ENEOS「東京都 脱炭素燃料活用における事業化促進支援事業」に採択されました
ENEOS株式会社(以下、ENEOS)は、東京都が公募した「脱炭素燃料活用における事業化促進支援事業」※1に採択されましたので、お知らせいたします。本事業は、環境負荷の少ない合成燃料の導入および普及拡大を支援する目的で導入され、ENEOSは本支援を活用して海外で製造された合成燃料を国内施設で製品製造または品質調整を行い、東京都内の様々なモビリティ等への供給を予定しております。
「産業排ガスや大気から回収したCO2」および「再生可能エネルギー(再エネ)由来の水素」を原料として製造される「合成燃料」は、製品ライフサイクル全体においてCO2排出量を抑えることのできるカーボンニュートラル燃料で、社会の温室効果ガス排出削減に貢献することができます。
ENEOSは2024年9月から中央技術研究所内において1バレル/日規模の合成燃料製造実証プラント※2の運転を開始しており、商用化規模での合成燃料製造の実現に向けて早期の製造技術確立を目指すだけでなく、東京都をはじめ日本における合成燃料の認知向上および普及促進に努めてまいります。
ENEOSグループは、長期ビジョンに掲げる「エネルギー・素材の安定供給」と「カーボンニュートラル社会の実現」との両立に向け、挑戦を続けています。エネルギー・素材の安定的な提供という「今」の責任を果たしながら、「将来」もその責任を果たし続けるために、エネルギートランジションを追求していく必要があります。
当社は、カーボンニュートラル社会への貢献が期待できる次世代燃料をはじめ、今後も様々なエネルギートランジションへの取り組みを推進してまいります。
※1 2025年5月21日 脱炭素燃料活用における事業化促進支援事業
※2 2024年9月30日 国内初となる原料から一貫製造可能な合成燃料製造実証プラントが完成
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