人生120年時代到来!?誰もが陥る”究極の”健康課題「イートロス」とは?!「第9回 伊藤園ウェルネスフォーラム」
伊藤園と東京大学大学院医学研究科が社会連携講座「イートロス医学講座」で挑む健康寿命の延伸 3月14日(木)13時より伊藤園公式YouTubeチャンネルでライブ配信
伊藤園中央研究所では、幅広い最先端技術を活かし「健康、おいしさ」の領域を中心に研究に取り組み、”お茶”を通した健康課題の解決を提案するべく、またウェルネス(心身・社会・環境の健康)に資する情報を発信しています。これまで、人生120年時代に貢献するとともに、健康に関する知恵をお伝えすることを目的として8回に渡って、「伊藤園 健康フォーラム/ウェルネスフォーラム」を開催してまいりました。第9回を迎える今回は、究極の健康課題「イートロス」についてフォーカスし、専門家による基調講演、パネルディスカッションを行います。「イートロス」は、災害時の救護や介護現場でも健康課題としてますます認知、懸念されるようになった「口腔フレイル」とも密接に関わる、大変重要な健康課題です。
近年の医療の進化と共に人間の寿命もますます延びており、人生100年時代から人生120年時代を迎えつつあります。コロナ禍を経て、生活者の間では健康志向がより高まっているものの、身近に潜む健康課題として「イートロス」、つまり「食べられない状態が続くこと」がまだまだ認知されていない現状があります。「食べること」は人が生きる根幹であり、健康創造企業である伊藤園は、「イートロス」を今後の健康課題といち早くとらえ、2020年から東京大学大学院医学研究科と社会連携講座となる「イートロス医学講座」を設置して共同研究を実施してきました。「イートロス」の対策や予防、現代人の口腔ケアについての科学的根拠を踏まえながらお伝えしていきます。
「第9回 伊藤園ウェルネスフォーラム」 開催概要
■開催テーマ
人生120年時代を豊かに生きる イートロスとは何か?
※「イートロス」というのは造語で、食べられない状態が続くことを指します。イートロスは、実はかなり身近な問題で、気づかないうちに陥っていることもあります。原因としては疾病や加齢などの身体的問題、そして認知機能障害や抑うつなどの精神・心理的問題や、独居・貧困・閉じこもりなどの社会問題が要素加わり、心身ともにだんだんと動かなくなることで、徐々に自分では食べられなくなり、イートロスとなってしまいます。イートロスになると、カへキシアという状態につながります。カへキシアは、人の3大苦痛のうちの一つと言われており、低栄養により、やせ細って骨と皮だけになった状態のことをいいます。カへキシアには明確な対処法がまだ確立されておらず、症状が進行してしまうと、回復は難しいといわれています。
■イベント概要
生活者の誰もが陥る可能性のある、”究極の”健康課題として「イートロス」を掲げ、その健康リスクと対処法を、専門家とともにお伝えしてまいります。基調講演では、「誰しもおちいるイートロスや「イートロスの原因と影響」など知られざる「イートロス」の新常識について、科学的根拠を踏まえ講演いたします。パネルディスカッションでは、さらにイートロス対策について、医師、専門家とともにお伝えしてまいります。
■視聴方法(オンライン配信)
伊藤園公式YouTubeチャンネル
URL:https://youtube.com/live/wC2cJerTRwk?feature=share
第9回 伊藤園 ウェルネスフォーラム「人生120年時代を豊かに生きる イートロスとは何か?」
■日時
2024年3月14日(木)13:00開始 14:40 終了予定
■公式サイト
https://itoen-forum.com/?utm_source=prtimes&utm_medium=pr&utm_campaign=9thcp
プログラム
① 開催の辞
② 主催者挨拶
株式会社伊藤園 中央研究所長 瀧原孝宣
③ 基調講演
・ テーマ 「誰しもおちいるイートロス」
東京大学大学院医学系研究科 外科学専攻 感覚・運動機能医学講座
口腔顎顔面外科学分野 教授 星 和人氏
・ テーマ 「イートロス~高齢者栄養とフレイルの現状と対策」
東京大学大学院医学系研究科 加齢医学講座 老年病学 准教授 小川 純人氏
・ テーマ 「イートロスの原因と影響」
東京大学大学院医学系研究科 イートロス医学講座 特任准教授 米永 一理氏
・ テーマ 「イートロス克服に向けた、サステナビリティ視点の健康経営」
東京大学大学院医学系研究科 特任講師 渡辺 林治氏
④ パネルディスカッション
テーマ :「究極の健康課題 イートロス対策」
パネリスト :・東京大学大学院医学系研究科 外科学専攻 感覚・運動機能医学講座
口腔顎顔面外科学分野 教授 星 和人氏
・東京大学大学院医学系研究科 加齢医学講座 老年病学 准教授 小川 純人氏
・東京大学大学院医学系研究科 イートロス医学講座 特任准教授 米永 一理氏
・東京大学大学院医学系研究科 特任講師 渡辺 林治氏
・株式会社伊藤園 中央研究所長 瀧原 孝宣
モデレーター:・株式会社三菱総合研究所 ヘルスケア事業本部 主席研究員 大橋 毅夫氏
⑤ 閉会の辞
⑥ 質疑応答
登壇者
星 和人氏(東京大学大学院医学系研究科 外科学専攻 感覚・運動機能医学講座
口腔顎顔面外科学分野 教授)
東京大学医学部医学科を卒業後、同大学医学部附属病院の整形外科にて研鑽を積む。2014年東京大学大学院医学系研究科 外科学専攻 感覚・運動機能医学講座口腔外科学(現:口腔顎顔面外科学)准教授、2016年からは同大学医学部附属病院 口腔顎顔面外科・強制歯科 口唇口蓋裂センター センター長などを経て、2018年から現職。国際口腔ケア学会理事長も務める。医療人としてのキャリアの多くを歯学・口腔外科領域で歩んできた経験から、自身の役割は「歯科と医科の結節点になること」だと確信し、現在は医科歯科連携に力を入れている。
小川 純人氏(東京大学大学院医学系研究科 加齢医学講座 老年病学 准教授)
東京大学医学部医学科を卒業後、東京大学医学部附属病院 研修医を経て、1994年より、JR東京総合病院内科に勤務。東京大学大学院医学系研究科 生殖・発達・加齢医学専攻博士課程終了後、カリフォルニア大学サンディエゴ校留学を経て、東京大学医学部附属病院 老年病科助手、同年、文部科学省高等教育局 医学教育課専門官(参与)を務める。2008年より東京大学医学部附属病院 老年病科講師(医局長・病棟医長・外来医長)、2013年より、現職。専門分野は老年医学。
米永 一理氏(東京大学大学院 医学系研究科 イートロス医学講座 特任准教授)
鹿児島大学歯学部卒業後、東京大学で研修し、東京大学大学院に進学。その後東海大学医学部を卒業し、十和田市立中央病院で研修。東京大学口腔外科助教、十和田市立中央総合内科医員、JR東京総合病院総合診療科医長、JR東京総合病院地域医療連携相談センター長、十和田市立中央病院附属とわだ診療所院長などを経て、2020年4月より現職。2023年4月からは、日本大学歯学部 臨床教授も務める。現在、日本口腔ケア学会口腔ケアアンバサダー委員会委員長でもあり、口腔ケアから『食べる』を支える活動も行っている。
渡辺 林治氏(東京大学大学院医学系研究科 特任講師)
1966年宮城県生まれ。関西学院大学SDGs経営論講師を兼任。慶應義塾大学博士。慶應義塾大学経済学部卒業、カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)修士課程修了、慶應義塾大学博士課程修了。野村総合研究所などを経て、研究機関リンジーアドバイス代表。健康長寿産業連合会健康経営WG有識者会議委員。日本商工倶楽部評議員。東京大学・慶應義塾大学・関西学院大学の教授陣と連携し、健康経営、SDGs経営、小売経営について、実証研究とコンサルティングを続けている。著書に、『小売業の実践SDGs経営』(慶應義塾大学出版会)、『2026年までの経済予測』(集英社)、『この指標が分からなければ幹部になってはいけません』(ダイヤモンド)、『流通企業の繁栄と戦略』(千倉書房)。
瀧原 孝宣(株式会社伊藤園 中央研究所長)
1988年大阪府立大学農学部卒業、伊藤園入社、中央研究所に配属。専門分野は、植物生理学、食品工学、健康心理学で、チャの水耕栽培および細胞培養による有用物質の生産、茶カテキンによる口腔衛生に関する研究等、茶成分の新分野利用研究に従事。2009年開発部に異動し、機能性飲料、サプリメント、フード系飲料、炭酸飲料、水素飲料等の製品および製造技術開発などの新商品開発に従事。2017年中央研究所に再び異動し、茶等の機能性研究を統括。茶成分の機能性表示食品化と、抹茶・茶成分の認知機能への影響に関する研究を推進。2023年10月より、伊藤園中央研究所長に就任。
モデレーター:大橋 毅夫氏
(株式会社三菱総合研究所 ヘルスケア事業本部 主席研究員)
1999年3月慶應義塾大学大学院理工学研究科管理工学専攻修了。同年4月、三菱総合研究所入社。入社以来、各産業分野のヒューマンファクター・人間中心設計分野の調査研究や、ヘルスケア分野のデータヘルス・健康経営に関する調査研究・コンサルティングに従事。
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