『ウマ娘プリティーダービー』のアクティブユーザーを調査若年層を獲得しながらユーザーは増加

細やかにウマ娘を育成できるゲーム要素が魅力

株式会社ゲームエイジ総研

2月17日に配信を開始した『ウマ娘プリティーダービー』。配信されるや否やコアなゲームファンはもちろん普段あまりゲームをプレイしないライト層まで一気に波及したモンスタータイトルです。攻略のしがいがあるゲームシステムからユーザー間の情報交換も非常に盛んになりネット上のコミュニティも非常に盛り上がっています。またゲーム内に登場するウマ娘(キャラクター)の強烈な個性を生かしたストーリーがゲーム内で描かれました。そこからウマ娘のファンになるユーザーも多くSNS上には多くのファンアートが投稿され、一種の社会現象のような様相を見せました。

そこで今回は『ウマ娘プリティーダービー』のユーザーをiGageデータとプレイ経験者調査より見てみました。
株式会社ゲームエイジ総研(代表取締役社長:光井誠一)は、国内唯一の「ゲームビジネスに特化したマーケティングリサーチ&コンサルティングファーム」として様々な分析を行っています。ゲーム市場規模をまとめた定期刊行レポートとして「Monthly Game Trend Radar(マンスリー・ゲームトレンドレーダー)」の発刊や、プラットフォーム別のアクティブユーザー数や、ネットワークサービスでのゲームに関する情報取得などのデータも収集しております。また弊社が運用しているマーケティングデータサービス「iGage(アイゲージ)」では約240万名のスマートデバイスのユーザーのログを自動取得しており、動向やトレンドなども観測しております。

 2月17日に配信を開始した『ウマ娘プリティーダービー』。配信されるや否やコアなゲームファンはもちろん普段あまりゲームをプレイしないライト層まで一気に波及したモンスタータイトルです。攻略のしがいがあるゲームシステムからユーザー間の情報交換も非常に盛んになりネット上のコミュニティも非常に盛り上がっています。またゲーム内に登場するウマ娘(キャラクター)の強烈な個性を生かしたストーリーがゲーム内で描かれました。そこからウマ娘のファンになるユーザーも多くSNS上には多くのファンアートが投稿され、一種の社会現象のような様相を見せました。

 そこで今回は『ウマ娘プリティーダービー』のユーザーをiGageデータとプレイ経験者調査より見てみました。

iGageの詳細はこちら:https://www.gameage.jp/igage/
 


■配信開始よりアクティブユーザーは若年層を獲得しながら増加
初めに、Weekly のアクティブユーザーの推移を見てみます。配信初週では89.53万人、週を追うたびにアクティブユーザーは増加し、3/22週では206.01万人と、初週に比べ約2.3倍と、大きくユーザー数を伸ばしていることがわかります。【グラフ①】

 


ユーザーの構成を見てみると、20代男性が最も多く、全体の約4割を占めています。

配信1週目のユーザーは男女比が95:5だったのが、直近1週間の男女比では88: 12と、女性の割合が上がっています。特に初週に比べ直近1週間では、男性の30代と40代は減少傾向、一方、10代男女と20代女性は増加傾向が見られます。リリースされて約1ヵ月程度の期間で若年層のユーザー比率が高まっていることがわかりました。【グラフ②】

 


■ 『ウマ娘プリティーダービー』のプレイ時間は平均133.0分/日
次に『ウマ娘プリティーダービー』のプレイ時間を見てみると、64.7%が毎日1時間以上プレイをしており、プレイ平均時間は133分/日でした。アプリゲーム全体のプレイ時間平均は87.1分ですので、『ウマ娘プリティーダービー』はプレイ時間が長いことがわかります。【グラフ③】

また、スマホの全使用時間のうち『ウマ娘プリティーダービー』のプレイ時間は23.2%を占めており、他のゲームアプリと比較するとスマホ占有率が非常に高いことが分かりました。いかに『ウマ娘プリティーダービー』のプレイ時間が長いのかが窺える結果となりました。【グラフ④】
 

■ 『NieR Re[in]carnation』からの流入が3.61万人
続いて、どのタイトルから『ウマ娘プリティーダービー』にプレイするタイトルを変えたのか(どのタイトルから流入したのか)を見てみます。最も多かった流入元タイトルは『NieR Re[in]carnation』で3.61万人がこのタイトルから『ウマ娘プリティーダービー』に流入しています。続いて『雀魂‐じゃんたま‐』で3.03万人、『ブルーアーカイブ』2.98万人と続きます。【グラフ⑤】

これは『NieR Re[in]carnation』、『ブルーアーカイブ』共に2月に配信されたタイトルなので、とりあえず新作をプレイしてみるという層が流出した結果でしょう。『雀魂‐じゃんたま‐』は元々1月から減少傾向にあり、そのタイミングで本作が配信されたため、その影響が如実に出たものと考えられます。

一方、同時にプレイしているアプリゲームの最新週のランキングは1位が『Fate/Grand Order』で20.4%のユーザーが『ウマ娘プリティーダービー』と同時並行でプレイしています。2位は『パズル&ドラゴンズ』、3位は『モンスターストライク』と、いずれもビッグタイトルが上位にランキングしました。【表①】

また、ゲームアプリ以外では「Twitter」の利用が78.0%と、全アプリ平均の45.1%と比較すると、利用率が非常に高いという特徴が見られました。
 


■ 『ウマ娘プリティーダービー』の魅力は細やかに育成できる要素やキャラクター
では、『ウマ娘プリティーダービー』の魅力はどういったところなのでしょうか。プレイ経験者にアンケート調査を行いその魅力について聞いてみました。

 まず、最も魅力を感じたポイントとして、「ウマ娘たちの育成要素」と35.9%が回答しています。「かなり細かく育てられる」(女性/31歳)、「育成がやりこみ要素でおもしろい」(男性/28歳)など、ウマ娘の細やかな育成が可能なところが挙げられたほか、「可愛くて尊いから」(男性/25歳)や「馬が可愛い」(男性/35歳)など、可愛いキャラクターを育成できるのが楽しいというコメントも見られました。

次いで、「それぞれのキャラクターのビジュアル・ボイス」は25.0%のユーザーが魅力ポイントだと回答しています。「かわいい女の子が多くて応援したくなるから」(女性/22歳)、「それぞれの馬の特徴がちりばめられているデザイン」(女性/34歳)、また「好きな声優がやっているから」(男性/18歳)など、特にキャラクターのビジュアル・ボイスに関しては、女性や若年層で魅力ポイントとしてあげられた傾向が見られました。【グラフ⑥】

また、『ウマ娘プリティーダービー』のアニメの視聴を聞いたところ、プレイ経験者の55.1%と半数以上が視聴をしており、ここからも、ゲームの要素のみならず、キャラクターやビジュアル・ボイスなども支持されていることが窺えます。【グラフ⑦】
 


『ウマ娘プリティーダービー』がアクティブユーザーを増やしているのは、若年層や女性のユーザーを増やしていることが要因のひとつとして挙げられます。細やかに育成できるフレキシブルさはゲームとして評価が高く、夢中でプレイができ長時間プレイに繋がっていることが考えられます。そこにアニメとしても楽しめるようなキャラクターやボイスのクオリティの高さが若年層を引き付ける要素となっているようです。また、本作が流行したため流行りと話題性の先取のためにプレイされているのも理由の一つでしょう。
 

 

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会社概要

株式会社ゲームエイジ総研

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URL
http://www.gameage.jp/
業種
サービス業
本社所在地
大阪府箕面市桜井2丁目4番3号 桜井ビル2F
電話番号
072-736-8466
代表者名
光井誠一
上場
未上場
資本金
1110万円
設立
2005年12月