第18回「トイレ川柳」結果発表
―ネオレスト賞(最優秀賞)―「生きている だから僕らは トイレする」
TOTO株式会社(本社:福岡県北九州市、社長:清田 徳明)は、第18回「トイレ川柳」の入選作品(ネオレスト賞(最優秀賞)[1句]/嬉しい賞[1句]/仲畑貴志賞[3句]/優秀賞[9句]/中学生・高校生賞[3句]/キッズ賞[3句]/佳作[20句])を決定しました。
2022年6月13日(月)から8月26日(金)までの期間、トイレにまつわる川柳を募集し、32,755句が集まりました。計18回での累計応募総数は約48万句になります。
2022年6月13日(月)から8月26日(金)までの期間、トイレにまつわる川柳を募集し、32,755句が集まりました。計18回での累計応募総数は約48万句になります。
第1回より「トイレ川柳」の審査員を務め、初代ウォシュレット※1の発売キャンペーン広告「おしりだって、 洗ってほしい。」のコピーライター・仲畑貴志氏に選考いただいた結果、ネオレスト賞(最優秀賞)には 「生きている だから僕らは トイレする」が選ばれました。
また、日常のどこかで感じた「嬉しい」という気持ちをテーマにした句「嬉しい賞」には「子の後の 綺麗な トイレ 知る成長」が選ばれました。家族や身近な人たちとのエピソードをもとにした句が多く見られました。
受賞20句(佳作以外)については、トイレットペーパー型川柳集『第18回トイレ川柳大賞』<希望小売価格(予定):350円[税込み]>に掲載し、2022年11月10日(トイレの日※2)にTOTO出版より発行予定です。
※1:「ウォシュレット」はTOTO株式会社の登録商標です。
※2:11月10日は「いいトイレ」と読めることにちなみ、日本トイレ協会が1996年に制定した「トイレの日」です。
※3:きれい除菌水は、汚れを抑制するもので清掃不要になるものではありません。便座裏は、先端部分にきれい除菌水のミストを噴霧します。実使用環境での除菌効果は確認できていません。すべての菌を除菌できるわけではありません。
※4:「ウォシュレット」はTOTO株式会社の登録商標です。
上記の結果一覧はTOTOウェブサイトでも公開しています。
◆TOTOウェブサイト:https://jp.toto.com/pages/knowledge/useful/senryu/2022/award
*川柳・雅号(ペンネーム)の表記はすべて、応募者の表記通りです。
*作品の著作権は、TOTO株式会社に帰属しています。無断での転載使用はご遠慮ください。
■仲畑貴志氏 選評
「生きているだから僕らはトイレする」(ほり・たく)が最優秀賞となりました。地球上で勃発する、さまざまなトラブルを見聞きするにつけ、何も起こらない平凡な日常がいかに得難いものであるかと思います。
平穏にトイレに座っていられるというのは、その象徴のような、大切な景色なんですね。
嬉しい賞の「子の後の綺麗なトイレ知る成長」(きまる)も、やはり人の営みのリレーを詠んだもの。成長とともに、正しく社会性を身に着けて行ってくれる子供たちへの期待とよろこびです。
仲畑賞は、いつも、ちょいとオチャメな句を選んでいます。たとえば、「元気よく聞こえるちょっと違う九九」(ややこし屋)。これ、わたしは大好きな句です。おそらくトイレから聞こえてくる、子の九九をたどる声。それも、自信満々の大音量。どころが、ちょいと間違ってもいる。でも、ま、とりあえず元気が何より。九九の間違いなんて、いずれ正しく覚えられますからね。このように、川柳は市井の営みから生まれる喜怒哀楽の表現です。こころに何かが溜まったとき、とりあえず575にして見る。それだけで、こころが少し、軽~くなりますよ。
仲畑貴志氏
コピーライター
1947年京都市生まれ。日本の広告界を代表するコピーライター。代表作に、 ウォシュレットの発売キャンペーン広告「おしりだって、洗ってほしい。」や 「ココロも満タンに、コスモ石油」など。毎日新聞の人気コーナー「仲畑流万能 川柳」の選者としても知られる。
■応募者の傾向
今年で18回目を迎えたトイレ川柳は毎年子どもから大人まで、幅広い年代の方から応募があります。特に30~60代の方からの応募が多く、60代の割合が一番多くなりました。2019年より4年連続で応募数3万句を超え、おかげ
さまで計18回での累計応募総数は、約48万句になりました。
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