ウェブ会議でついやってしまったことランキング 2位は「人には見せられない身だしなみで参加する」第1位は「〇〇〇〇」!!!なんと4人に1人が経験あり?!

~「NEOビズコミ研究所」によるウェブ会議に関する実態調査第2弾~

株式会社ネオジャパン

株式会社ネオジャパン(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:齋藤 晶議)のビジネスコミュニケーション研究機関『NEOビズコミ研究所』は、前回の「第1回ウェブ会議に関する実態調査」に続き、ウェブ会議に関する実態をより深堀する調査を行いました。

■調査結果サマリー
①ウェブ会議中についやってしまったこと、1位は「別の仕事」に精を出す

②ウェブ会議「カメラON派」が約6割で優勢に

③バーチャル背景使用経験「ある」が約4割

 

■調査概要
・調査対象: 全国の20代~50代のデスクワーカー400名
・調査期間: 2022年12月
・調査手法: Web調査
  • ①ウェブ会議中についやってしまったこと1位は「別の仕事」に精を出す
 ウェブ会議は移動時間が掛からず、離れた複数の場所から参加できるなどたくさんのメリットがありますが、一方で対面での会議に比べて会議に集中出来なくて、ついつい他のことをしてしまいがち。そんな仮説から、「してはいけないと知りながら、ついやってしまったこと」について尋ねてみました。
※「特になし」38.5%を除いた結果

1位: 「その会議とは関係ない仕事をする」(24.0%)
2位: 「人には見せられない身だしなみで参加する」(19.0)
3位: 「発声せず、チャットだけで会話に加わる」(9.8%)

約4人に1人が「別の仕事に精を出す」ことを経験。あまり自分が発言する状況ではなく、人の話を聞いているだけの会議では、その誘惑に駆られることも分かります。また、割合は少ないものの、「居眠りをする」(7.0%)、「他の人に成りすまして参加する」(3.3%)、「飲酒する」(3.0%)等の剛の者が居るのも見逃せません。

Q. ウェブ会議に参加した際、「やってはいけない」と思いつつ、ついしてしまったことを全て挙げてください。

 
  • ②ウェブ会議「カメラON派」が約6割で優勢に
対面での打合せでは、自分の顔を隠すためにテーブルの下に隠れる、というような人は皆無だと思いますが、大抵のウェブ会議システムにはカメラのON/OFF機能がついています。中には、参加者全員がカメラOFFにして、声だけで会議が進むこともあります。カメラ機能をONにするかOFFにするか、スタンスは個人の考えや所属する会社の社風などさまざま。そこで、「カメラはONか、OFFか?」の実態に迫ってみました。

Q. あなたがウェブ会議に出席する際、「カメラのON/OFF」についてあてはまるものはどれですか?

 


「常にカメラONにしている」が30.3%、「どちらかと言うとカメラONにしている」が28.3%で、“ON派”が58.6%という結果に。“OFF派”の41.5%を上回る主流派ということが分かりました。それぞれの理由に耳を傾けてみると、

<カメラON派>
「サボってないのを確認するため」(20代男性)
「顔をみて話すことがコミュニケーションの一環であるとのことだから」(20代男性)
「会社からの規定・約束事として指示されているため」(40代男性)
「参加している雰囲気を醸し出すため」(50代男性)
「参加意欲を見せて、聞いてますアピールをするため」(20代女性)
「常にカメラをONにしろという暗黙の了解」(30代女性)
「それが常識だと思っているから」(40代女性)
「顔が見えた方が誰が発言しているかわかりやすいから」(50代女性)

<カメラOFF派>
「みんなOFFにしてます」(20代男性)
「自分の姿を見られたくないから」(30代男性)
「通信回線の負担になるので」(30代男性)
「ONにする理由がないから」(40代男性)
「恥ずかしい」(20代女性)
「在宅勤務日は化粧をしたくないのでカメラオフにしている」(女性30代)
「顔を見られたくない。社内の人が嫌いで顔を見たくない」(女性40代)
「身だしなみを気にせずに参加しているから」(女性50代)
などの声がありました。

 上記の意見から、「個人の意志」でカメラON/OFFを決めているケースと、会社からの指示や同調圧力等、外圧が影響しているケースと両方ありそうです。そこで、主に社内のウェブ会議において、そんな“外圧”が存在するのか、聞いてみました。

Q. あなたが参加する社内のウェブ会議の雰囲気について、カメラは必ずONにしていなければいけない
雰囲気がある? or カメラOFFでも許される雰囲気がある?

社風という側面で見てみると、「カメラは必ずONにしていなければいけない雰囲気がある」が45.5%、「カメラOFFでも許される雰囲気がある」が54.5%と、やや「カメラOFF容認派」が優勢に。とは言えその差は僅かで、会社により雰囲気、ルールが分かれると言えそうです。さて、一方で会議に同席する他のメンバーがカメラOFFだった場合、どんな印象を抱くのでしょうか。

Q. あなたが出席したウェブ会議で他のメンバーがカメラOFFにしている時、どんな印象を持ちますか?


「特に何も思わない」が41.3%と多いものの、「他のことをしながら参加しているのかな、と思う」(21.5%)、「参加意欲がないのかな、と思う」(21.3%)と、ネガティブな印象を持たれるケースがあることが伺えます。このようなネガティブな意見は、「自分はON派」の人のほうが多く出ている傾向があり、ON派とOFF派が混在する会議の場合、心象には注意する必要がありそうです。
 
  • ③バーチャル背景使用経験「ある」が約4割
さて、カメラのON/OFFに並んで、ウェブ会議ならではの視覚的な機能として見逃せない「バーチャル背景」。各システムにデフォルトで画像が入っていたり、場合によっては自分で自由に画像を設定できることもあります。プライベートで利用した、悪ノリしたバーチャル背景をそのまま上司との会議で表示してしまった、等の失敗談も聞こえてきますが、バーチャル背景の使用実態はどのような感じなのでしょうか。

Q. あなたはバーチャル背景を使ったことがありますか?

 使用経験あり派は、全体の4割。性年代別に見ると、30代男性がもっとも多く、51%と多数派になりました。

Q. バーチャル背景を使った理由は何ですか?

使用経験あり派の人にバーチャル背景を使用した理由を問うと、「背景に見せたくないものがあるから」(81.9%)が圧倒的多数に。また、数は少ないものの、「自分の性格やキャラクターを表現する手段として」(12.5%)、「自分が楽しい気分になるから」(10.6%)など、自己表現の手段や遊び心で使用している人も居るようです。

Q. 他人がバーチャル背景を使用することに対してどんな印象を持ちますか?

バーチャル背景の使い手は、他の人からはどう見られているのか。「特に何も思わない」(48.3%)と完全スルー派が多数居る中ではありますが、「機能を使いこなしていてすごいな、と思う」(22.5%)、「その人らしくて好ましいな、と思う」(17.3%)、「楽しくて良いな、と思う」(15.8%)など、好意的に捉える人も一定数居るのが印象的です。

■ウェブ会議で起きた珍エピソード集
「名前の表記がプライベートのニックネームになっていた」(30代男性)
「話してる人がいるのに、切られてた。」(30代男性)
「音声ミュートにしてたつもりがしてなくて悪口筒抜け」(40代男性)
「マイクオフにし忘れてトイレに行っていた人の音が流れてきた」(40代男性)
「当事者以外の人が、オリジナルの壁紙背景でサプライズ送別会 寄せ書きやギフトもオンラインでリンクを送り、 リモートならではの良い送り出し方になったと思います」(20代女性)
「上司のマイクのミュートが解除されており、そのことに気づかず子どもの可愛らしい会話が流
れてしまった」(20代女性)
「上司がずっとマイクをオンにした状態でコーヒーを飲む音がずっと聞こえていた」(20代女性)
「緊迫した雰囲気の中、同僚の猫が入り込んで和ませてくれることがあった」(20代女性)
「高さの合うテーブルが見つからず、ベッドの上にパソコンを置き、非常に辛い体勢で挑んだ」
(30代女性)
「カメラありの会議の後ろを半裸の夫が通った」(30代女性)
「参加者全員の意見が一致しているのに主催者側の意図としない回答だったようで、同じ質問が
繰り返され参加者の一人が 切れる寸前だった」(50代女性)

以上、2回に渡り「ウェブ会議の実態」についてレポートしてまいりました。個人の感覚として馴染む馴染まないや所属する会社の風土はあれど、対面での会議が当然のことであったほんの数年前に比べて、飛躍的に「仕事がしやすい」環境になったのは確か。一方で意思疎通が図りづらい、会議に集中せずに他のことに気が散ってしまう、など、生産性向上においては克服すべき課題があることも浮き彫りになりました。
NEOビズコミ研究所では、ビジネスシーンにおけるコミュニケーションの実態について、今後も研究・発表してまいります。

【ネオジャパンについて】
ネオジャパンは創業から約30年にわたってグループウェアなどビジネスに役立つICTツールの開発を追求してきました。日本の商習慣に合わせた27の機能とわかりやすさにこだわった製品開発により、国内最大級の471万ユーザー※の販売実績を持つグループウェア「desknet's NEO」、紙・メール・Excel主体の非効率な業務を4ステップで社内システム化するカスタムメイド型業務アプリ作成ツール「AppSuite」、現場の情報共有と共同作業のスピードをあげる、チャットベースのビジネスコミュニケーションツール「ChatLuck」があります。
企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進をお手伝いすることで業績向上、競争力強化を実現し、日本政府が提唱する超スマート社会に向かうための変革の一助になりたいと考えています。
※desknet's NEOのクラウド版契約ユーザー数とパッケージ版販売累計ユーザー数の合計(2022年7月現在)

【会社概要】
会社名 : 株式会社ネオジャパン(コード:3921、東証プライム市場)
代表者 : 代表取締役社長 齋藤 晶
所在地 : 神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1横浜ランドマークタワー10F
営業所 : 大阪、名古屋、福岡
設立  : 1992年2月
URL   : https://www.neo.co.jp/


■製品に関するお問合せ先
株式会社ネオジャパン
担当 : プロダクト事業本部 営業部
TEL  : 045-640-5910(横浜)  06-4560-5900(大阪) 
      052-856-3310(名古屋) 092-419-7277(福岡)
Fax  : 045-640-5919
E-mail: neo@desknets.com

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URL
https://www.neo.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
神奈川県横浜市西区みなとみらい2-2-1 横浜ランドマークタワー10F
電話番号
045-640-5900
代表者名
齋藤晶議
上場
東証プライム
資本金
2億8904万円
設立
1992年02月