記事LP及びその遷移先での、薬機法・景品表示法違反の恐れがある広告表現の配信実例 2025.6.26

株式会社REGAL CORE

薬機法チェック事業を手がける株式会社REGAL CORE東京都渋谷区、代表取締役社長:田之上 隼人)は、薬機法・景表法などの法令違反になり得る表現を伴う記事LP(ランディングページ)など[1]の広告配信状況に関する調査を定期的に実施しています。その結果をご報告いたします。

調査結果

 今回調査した記事LPでも薬機法・景表法上、ならびに消費者契約法上問題となる可能性が高い内容の配信が確認されました。以下具体例とともに詳細をまとめています。

調査方法

調査期間:2025年5月〜2025年6月

調査対象:毎回任意の複数WEBメディアを選定し、当該WEBメディアのレコメンドウィジェットを中心として配信されている広告の記事LPから誘導されるLINE上のチャット内容。

調査方法:半月毎に複数WEBメディアにて掲載されている広告商品の記事LP及びその遷移先を確認し、その訴求表現について薬機法や景表法をもとにユーザーを守る観点から問題視される表

現がないかを審査し評価する。

具体的な事例の内容(本件製品の勧誘・販売の手口)

記事LPからLINEへの登録を誘導し、その後のやり取りにて、特定の健康食品を購入するよう勧誘するものでした。

なお、流れや表現については、下記、消費者庁に掲載されている注意喚起に酷似しております。

https://www.caa.go.jp/notice/assets/consume_policy_cms103_230628_01.pdf

指摘結果詳細

  1.  調査対象期間に得られた記事LPから誘導されるLINEチャット上のやり取りにおいて、法令に違反していると考えられうる表現を含む訴求表現の一部をまとめています。[2]

    具体的には、以下の点が挙げられます。

    健康食品にて、身体の部位や機能に対する効果を述べていること

    LINE追加後に、健康食品を販売するところ、摂取するだけで、乳腺細胞が増え、豊胸効果が得られる旨説明し、摂取前後の、バストの画像を用いて効果を訴求し、勧誘したことが確認されました。

    薬機法上、健康食品にて、部位や機能に対する効果は謳えず、そのため、豊胸効果があるとの表現も違反となります。

    加えて、過去健康食品にて、摂取するだけで、豊胸効果が得られるとの表示が、合理的な根拠がないとして、景品表示法に基づく措置命令を受けております。

    https://www.caa.go.jp/notice/assets/representation_20211109_01.pdf

  2. 雑品にて、貼るだけで身体の機能に作用と述べていること

    LINE追加後に、雑品に該当するダイエットを販売するところ、貼るだけで、遅くとも60日で15キロ減量できること、食べ物の消化と分解を促進すること、免疫力を増強すること、デトックス効果があること等、体の部位や苦悩に対する効果が得られる旨説明し、使用前後の、全身の画像を用いて効果を訴求し、勧誘したことが確認されました。

    薬機法上、雑貨にて、体の部位や機能に影響を与える表現は謳えず、そのため、上記の効果も違反となります。

    加えて、過去痩身効果を標ぼうするダイエットパッチにて、短期間で著しい痩身効果を得られるとの表示が、合理的な根拠がないとして、景品表示法に基づく措置命令を受けております。

    https://www.caa.go.jp/notice/assets/representation_191129_1.pdf

  3. 薬機法上、健康食品に配合できない成分が配合されていること

    健康食品には、甘草や葛根、パパイヤが配合されていると説明されているところ、これらの成分は、専ら医薬品として使用される成分本質(原材料)リスト内にある成分であり、配合されていることはNGとなります。

    〈参考〉専ら医薬品として使用される成分本質(原材料)リスト

    https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11130500-Shokuhinanzenbu/0000086062_1.pdf

     今回指摘の該当となる表現については、すでに修正をしている事業者様もいます。今後においても状況に変化があった場合は随時内容を更新いたします。

     また当社は2022年8月以降、調査方法や調査解釈を随時改善しながら継続して調査を実施しており、結果の報告においても継続してまいります。

[1] 記事LP:WEBメディアに掲載される記事風の広告ページ

[2] 商材ではなく、その広告表現の内容を問題視し例として記載

 ■ 会社概要

商号   : 株式会社REGAL CORE

代表者  : 代表取締役 田之上 隼人

所在地  : 東京都渋谷区東3-13-11 A-PLACE恵比寿東9階

設立   : 2021年

事業内容 : リーガルチェック事業

資本金  : 3849万円

URL   : https://regalcore.co.jp/

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会社概要

株式会社REGAL CORE

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URL
https://regalcore.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区東3-13-11 A-PLACE恵比寿東 9F
電話番号
03-6822-7331
代表者名
田之上 隼人
上場
未上場
資本金
3849万円
設立
2021年04月