【550名調査】SaaS事業、KPI設計完了は9.6%に留まる一方、22.2%が「インフラコスト最適化」を最重視
〜サーバーレス導入は7.5%。成功指標×技術基盤の両輪戦略が鍵〜
Ragate株式会社(以下、ラーゲイト)は、2026年1月にSaaS事業に関わる事業責任者550名を対象とした「SaaS事業における成功指標設計とインフラ戦略実態調査」を実施いたしました。
本調査の結果、LTV・NRRなどの成功指標を体系化し運用できている企業はわずか9.6%に留まる一方、SaaS成功に向けて「インフラ運用コストの最適化」を最も重視する企業が22.2%で最多となりました。しかし、サーバーレスアーキテクチャ導入済みの企業は7.5%に留まっており、コスト意識と実際の技術導入との間にギャップが存在することが明らかになりました。
ラーゲイトでは、この調査結果をもとに、SaaS事業成功に必要な「成功指標設計」と「スケーラブルな技術基盤構築」の両輪戦略を提示してまいります。
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調査実施の背景
国内SaaS市場は急成長を続けており、既存ビジネスのSaaS化や新規SaaS事業の立ち上げが活発化しています。しかし、多くの事業責任者様から「LTVやNRRといった成功指標をどう設計・運用すべきかわからない」「サーバーレスへの移行に踏み切れない」「コスト最適化の具体策が見えない」といったご相談を数多くいただいております。
そこでラーゲイトでは、SaaS事業の成否を分ける要素を定量的に明らかにするため、事業責任者550名を対象とした実態調査を実施いたしました。本調査により、SaaS事業のフェーズ分布、KPI設計の実態、インフラ選定の現状、事業責任者が重視するポイントが浮き彫りになりました。
調査結果のハイライト
1. 成功指標の体系化完了はわずか9.6%:LTV・NRR運用は少数派

SaaSビジネスの成長を左右するLTV(顧客生涯価値)やNRR(純収益維持率)の設計状況について質問したところ、「指標の体系化が完了し、定期的に改善を回している」企業はわずか9.6%という結果となりました。
「主要指標は定義しているが、運用・改善はこれから」を合わせても24.7%に留まり、約75%の企業がKPI設計・運用に課題を抱えていることが判明しました。また、「指標の重要性は理解しているが設計はこれから」「指標設計について詳しく知りたい」を合わせると21.2%となり、5社に1社以上が「何を測定すべきか」「どう改善サイクルを回すべきか」について方法論を模索している実態が浮き彫りになりました。
2. インフラコスト最適化がトップ:22.2%が最重視も、サーバーレス導入は7.5%

SaaS事業成功のために最も重視する点(最大3つまで選択)では、「インフラ運用コストの最適化」が22.2%で第1位となりました。SaaS事業は継続的な運用が前提となるため、ランニングコストへの意識が非常に高いことがわかります。
しかし、コスト最適化の有力手段であるサーバーレスアーキテクチャについては、導入済みがわずか7.5%、検討中・採用予定を含めても22.0%に留まりました。また、「従来型のサーバー運用で、移行は未検討」が11.1%存在し、コスト削減への関心は高いものの、具体的な技術導入には至っていない企業が多数存在することが明らかになりました。
3. 開発スピード重視は19.8%:約46%が開発・成長フェーズに
重視するポイントの第2位は「MVP・本番リリースまでのスピード」(19.8%)でした。市場投入のタイミングが競争優位性を左右するSaaS事業において、開発速度は重要な競争力となっています。
SaaS事業のフェーズについては、何らかのフェーズにある企業が46.0%を占め、そのうち「新規立ち上げ企画中」「PoC・MVP段階」「SaaS化検討中」を合わせた34.5%が開発・準備段階にあることが判明しました。また、「LTV/NRR等の成功指標に基づく成長戦略」(13.5%)、「スケーラブルな技術基盤の構築」(13.1%)も上位に位置し、単なる開発だけでなく、事業成長を見据えた戦略的アプローチが求められています。
ラーゲイトの考察と今後の展望
今回の調査結果から、SaaS事業の成功には「成功指標の設計」と「スケーラブルな技術基盤」の両輪が必要であることが改めて明らかになりました。しかし、両方を十分に整備できている企業は極めて少数派です。
特に注目すべきは、コスト最適化への関心は高いものの、サーバーレス導入が進んでいないという点です。サーバーレスアーキテクチャは、運用負荷の大幅削減、使用量に応じた従量課金によるコスト最適化、トラフィック変動への自動スケーリングといったメリットがあります。しかし、「既存システムからの移行コスト」「技術的な知見不足」「ベンダーロックインへの懸念」といった障壁が、導入を躊躇させている要因と考えられます。
また、KPI設計の体系化が完了している企業が1割未満という結果は、多くの企業が「指標の重要性は理解しているが、具体的な設計方法がわからない」状態にあることを示しています。LTV・NRR・チャーンレートといった指標は、SaaS事業の健全性を測る上で不可欠ですが、定義方法や改善サイクルの構築には専門的な知見が必要です。
さらに、約25%の企業が外部パートナーとの協業を具体的に検討している一方、20.5%は自社単独での推進を志向しています。パートナー選定においては、「戦略から実装までの一貫支援力」「サーバーレス等のモダン技術力」「内製化を見据えたナレッジ共有」の3つの観点が重要となります。
ラーゲイトでは、AWS Partner of the Year受賞、MBA保有者による戦略立案から、PoC・MVP開発、本番運用まで一気通貫で伴走支援するサービスを提供しています。単なるシステム開発にとどまらず、LTV/NRR等の成功指標設計、サーバーレスアーキテクチャによるスケーラブルな技術基盤構築、内製化を前提としたナレッジトランスファーを通じて、SaaS事業の成功を実現してまいります。
SaaS事業の成功指標設計・サーバーレス開発でお困りの企業様へ
Ragate(ラーゲイト)株式会社では、SaaS事業の成功に必要な「指標設計」と「技術基盤」の両輪を支援する各種サービスを提供しています。
▶ LTV/NRR等の成功指標設計からサーバーレス開発まで一気通貫支援
AWS認定技術者とMBA保有コンサルタントが、戦略立案からPoC・MVP開発、本番運用まで伴走。内製化を前提としたナレッジトランスファーで、ベンダーロックインを回避します。
▶ コスト最適化を実現するサーバーレスアーキテクチャ構築支援
従来型サーバー運用からサーバーレスへの移行を、AWS FTR認定チームが支援。運用負荷削減とコスト最適化を同時に実現します。
「SaaS事業の成功指標をどう設計すればいいかわからない」「サーバーレスに移行したいが、何から始めればいいか」——そんなお悩みがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。
企業情報

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企業名 |
Ragate(ラーゲイト)株式会社 |
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コーポレートサイト |
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代表取締役 |
益子 竜与志 |
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設立 |
2017年5月25日 |
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電話番号 |
050‐5527‐2670 |
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資本金 |
21,000,000円 |
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