芸術家が月額制で支援を受けられる「mecelo(メセロ)」登録芸術家の一般公募を開始

アート業界の「現代版あしながおじさん」meceloが招待制から募集制に移行し、すべてのアーティストに可能性を提供。単月支援プランも新たに新設、支援をもっと気軽に

ピクスタ

ピクスタ株式会社(東京都渋谷区 代表取締役社長:古俣大介、東証マザーズ:3416)が運営する、芸術家が月額制で支援を受けながら作品販売できる芸術家支援プラットフォーム「mecelo(メセロ)」にて登録芸術家の一般公募を開始いたします。

meceloは2018年10月18日からサービスを開始。これまで登録できる芸術家は、運営からの招待制のみで、登録の門戸は開いていませんでした。
招待制から募集制に移行することで、広く「長期的な芸術活動」を望むすべての芸術家たちに、支援者となる「パートナー」との出会いと月額支援の可能性を提供し、芸術活動を支援いたします。

■募集対象となる芸術家一覧

1. 平面作品作家
 a. 画家
 b. フォトグラファー
 c. イラストレーター

2. 立体作品作家
 a. 造形作家
 b. 陶芸家
 c. 工芸家

■芸術家登録と活動開始までの流れと芸術家会員ができること

<登録までの流れ>
1. 芸術家登録申込みページの応募フォームから、活動コンセプト、ポートフォリオのURLなど必要事項を送信
2. meceloによる登録審査
3. 合格通知メールのmecelo会員登録フォームから会員登録手続き

芸術家登録申込みページ:https://sites.google.com/pixta.co.jp/mecelo-artist-apply/

※登録審査では、登録ジャンルのマッチ度、コンセプトの明瞭さ、公序良俗に反していないか等を吟味の上、ご登録のメールアドレスまで合否をご連絡いたします。
※5営業日以内のご連絡見込みですが、お申込み多数の場合、さらにお時間を頂戴する場合がございます。予めご了承ください。

<活動開始までの流れ>
1. 自身の芸術家ページの作成・公開
2. パートナープランの申請
3. パートナープランおよび作品販売開始

※パートナープランの申請では、支援者(パートナー)に求める月額金額と返礼品(リターン)が実現可能かを運営で吟味の上、必要に応じて改善のフィードバックを行いながら適切な「パートナープラン」を設定の上、販売開始します。

<mecelo芸術家会員になるとできること>
● 芸術家・作品の紹介
● パートナープランの開設
● 作品販売

■芸術家支援プラットフォーム「mecelo(メセロ)」とは

meceloとは、芸術家が、継続的な創作活動を実現するために、その創作活動にかける想いや作品に共感した複数人の個人(以下、パートナー)から、毎月少額の支援を受けられる、インターネット上のプラットフォームサービスです。

寄付とは異なり、パートナーは、好きな芸術家の創作活動を「パートナープラン」の購入により毎月「少額の支援金」で支え、見返りとして芸術家が制作したポストカードなどのちょっとした制作物を返礼品として受け取ることができます。また、芸術家の作品やインタビュー記事、自分が支援する芸術家との交流を通じて「自分が芸術家を支えるパートナーである」という自己実現とmeceloでしか得られない「アート体験を共に作り上げる感動」を手に入れることができます。

芸術家はmeceloを通じて、自分の創作活動を支援してくれるパートナーを募り、月々の支援金の受け取りの他、作品販売の機会と、パートナーたちとコミュニケーションを行うことができます。


■芸術家を招待制から募集制に移行した背景

meceloには現在31名の芸術家と約630名のパートナー会員が登録しています。しかし、実際にパートナープランを購入して芸術家を支援しているパートナー会員は一定割合にとどまっており、パートナー会員は、meceloが掲げる「芸術家の継続的な創作活動を支援する」というコンセプトに共感した上で、まだ見ぬ応援したい芸術家の登場を待ち望んでいることがわかりました。
また、meceloに登録を希望する芸術家からも多数の問い合わせをいただいてきました。

meceloは2018年10月のサービス公開以来、登録芸術家ひとりひとりへのインタビュー記事を公開することで「芸術家とその作品への共感」を大事にしてきました。広く門戸を開き、募集制にすれば、ひとりひとりのインタビュー記事を公開する今のスタイルは維持しづらくなります。しかし、多くのパートナー会員たちがまだ見ぬ芸術家たちとの出会いを待ち望んでいる今、いち早く多くの芸術家との出会いを創出し、可能性を提示した方が日本のアート文化の発展に寄与できると考え、募集制への移行に踏み切りました。

これに伴い、以下の2点を変更、追加いたします。
  • インタビュー記事は、「ピックアップ・アーティスト」として運営が選出した芸術家のインタビュー記事を毎月数名公開します。
  •  多くの芸術家とパートナーの出会いを創出すべく、毎月支援金が発生する月額「パートナープラン」だけでなく、購入月のみ支援金が発生する「スポットプラン」を新設。様々な芸術家と触れ合う機会を創造します。

今後は、好みの芸術家やパートナープランが見つけやすくなるよう検索性の向上と、芸術家とパートナーのコミュニケーション促進などのサイト改善のほか、作品販売機会の増加にも注力してまいります。

■meceloが解決したい日本のアート界の課題

現在、日本には、アートに関連する教育機関が、大学・短大だけで100校以上あり(※1)、毎年15,000人以上の学生が卒業しています(※2)。しかし、卒業後は生活のための就労によって創作時間が失われ、次第に芸術活動から離れてしまう現実があります。
日本のアート市場は、関連サービスなども含めると3,270億円、美術品市場だけで2,437億円あるとされていますが(※3)、有名アート作品の取引が中心で、若い芸術家の作品を楽しむ文化はまだ確立されていません。それが「日本ではアートは売れない」とされるゆえんで、芸術活動を望みながら彼らが日本で活躍できない要因になっています。

わたしたちは、技術も意欲もある次世代の芸術家たちが、その才能を発揮することなく潰えていってしまう現状を惜しみ、芸術家たちの救済とアートを通じた体験の機会を提供する仕組みとして、芸術家支援プラットフォーム「mecelo(メセロ)」を立ち上げました。

消費は、モノからコトへ、そしてさらに、好きなモノ・コトを共有し、一緒に育て楽しむ「トキ消費」へと移り変わろうとしています。meceloは、日本人に向けてアートを通じた体験を可視化し、「アート体験を共につくりあげる」という「トキ消費」を価値として提供することで、人々に芸術家とアートに携わる楽しみ、喜びを届けたいと考えています。

※1 参照:美大芸大就活ナビ(https://bidai-geidai.jp/contents/text/c107/
※2 参照:芸術系大学出身者と労働者(https://www.jil.go.jp/institute/zassi/backnumber/2014/04/pdf/050-053.pdf
※3 参照:文化庁「アート市場の活性化に向けて」(https://www.kantei.go.jp/jp/singi/keizaisaisei/miraitoshikaigi/suishinkaigo2018/chusho/dai4/siryou7.pdf
 


アートを身近にし、まるで小さなあしながおじさんが大勢いる世界を日本に作り上げることで、アート界にイノベーションをおこします。

■ピクスタ株式会社 会社概要

社 名:ピクスタ株式会社(東証マザーズ:3416)
設 立:2005年8月25日
所在地:東京都渋谷区渋谷2−12−19 東建インターナショナルビル5F
TEL:03-5774-2692 / FAX:03-5774-2695
資本金:310,261千円(2019年3月末時点)
代表取締役社長:古俣 大介
URL:https://pixta.co.jp/
事業内容:デジタル素材のオンラインマーケットプレイス「PIXTA」の運営
     出張撮影マッチングサービス「fotowa」の運営
     芸術家支援プラットフォーム「mecelo」の運営
支 店:日商匹克斯塔圖庫股份有限公司台湾分公司(英文名:PIXTA INC. TAIWAN BRANCH)
子会社:スナップマート株式会社
    Topic Images Inc.
    PIXTA ASIA PTE. LTD. 
    PIXTA (THAILAND) CO., LTD.
    PIXTA VIETNAM CO., LTD.

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会社概要

ピクスタ株式会社

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URL
http://pixta.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
東京都渋谷区渋谷2丁目21−1 渋谷ヒカリエ 33階 JustCo Shibuya Hikarie
電話番号
03-5774-2692
代表者名
古俣 大介
上場
東証グロース
資本金
3億3243万円
設立
2005年08月