【訂正配信】茨城県庁、鳥インフルエンザ対応のデジタル化と結核患者管理をkintoneで可能か検証ージチタイ39のノウハウをもとにジョイゾーが支援
消毒ポイントの即時公開、証明発行を電子化することで、問い合わせ削減と事務処理の負担軽減を図る仕組みを構築

【訂正のお知らせ】(2025年12月24日 追記)
2025年10月22日に配信いたしました本プレスリリースにおきまして、記載内容に一部事実と異なる箇所がございました。「結核患者管理システム」の運用状況につきまして、すでに全県的に利用されているかのような表現がございましたが、実際には全県的な本格稼働には至っておりません。正しくは「一つの保健所において、これから検証利用を開始する」という試行前の段階でございます。
読者の皆様ならびに関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げますとともに、現状の事実に即して記事内容を訂正いたしました。
茨城県庁(所在地:茨城県水戸市笠原町978−6、県知事:大井川 和彦)は、サイボウズ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社⻑:⻘野 慶久、以下サイボウズ)の提供する業務改善プラットフォーム「kintone」を活用し、鳥インフルエンザ発生時対応や結核などの感染症対応のアプリを構築しました。
消毒ポイント情報の即時公開や消毒済証明書の電子発行により、確認の電話や紙の補充を減少させ、証明発行に伴う事務負担を軽減できるようになりました。
本取り組みは、株式会社ジョイゾー(本社:東京都江東区、代表取締役社長:四宮 靖隆)がシステム開発の知見と自治体特化型業務パッケージ「ジチタイ39」で培った設計思想・ノウハウを活かして支援したkintoneをベースとした開発事例です。
※導入背景・システムのイメージ・運用フローの詳細を掲載した事例記事については、現在公開を停止しております。
背景と経緯
◼️結核(患者管理):一つの保健所での検証利用
結核患者への通知・帳票作成は、国の感染症発生動向調査(NESID)のCSVをExcelマクロで加工→通知書類を手作業で発送という流れでした。操作が難しく、Excelに不慣れな職員で入力ミスや発送ミスが発生。発生時は迅速な処理が必要にもかかわらず、アナログ依存で標準化が進まないことが負担となっていました。 これに対し、今後、一つの保健所において構築したアプリの検証利用を行う予定です。
◼️鳥インフルエンザ(消毒ポイント・消毒済証明):運用のデジタル化に関する検証利用
発生時、県内に消毒ポイントを設置しますが、従来はPDFを都度作成→Web掲載のため情報更新が遅延。運搬業者が最新情報を把握しにくく、確認電話の増加や誤った地点への誘導が発生していました。さらに消毒済証明は紙で発行・配布・補充が必要で、職員が現場に再配布へ赴くなど、運用コストが大きい状態でした。
茨城県庁では情報システム課DX推進グループが中心となって全庁でのデジタル化を進めています。そのような状況の中で、ジョイゾーを選択していただき、kintoneアプリ構築に至りました。ジョイゾーは自治体業務に精通した元自治体職員メンバーとkintoneのシステム開発に精通してきた知見を合わせることで実現するスピード感あるkintoneアプリ構築を評価いただきました。

導入システムの詳細
以下のようなシステムを構築しました。今後、現場での検証利用が予定されています。[小拓1]
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結核感染症患者管理(※これから県内一つの保健所で検証利用を開始予定)
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鳥インフルエンザ消毒ポイント管理
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鳥インフルエンザの消毒済証明書発行
【結核患者管理】
kintoneの直感的なインターフェースにより入力ミスを抑制し、帳票出力サービス「PrintCreator」との連携により必要な帳票を即座に出力する仕組みを構築しています。今後、アプリの検証を進める予定です。
【鳥インフルエンザ対応】
kintone上で消毒ポイント情報を登録するだけで「kViewer」を通じてリアルタイムにWeb公開される仕組みに変化、問い合わせにかかる時間を軽減できるようになりました。消毒済み証明書についても電子化を実施、紙の配布・補充作業が不要な仕組みが出来ました。今後、現場での検証利用が予定されています。
ジチタイ39とは
ジチタイ39は、自治体の業務を効率化し、 デジタルトランスフォーメーション(DX)を 推進するためのパッケージシステムです。kintone プラットフォームを基盤とし、 柔軟で使いやすい業務システムを提供します。
約27年間あらゆる業務を経験した元自治体職員の視点で本当に価値あるシステムをパッケージ化。1業務39万円で必要なシステムをスピーディーに導入できます。
本件事例の鳥インフルエンザ関連システムは現在ジチタイ39のパッケージの一つとしてご利用いただくことが可能です。
詳しくはお問い合わせください。
Cybozu Days 2025出展について

ジョイゾーは、2025年10月27日(月)・28日(火)に幕張メッセで開催されるサイボウズ株式会社主催の「Cybozu Days 2025」に出展いたします。本年のCybozu Daysのテーマは「ノーコードAIランド」。ジョイゾーは「HAW “AI” I」をテーマに、AIと伝統が融合する南国の島をイメージしたブースを展開し、ノーコードとAIが切り拓く業務改善の未来を体感していただきます。
当日は定額制対面開発サービス「システム39」や自治体向けパッケージ「ジチタイ39」、無償プラグイン活用セミナーなど多彩なコンテンツを用意し、10年以上にわたるkintone導入支援のノウハウを余すところなくご紹介します。
ぜひ当日は弊社ブースまでお越しください。

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日時 |
2024年10月27日(月)・28日(火) 【Day1】11:00〜18:00(展示エリアOPEN 12:00) 【Day2】10:30〜17:30(展示エリアOPEN 12:00) |
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場所 |
国際展示場 4〜7ホール |
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参加費 |
無料(事前登録制) |
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申込方法 |
https://days.cybozu.co.jp/ |
株式会社ジョイゾーについて
企業名:株式会社ジョイゾー
設⽴ :2010年12⽉
代表者:四宮 靖隆
所在地:東京都江東区東陽4-10-4 東陽町SHビル7F
URL : https://www.joyzo.co.jp/
概要 :kintoneに特化した業務改善開発のためのスペシャリストを擁し、人工商売に依存しないアジャイルな開発アプローチでビジネス変革をもたらす
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