新東工業 エグゼンティスグループ社の国内独占販売権を取得
3Dプリンターで精密部品の量産を支援
新東工業株式会社(本社:名古屋市、社長:永井 淳)は、量産型の3Dプリンター及び生産材料、消耗品を製造するエグゼンティスグループ社(Exentis Group AG、本社:スイス シュテッテン、Chairman:Ralf P. Brammer、以下「エグゼンティス社」)と、3Dプリンター関連商品の日本国内における独占販売契約を締結しました。
エグゼンティス社は、3Dスクリーンプリンティング技術(注1)を搭載した3Dプリンターを製造し、積層造形による精密部品などの量産システムを提供する企業です。同社の3DプリンターはΦ0.125mm、壁厚0.07mmの微細で複雑な形状の製品を、±30μmの高精度かつ短時間で積層することができます。材料は金属系、セラミックス系、樹脂系や生物由来の原材料など約100種類以上に対応しており、異種材料を使ったマルチマテリアル化が可能です。これらの特徴から、従来の3Dプリンターによる製造課題を解決する革新的な設備として期待されています。 また、廃棄物や後加工が少ない設備のため、環境負荷を低減した製造方法としても注目されています。
当社グループは材料となる各種素材の生産に始まり、鋳造、表面処理といった加工、組立・検査など、全ての生産工程においてソリューションを提供しています。また、当社グループの商品は、従来の自動車や航空機、産業機器分野に加え、近年では電子やエネルギーといった分野にも広がりつつあります。今回の契約締結により、一層の高速化が求められる電子・通信分野や次世代エネルギー関連分野など、微細で複雑な製品形状の実現によって技術革新が進む分野への更なる事業拡大を進めます。
当社グループは、「素材に形を いのちを」の事業理念のもと、生産現場の技術革新や品質向上に貢献していきます。
(注1)3Dスクリーンプリンティング技術:従来のスクリーン印刷を応用した技術。スクリーンにはワーク形状に対応した部分にメッシュが形成されており、その部分からペースト状の材料を通過させ乾燥することで層が形成される。この工程を繰り返し積層していくことで三次元形状を得ることができる。スクリーンを切り替えることで様々な形状へ対応が可能。
【新東工業株式会社 会社概要】
会社名:新東工業株式会社
設立:1934年10月2日
代表者:代表取締役社長 永井 淳
事業概要:鋳造事業を核に、魅力ある表面づくりを提供する表面処理事業や、働く人の安全と健康を守る環境事業、様々なものづくりの基盤となるメカトロ事業を展開。近年では、ロボット用センサや介護機器、IoTサービスなどの新分野にも参入。
Webサイト:https://www.sinto.co.jp
【エグゼンティスグループ社 会社概要】
会社名:Exentis Group AG
設立:2017年7月
代表者:Ralf P. Brammer (Chairman)
事業概要:量産型の3Dプリンター及び生産材料・消耗品の製造販売や受託生産。製造ライセンスの提供。
Webサイト:https://www.exentis-group.com/
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