域外に流出しているという大きな課題があります。田中電子工業は、課題解決の一助となるべく本コンソーシアムに参画し、はじめに、人材育成ワーキンググループの一員として、半導体の未来の製品・サービスを学生・教職員の皆様と一緒に考えていく産学ミートアップ事業の活動に参加します。

田中電子工業は、本コンソーシアムへの参画を機に、半導体関連企業としてのブランド力を向上することで半導体産業の魅力を発信するとともに、長年の半導体産業で培った技術を生かし、九州の半導体人材の育成活動に貢献してまいります。

【九州半導体人材育成等コンソーシアムについて】

国や自治体、産業界、教育界等で構成する「九州半導体人材育成等コンソーシアム」は半導体人材の育成・確保やサプライチェーンの強靱化を図ることを目的に、九州経済産業局により2022年3月に組成されました。本コンソーシアムでは、人材育成WGとサプライチェーンWGの二つのワーキンググループによって、半導体人材の育成・確保、半導体大手と地場・ユーザー企業との取引強化、海外との産業交流促進に取り組んでいます。

https://www.kyushu.meti.go.jp/press/2203/220329_1.html 

【田中電子工業株式会社】

本社所在地:佐賀県神埼郡吉野ヶ里町吉田2303-15

設立:1961年       代表者:代表取締役社長執行役員 山本 俊哉

資本金:18億8,000万円   売上高:215億9,131万8,000円(2023年度)

従業員数:859名(海外子会社含む)(2023年12月31日)

事業内容:高純度各種ボンディングワイヤの製造

 

会社情報

田中貴金属グループについて

田中貴金属グループは1885年(明治18年)の創業以来、貴金属を中心とした事業領域で幅広い活動を展開してきました。国内ではトップクラスの貴金属取扱量を誇り、長年に渡って、産業用貴金属製品の製造・販売ならびに、資産用や宝飾品としての貴金属商品を提供しています。貴金属に携わる専門家集団として、国内外のグループ各社が製造、販売そして技術開発において連携・協力し、製品とサービスを提供しています。

2023年度(2023年12月期)の連結売上高は6,111億円、5,355人の従業員を擁しています。

 

■産業事業グローバルウェブサイト

https://tanaka-preciousmetals.com

 

■製品問い合わせフォーム

田中貴金属工業株式会社

https://tanaka-preciousmetals.com/jp/inquiries-on-industrial-products/

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会社概要

URL
http://www.tanaka.co.jp/about/group/thd.html
業種
製造業
本社所在地
東京都中央区日本橋茅場町2-6-6
電話番号
-
代表者名
田中 浩一朗
上場
未上場
資本金
-
設立
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