株式会社アイシンがサプライチェーンリスク管理クラウド「Resilire(レジリア)」を導入
株式会社Resilire(本社:東京都港区、代表取締役CEO:津田 裕大)は、当社が開発・提供するサプライチェーンリスク管理クラウドサービス「Resilire(レジリア)」について、株式会社アイシン(本社:愛知県刈谷市、取締役社長:吉田 守孝、以下「アイシン」)が導入したことをお知らせします。

■「Resilire」導入の背景
弊社は広範囲の自動車部品製造に携わっていることから、購入品目も多岐にわたり、生産品・購入品の材料等も幅広いものとなっています。日本全国に影響を及ぼした東日本大震災を契機として、サプライチェーン情報のデータベース化を自前で進めてまいりましたが、弊社の生産活動に関連するサプライヤー様方の拠点数は膨大なものであり、その供給リスク情報の入手に時間がかかるケースが発生していました。
加えて、昨今では、頻発する自然災害や火災・爆発事故などだけでなく地政学的な緊張も高まっており、グローバルに跨るサプライチェーンでの供給懸念に対する「情報入手および初動の迅速化」が課題でした。 そこで、これらの課題を解決するために「Resilire」の導入を決定しました。
■「Resilire」に期待すること
弊社の持つサプライチェーン情報と「Resilire」のリスク検知機能をかけ合わせることで、「どこでどのような供給懸念が発生したのか」「影響範囲やインパクトはどれくらいか」を事前に把握できるようになる、と考えております。
また、これまで広域災害時の被災情報入手は人海戦術による収集が主でしたが、アンケート配信・回収機能をサプライヤー様とタイムリーに活用することで、対象拠点の現況集約が迅速にできる、と期待しています。
株式会社アイシン
グループ調達本部 調達統括部 総括主査
早川 徹
■ 「株式会社アイシン」とは
アイシンは、1965年の設立以来、クルマとともに進化を続けてきた自動車部品のグローバルサプライヤーです。2021年には、アイシン精機とアイシン・エィ・ダブリュが統合し、「株式会社アイシン」として新なスタートを切りました。「“移動”に感動を、未来に笑顔を。」という経営理念のもと、モビリティの電動化やクリーンパワーを通じて、より良い環境づくりに貢献しています。
モビリティ分野では、パワートレイン、走行安全、車体製品など、クルマを構成する幅広い領域をカバーし、世界中のニーズに応える技術力とものづくり力で、安心・安全・快適な移動を支えています。これまで培った技術を活かし、エナジーソリューション事業や社会課題の解決に向けた新規事業にも挑戦し、展開しています。また、カーボンニュートラルの実現に向け、「生産」と「製品」の両面から取り組みを強化しています。ペロブスカイト太陽電池やメタネーションなどの実証を含む技術開発を推進し、環境・安全・品質の観点から社会の期待に応える製品づくりに取り組んでいます。アイシンは、持続可能な未来の実現に向け革新を積み重ね、新たな価値を創造し続けます。
■サプライチェーンリスク管理クラウド「Resilire(レジリア)」について
株式会社Resilireは「世界中のサプライチェーン情報をつなぎ、モノづくりを持続可能にする」というビジョンのもと、サプライチェーンリスク管理クラウド「Resilire」を研究・開発しております。
多くの製造業で、サプライチェーンの全体像が見えないことから潜在的なリスクの把握が進まずリスク予防が進んでいない、サプライチェーンがブラックボックス化している現状があります。
ゆえに、災害や疾病、地政学的問題など、サプライチェーン分断に繋がる様々なリスク要因が顕在化した際に、影響把握及び対応の遅れが発生し、原材料の不足や生産停止などに繋がる恐れがあります。
Resilireは、サプライチェーンの可視化を実現するクラウドサービスにより、お客様の安定供給体制の構築を支援し、サプライチェーン強靭化の実現に貢献いたします。
■会社概要
・社名:株式会社Resilire
・代表取締役CEO:津田 裕大
・事業内容:サプライチェーン管理サービス「Resilire」の企画・開発・運営・販売
・設立:2018年9月
・本社:東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝 10F
・企業URL:https://corp.resilire.jp/
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