【調査レポート】志望業界の将来性重視の就活生は51.4% | 人気業界ランキング1位は「IT」

〜キラキラして見える業界「IT」「総合商社」「コンサル」〜

株式会社Synergy Career

新卒大学生を対象とした就活調査レポートサイト「就活総合研究所」および就活情報メディア「就活の教科書」を運営する、株式会社Synergy Career(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:岡本 恵典)は、26卒と27卒の就活生を対象に、人気/志望業界に関する調査を実施いたしました。集計した185名の回答をもとにアンケート結果を報告します。

本プレスリリースの内容を転載・引用される場合は、情報の正確性を保つため、(https://reashu.com/research/ninkigyoukai/)のURL明記をお願いします。

◆調査サマリー

1、志望業界は「IT・ソフトウェア・情報処理」が最多
就職したい業界として最も多かったのは「IT・ソフトウェア・情報処理」(45人)でした。デジタル化の進展により、スキルを活かしやすく将来性のある分野として高い人気を集めています。続いて「官公庁・公社・団体」(34人)が続き、安定性や働きやすさを重視する学生の志向も伺えます。

2、キラキラして見える業界「IT」「総合商社」「コンサル」
キラキラして見える業界としても「IT・ソフトウェア・情報処理」(44人)が最多でした。次いで「商社(総合)」(33人)、「コンサル」(30人)、「広告・出版・マスコミ」(28人)が上位に入り、“華やかさ・成長性”といった要素を持つ業界が選ばれる傾向が見られました。

3、就活生の47.6%が志望業界を決めてから就活を開始
志望業界を決めてから就活を行う割合は、「非常にそうする」(15.7%)、「ややそうする」(31.9%)の合計で47.6%となりました。就活生の約半数が戦略的に業界を絞って動くことがわかりました。

4、就活生の51.4%が志望業界の将来性を重視
志望業界の将来性について「非常に考えている」(14.1%)、「やや考えている」(37.3%)と答えた就活生は合わせて51.4%でした。将来性を考えていない層は20.0%にとどまり、長期的な視点でキャリア形成を考える学生が増えている傾向が示されました。

◆人気/志望業界に関する調査に至った背景・調査概要

人気業界とは、多くの就活生から特に注目を集め、志望先として選ぶ業界を指します。

急成長を遂げるIT・AI領域への注目など、学生が「どの業界を選ぶのか」を左右する要因は、年々多様化しています。

そこで今回は、就活生がどの業界に魅力を感じているのかを明らかにするため、「人気/志望業界に関する調査」を実施しました。

参考:【業界が分かる】就活の人気/志望業界ランキングTOP10 | 平均年収,就職の仕方も

【人気/志望業界に関する調査】アンケート内容

  1. 人気業界ランキングを参考にしていますか?

  2. どの業界に就職したいですか?

  3. キラキラして見える業界はありますか?

  4. 志望業界を決めてから就活をしますか?

  5. 就活の時、志望業界の将来性まで考えていますか?

【アンケート概要】

調査対象:26卒・27卒で就活中・就活を終えた学生

調査期間:2025年11月20日 ~ 2025年11月23日

調査方法:インターネット上でのアンケート調査

有効回答数:185人(男性69人:女性116人)

◆アンケート結果

(Q1)人気業界ランキングを参考にしている割合

人気業界ランキングを「非常に参考にしている」(10.3%)、「やや参考にしている」(19.5%)と答えた就活生はあわせて29.8%でした。約3割の就活生が人気業界ランキングを参考情報として活用しており、志望業界を検討する際の判断材料として機能していることがうかがえます。

一方で、「あまり参考にしていない」(20.5%)、「全く参考にしていない」(27.6%)と回答した就活生は48.1%にのぼり、人気ランキングへの依存度は全体として高くないことが示されました。

(Q2)志望業界

就職したい業界としては、「IT・ソフトウェア・情報処理」(45人)が最多でした。

デジタル化が進む中で、スキルを活かしやすい業界への関心が非常に高いことがわかります。

続いて「官公庁・公社・団体」(34人)が多く、安定した環境で働きたいという学生の志向も根強いようです。

(Q3)キラキラして見える業界

キラキラして見える業界としても、「IT・ソフトウェア・情報処理」(44人)が最多となりました。

最先端の技術に携われるイメージや、自由度の高い働き方が想起されやすい点が理由として考えられます。

続いて「商社(総合)」(33人)、「コンサル」(30人)、「広告・出版・マスコミ」(28人)が多く、“華やか・ハイスペック・成長できそう”といったイメージが学生の中で強い業界が上位に並びました。

(Q4)志望業界を決めてから就活をする割合

志望業界を決めてから就活をする割合について、「非常にそうする」(15.7%)、「ややそうする」(31.9%)と答えた就活生はあわせて47.6%でした。約半数が事前に志望業界を定めて就職活動している傾向が見られます。

一方で、「あまりそうしない」(11.9%)、「全くそうしない」(8.6%)と回答した学生は20.5%にとどまり、志望業界を固めずに幅広く動く層は比較的少数派であることがわかりました。

(Q5)志望業界の将来性まで考えている割合

志望業界の将来性まで「非常に考えている」(14.1%)、「やや考えている」(37.3%)と答えた就活生はあわせて51.4%でした。半数以上が業界の未来性を意識して企業選びを行っており、短期的な条件だけでなく長期的な成長性や安定性を重視する姿勢がうかがえます。

一方で、「あまり考えていない」(10.3%)、「全く考えていない」(9.7%)と回答した学生は20.0%にとどまり、将来性を気にせず興味や条件で就活を進める層は比較的少数派であることが示されました。

◆総評

人気業界として「IT・ソフトウェア・情報処理」が圧倒的に支持を集めたのは、デジタル化の加速による市場拡大や、スキルを活かして成長できる環境が整っていると認識されているためだと考えられます。

また、“キラキラして見える業界”としてもITが1位であることから、成長性・華やかさ・専門性を兼ね備えた業界が、就活生の理想像にマッチしていると考えられます。

一方、就活生の29.8%が人気業界ランキングを参考にしているものの、48.1%はランキングをほとんど参考にしていないことも分かりました。

さらに、志望業界の決め方においては47.6%が事前に志望業界を絞って就活を開始しており、効率的かつ戦略的に動く学生が増加しています。

また、就活生の51.4%が志望業界の将来性まで考慮しており、「長期的に成長できる環境か」を重要視する傾向が強まっていることがわかりました。

◆就活総合研究所とは

就活生のリアルな声や意識の変化、最新の就職活動事情を把握するために、独自のアンケート調査・データ分析を行い、調査レポートとして発信している。

就活総合研究所URL:https://reashu.com/research/

就活の教科書:https://reashu.com/
コーポレートサイト: https://synergy-career.co.jp

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会社概要

株式会社Synergy Career

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業種
情報通信
本社所在地
大阪府大阪市北区梅田2丁目5-13 桜橋第一ビル304号
電話番号
06-7526-9931
代表者名
岡本恵典
上場
未上場
資本金
30万円
設立
2020年06月