「SPIRAL」と「着信認証」が連携
~Webフォームに入力された電話番号の存在確認を容易に自動化~
背景と目的
人材紹介サイトへの会員登録や、不動産仲介サイトにおける内見の問い合わせ、自治体への補助金の申請など、Webフォーム上で電話番号の入力が必要となるシーンは数多くあります。しかし、登録された電話番号が誤っていることにより、事業者が入力者と連絡を取れず、必要な手続きをおこなうことができない状況も少なくありません。
そうしたなか、当社ユーザにおいても、Webフォーム上で登録された電話番号の存在確認をしたいという要望が増えています。このようなニーズに迅速かつ柔軟に対応すべく、世界90か国での認証実績エリアおよび、4億会員の豊富な導入実績数をもつ電話番号による本人認証システム「着信認証」と「SPIRAL」の連携を開始いたしました。
連携の概要
「SPIRAL」にてWebフォームを作成する際に、電話番号の存在確認をおこなう認証用ページに「着信認証」のAPIをコールするプログラムを実装することで、入力された電話番号による本人確認ができるようになります。入力者が「着信認証」側でランダム生成された電話番号に発信すると、本人確認が完了します。特殊なシステム開発は不要で、開発コストの抑制と工数の低減につながります。
▼「SPIRAL」と「着信認証」の連携例
連携のメリット
(1)認証手段の選択肢を増やし、より柔軟な開発要望に対応可能
従前は、「SPIRAL」のフォーム機能にて入力された電話番号の存在確認をするために、SMSと連携して一時的なコードを通知し、フォームに入力してもらう手法のみでしたが、「着信認証」を利用することにより、本人認証の手段の選択肢が増え、より柔軟なシステム開発を実現できます。また、SMSに対応できない固定電話においても、入力された電話番号が登録者本人に関連するかの確認が可能となります。
(2)入力者のユーザビリティが向上
本人認証の際に、入力フォームのブラウザからSMSに遷移をせずに電話番号での本人確認ができるため、入力者の画面遷移における手間が軽減され、ユーザビリティの向上が期待できます。
今後の展望
今後も、社会情勢の変化に伴う時流に沿った市場ニーズに、より一層柔軟かつ迅速に応えられるソリューションの開発に努めてまいります。
当社は、お客様の業務課題の解決に「SPIRAL」をご活用いただくことはもちろん、お客様の顧客接点DXの強化を実現するための高セキュリティなデータ利活用環境を追求し、業務効率化、開発生産性向上に寄与できる安全・安心な開発プラットフォームの提供と、お客様に寄り添った課題解決型サービスの提供に努めてまいります。
「Japan IT Week【春】」ソフトウェア&アプリ開発展への出展について
当社は、2024年4月24日(水)、25日(木)、26日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催される「Japan IT Week【春】」ソフトウェア&アプリ開発展に出展いたします。ブースのテーマは、企業が顧客との関係性を強化するための重要なポイントである「顧客接点DX」です。
当日は、当社のスタッフが、業種別に「SPIRAL」を活用した事例や他システムと連携するSI事例をご紹介いたします。「顧客接点DX」の実現に向けた具体的なプランや導入方法について、お客様のビジネスニーズに合わせたアドバイスをいたします。本連携についてもブースでご案内が可能なため、ご来場の際はお気軽にお立ち寄りください。
名称:「Japan IT Week【春】」ソフトウェア&アプリ開発展
URL: https://www.japan-it.jp/spring/ja-jp/about/sodec.html
日時:2024年4月24日(水)・25日(木)・26日(金)10:00~18:00(最終日のみ17:00終了)
会場:東京ビッグサイト 東ホール
主催:RX Japan株式会社
ブース位置:【 41-50 】
入場料:入場無料(要事前登録)
来場事前登録URL:https://www.japan-it.jp/spring/ja-jp/register.html?code=1002335536528651-BRH
「着信認証」とは
「着信認証」は、従来のSMS(ショートメッセージ)認証のように認証コードを受け取る認証ではなく、ユーザが利用サイトの画面に表示された認証用電話番号へワンコールするだけで認証ができる電話番号認証サービスです。
金融、不動産、チケット、EC、ゲーム、教育機関など、企業規模を問わず幅広い業種・業態でご利用いただいており、フィッシング詐欺や不正アクセス、なりすましアカウント作成など様々な不正行為の対策として効果があります。会員登録やログインをはじめ、情報変更や商品決済・ポイント交換、IDパスワード再設定などサイト全体のあらゆる認証箇所に低価格かつ短期間で導入が可能です。
URL:https://ostiaries.jp/
「SPIRAL」とは
「SPIRAL」は、国内最大規模のローコード開発プラットフォーム「SPIRAL ver.1」と、その後継サービスで、Webサイトや業務アプリケーションの作成ができるローコード開発プラットフォーム「SPIRAL ver.2」の総称です。
「SPIRAL ver.1」は、官公庁、金融、医療、不動産、教育機関など、のべ13,000社以上(2023年10月末時点)の幅広い業種・業態のお客様にご利用いただいている国内最大規模のローコード開発プラットフォームです。販売促進やCRMにおける顧客情報から、給与明細のような従業員情報まで、重要情報資産をクラウド上で安全に管理し、情報活用のためのWebアプリケーションを手軽に開発できます。
URL: https://www.spiral-platform.co.jp/service/spiralv1/
「SPIRAL ver.2」は、Webサイトの作成から登録データの運用までワンストップでできる機能を揃えたローコード開発プラットフォームです。国際化対応はもちろんのこと、業務担当者にもご利用いただける管理画面だけでなく、開発会社が必要とするWebアプリケーションやサイト運営に必要なコンポーネントが揃っています。プログラミング知識がなくても、マウス操作で自社専用のWebアプリケーションを手に入れることができます。
URL: https://spiral.pi-pe.co.jp/
株式会社オスティアリーズ 概要
会社名:株式会社オスティアリーズ
所在地:東京都新宿区内藤町1 ガーデンクロス新宿御苑10F
代表者:代表取締役 大野 祐治
事業内容:電話発信による個人認証サービス「着信認証」の提供、個人認証システム構築
Webサイト:https://ostiaries.co.jp/
スパイラル株式会社 概要
会社名:スパイラル株式会社
所在地:東京都港区赤坂2-9-11 オリックス赤坂2丁目ビル
代表者:代表取締役 CEO 佐谷 宣昭
事業内容:ローコード開発プラットフォーム事業、クラウドSI事業、Enabler事業、SaaS事業、
ECソリューション事業、コールセンター支援事業、美容業界向けDX事業、
行政・自治体向けDX事業、メディア事業、タウンマネジメントのDX推進事業
Webサイト:https://www.spiral-platform.co.jp/
※「SPIRAL」はスパイラル株式会社の登録商標です。
※「着信認証」は株式会社オスティアリーズの登録商標です。
※内容は発表日現在のものです。予告なしに変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
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