令和6年度「あたまとからだの健康増進事業」白山市モデル　／　あたまの健康チェック®の受付枠、検査拠点を拡大し市内全域をカバー

市内全域をカバー：　医師会と薬剤師会が検査拠点に

株式会社ミレニア

2024年7月5日 10時00分

　セントケア・グループ＜2374＞傘下の株式会社ミレニア（本社：東京都港区）が、全国自治体に提供する認知機能スケール「あたまの健康チェック®」が、石川県白山市（市長　田村敏和）がスポーツ庁の補助金を活用し運営する、今年で３年目となる「あたまとからだの健康増進事業」において、令和６年度も指定認知機能評価法として、採用されることとなりましたので、お知らせいたします。
　本年度からは、あたまの健康チェック®の検査拠点となる指定機関が6カ所追加され、市内計１4施設網で市内全域をカバーすることとなりました。

令和５年度　「あたまとからだの健康増進事業」白山モデル：　厚生労働省　老健局長優秀賞を受賞

　白山市が推進する、元気な頃から運動習慣を通じて認知症予防に取り組む「あたまと体の健康増進事業」が、厚生労働省及びスポーツ庁主催の「第12回健康寿命をのばそう！アワード（介護予防・高齢者生活支援分野）」にて『自治体部門：厚生労働省老健局長　優良賞』を受賞いたしました。

令和5年度白山市：　https://www.city.hakusan.lg.jp/kenkofukushi/koreifukushi/1008337.html

厚生労働省（15ページ参照）：　https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001172474.pdf

令和６年度　「あたまとからだの健康増進事業」概要

　運動の習慣化を通じた医療・介護連携による認知症予防の取組みとして、白山市で令和６年度においても「あたまとからだの健康増進事業」が推進されます。令和６年度は、参加募集枠とあたまの健康チェック®が受けられる市内指定機関を大幅に増やし、市内全域にて認知機能評価法である「あたまの健康チェック®」を受けていただけるよう、計画されています。

　あたまの健康チェック®を受けていただいた市民を対象として、公立松任石川中央病院併設のスポーツ施設「ダイナミックHakusan」および、かわち保健センターにて週１回、健康運動指導士の指導のもと、筋力トレーニングや有酸素運動などの科学的根拠に基づいた運動プログラムに取り組んでいただきます。また、栄養について学ぶ講座も月１回開かれ、講師は管理栄養士が担当します。運動プログラム参加終了後となる2025年2月頃には、再度「あたまの健康チェック®」や体力測定などを受けていただき、運動や栄養指導の結果、認知機能や身体機能が維持・向上しているかを調査し、効果を検証してまいります。また、一昨年度からの継続者を対象とした運動教室も開催しており、定期的に「あたまの健康チェック®」や体力測定を受けていただくことで、運動や栄養指導の中長期的効果も検証してまいります。

【あたまの健康チェック® 】受検希望者の募集を開始

対　象：　市内在住の65歳以上の人で認知症の診断や治療を受けていない人

定　員：　先着430名（早期に定員に達することが想定され、定員に達し次第、募集を終了いたします）

費　用：　　【無料】　あたまの健康チェック®の受検にかかる費用は、全額市が負担いたします

場　所：　市内の指定医療機関、薬局　計14か所から最寄りの指定機関をお選びいただけます

申込開始：　令和6年7月5日（金）～定員に達するまで

申込方法：　申込受付専用サイト（https://apply.e-tumo.jp/city-hakusan-ishikawa-u/offer/offerList_detail?tempSeq=338）、あるいは、市担当窓口へお電話（076-274-9529）、FAX（076-275-2211）にてお申込みください。

【申込受付サイト　QRコード】

あたまの健康チェック®　受検期間：　令和6年8月５日（月）～9月20日（金）

参　加：　

①　申込後、市より受検票が送付されます

②　市内の指定医療機関で「あたまの健康チェック®」を受検いただきます（事前予約必要）

　　チェック結果は指定医療機関にてお渡しします

③　チェックを受けた人には、「あたまとからだの健康運動教室」をご案内します

④　運動教室開始から約３か月後に、再度「あたまの健康チェック®」を受検いただきます

　　（運動教室にて体力測定等と合わせて実施）

https://prtimes.jp/a/?f=d42711-68-190ab1228003992f6918fd3e042f6acf.pdf

https://prtimes.jp/a/?f=d42711-68-e0aa016d6164f3486addcb4a0d649f14.pdf

あたまの健康チェック® 検査拠点の指定医療機関・薬局を大幅拡大で市内全域をカバー

　令和６年度からは、あたまの健康チェック®実施機関を１４か所に拡大し、市内全域において市民が身近にチェックを受けやすい環境整備がすすめられています。また本年度からは、市薬剤師会からも協力を得て、市内４カ所の調剤薬局も指定検査機関に加わります。

【指定　医療機関】

石倉内科医院	公立松任石川中央病院
福留クリニック	安原医院
長尾医院	松葉外科胃腸科クリニック
公立つるぎ病院	さなだクリニック
新村病院	きりの里診療所

【指定　調剤薬局】

てまり新田薬局	美川らいふ薬局
蕪城堂薬局	かわちコメヤ薬局

白山モデル：　プログラム認証委員会の設置

　2022年4月に制定した健康づくり推進条例で健康寿命の延伸を基本目標に掲げている白山市では、安全でより効果的な運動を日常習慣的に行える体制の構築や、認知機能・身体機能の維持向上に有効なプログラムの検討、ならびに、事業の介入効果の検証と成果の公表を実施するための委員会を設置し、県内外の医師やアカデミアが所属しています。

委員会メンバー	所属	氏名
委員長	公立松任石川中央病院	横山　邦彦　医師
委員	金沢大学附属病院	小野　賢二郎　教授
	金沢大学附属病院	篠原　もえ子　准教授
	金沢大学	増田　和実　教授
	金城大学	河野　光伸　教授
	公立つるぎ病院	田中　一範　医師
アドバイザー	筑波大学大学院	久野　譜也　教授
事務局	白山市

PHRアプリ「NOBORI」を活用したDX

　あたまの健康チェック®の受検結果は、紙面での提供に加え、PHR（Personal Health Record）アプリ「NOBORI」(https://nobori.me/)でも閲覧できるようになります。また、「NOBORI」を通じて、チェック結果をご家族や主治医等とデータ共有したり、公立松任石川中央病院においても様々な機能を活用することが可能となります。

白山市では、最新技術を活用したヘルスケアのDX化により、地域予防事業の輪をご本人のみならずご家族等の周辺関係者まで広げる活動にも取り組んでまいります。

予防領域における市民ニーズは、「超異常値の検知」から「健常域での経時変化観察」へ

　あたまの健康チェック®は、従来検査法では天井効果により安定評価の難しかった「健域」からの正常値の経時変化観察が可能な業界では初めて認知機能スケールです。全国の健診施設や自治体での「あたまの健康チェック®」の社会実装事例から、他の疾病・疾患とは異なり、「あたまの健康」領域では、一般生活者は、自身の認知機能状態を正常値範囲で経時観察することを通じ、「そのままの状態を維持したい」という強い意識の醸成がなされ、認知機能低下予防に資する指導や情報に対して、強い行動変容意欲を示すことが分かってきました。

認知機能スケール「あたまの健康チェック®」

認知機能低下の訴えのない健康な方（対象年齢30歳～99歳）から受けられる、国内では初めての認知機能スケール。健常域における認知機能の定量的経時評価が可能。認知機能の状態を0～100の独自指標（MPI値）で分かりやすく経時評価。一般的な認知機能評価法とは異なり、検者の職能や経験を問わず、安定した客観評価が行える点が特徴。全国の健診施設、自治体、大学・研究機関、企業・団体などが広域に採用。

〇　2006年度から認知機能評価サービスの提供を開始した民間最古参

〇　2016年度、AMEDの認知症予防事業IROOP（アイループ）における公式認知機能検査に採択

〇　2018年度から、神奈川県ME-BYO（未病）ブランド認定サービスとなる

〇　2020年度、本スケールを用いた自治体での社会実装事例が厚生労働省研究班による「自治体における認知症の予防に資する取組事例集」で複数掲載

〇　2022年度、PHRアプリ「NOBORI」とのリアルタイム連携体制を確立

〇　2022年度、本スケールを用いた新分析法が、米ADNI研究Data Inventoryに収載

〇　2023年度、本スケールを用いた自治体と医師会との連携事業が、厚生労働省老健局長優良賞（自治体部門）を受賞

＜令和6年度　白山市　「あたまとからだの健康増進事業」に関するお問い合わせ＞

白山市　健康福祉部長寿介護課

924-8688　石川県白山市倉光二丁目１番地

https://apply.e-tumo.jp/city-hakusan-ishikawa-u/offer/offerList_detail?tempSeq=338

TEL 076-274-9529