デジタルガレージとDGビジネステクノロジー、DGグループのデータ・テクノロジー・投資ノウハウを搭載したハイブリッド型AIパッケージ「DG AI Drive」をシリーズで提供開始
~第一弾として「広告運用自動化ソリューション」「ビジュアル制作サービス」をローンチ〜
株式会社デジタルガレージ(東証プライム 4819、本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員 グループCEO:林 郁、以下、デジタルガレージ)と、デジタルガレージの子会社でデジタルビジネス総合支援を手掛ける株式会社DGビジネステクノロジー(本社:東京都渋谷区、代表取締役 兼 社長執行役員:清水 和徳、以下:DGBT)は、事業者の皆さまが直面する業務課題に応じてAIソリューションを選択できる、ハイブリッド型AIパッケージ「DG AI Drive」の提供を開始しましたのでお知らせいたします。
「DG AI Drive」は、マーケティング業務の効率化と高度化を実現する、ハイブリッド型、かつ、オールインワン型のAIパッケージです。第一弾として、AIによる「広告運用自動化ソリューション」と、AI×クリエイターによる「ビジュアル制作サービス」の二つのAIサービスを展開します。
本パッケージは今後、さらに対応領域を広げ、多様なAIソリューションを統合的に提供することで、より幅広い企業のマーケティングDXを多角的に支援するプラットフォームとして展開していきます。

▽「DG AI Drive」サービスサイト
https://www.dgbt.jp/lp/dg-ai-drive
■背景
総務省公表の「令和7年版情報通信白書」によると、国内企業におけるAI活用方針の策定率は49.7%にまで拡大しています。一方で、「AIを現場業務に定着させること」や「導入効果の見極め」といった実装段階での課題は依然として大きく、特に「どの業務に活用すべきか」「リソースやスキル不足」など、現場レベルでの壁が顕著になっています。
EC・コマース事業者の現場では、広告・販促活動や顧客コミュニケーションなど、マーケティング領域全般で効率化・高度化へのニーズが高まる一方、リソースやノウハウの制約から最適なデジタル化・自動化を進められないケースが増えています。AI導入の過程でも「既存業務フローへの定着」「運用負荷」「導入効果の見えにくさ」といった実務上のハードルが浮き彫りになっています。
こうした背景を踏まえ、デジタルガレージグループは、業務や目的に応じて最適なAIを選択できる柔軟な仕組みと、プロフェッショナル人材による品質管理を強みに、“現場で本当に使えるAI”をワンストップで提供するパッケージとして「DG AI Drive」を開発しました。
■ハイブリッド型AIパッケージ「DG AI Drive」の概要
「DG AI Drive」は、マーケティング業務の効率化と高度化を実現する、ハイブリッド型、かつ、オールインワン型のAIパッケージです。このたび第一弾として、広告クリエイティブの自動生成・最適化を行う ①「広告運用自動化ソリューション」と、AIの生成技術とクリエイターのスキルを組み合わせ高品質なビジュアル生成を実現する ②「ビジュアル制作サービス」の二つのAIサービスを展開します。
本パッケージにより、広告制作や運用はもとより、企画・分析・施策実行といったマーケティング業務全体においてもAI活用を加速し、省力化・スピードアップ・コスト最適化を実現します。多くの事業者さまが抱えるリソース・ノウハウ不足の課題を補い、成果最大化につながる “現場定着型DX” を後押しします。
① 広告運用自動化ソリューション
ブランドのデジタルコンテンツを資産として一元管理し、データ管理、分析・提案からクリエイティブ生成、配信・承認までの広告運用プロセスをAIが一気通貫で最適化するソリューションです。
広告クリエイティブのインサイト分析から、多様なテンプレートの作成、テキストや画像の差し替えによる大量パターンの一括生成、動画制作、リサイズ、配信承認までを自動化。運用を繰り返すたびにAIが学習し、広告効果の最大化を実現します。これにより、複雑な広告運用業務を自動化し、インハウス運用でも少人数で多品種・多バリエーションのクリエイティブ制作と運用を継続的に行えるようになります。

② ビジュアル制作サービス
AIの生成技術とデザイナーの表現力・監修を組み合わせることで、ブランドの世界観を損なわずに高品質なビジュアル制作を短時間で実現するソリューションです。
元となる商品画像を素材として、AIでバリエーションを生成し、デザイナーが色調整やレタッチを行うことで、SNS・EC・広告など各チャネルに最適化された画像を効率よく提供します。従来は撮影準備から納品まで約35時間かかっていた制作工程を最短約2時間まで短縮し、工数を最大94%削減します。
また、撮影準備や外部手配を行わずとも、少人数体制で高品質なビジュアルを短納期・低コストで大量に制作でき、スピードが求められるEC・デジタルマーケティング領域でのクリエイティブ制作を大幅に効率化します。

※本パッケージで展開する ①「広告運用自動化ソリューション」は、「Omneky(オムニキ)」を基盤とし、②「ビジュアル制作サービス」は、「AI Creative One」を基盤としております。
■今後の展開
デジタルガレージグループは、「DG AI Drive」で提供するサービスのラインナップを拡充し、広告運用やビジュアル制作にとどまらず、AIによる効果予測、リサーチ・分析など、マーケティング活動全体を支えるソリューションを順次展開していきます。また、コマース領域での実績を基盤に、コマース業界以外の企業にも活用可能なプラットフォームへ進化させ、企業のAI活用によるDXを後押します。
なお、本パッケージにおいて「広告運用自動化ソリューション」は、デジタルガレージグループの出資先である米国企業Omnekyのサービス「Omneky(オムニキ)」を活用しています。
当社グループでは、決済・データ・テクノロジーを融合したグループ戦略「DG FinTech Shift」のもと、各事業セグメントの連携を深めています。本件「DG AI Drive」においても、当社グループのGlobal Investment Incubation (GII)セグメントが持つ有力なスタートアップとのネットワークや投資機能の活用が、決済プラットフォームを軸としたPlatform Solution (PS)事業の成長促進へと繋がった、グループシナジー創出案件のひとつです。
DGBTでは、コマース事業者の売上向上と業務効率化を支援するため、EC向けマーケティングサービス「NaviPlusシリーズ」や不正検知サービス等各種ソリューションでAI機能の強化に取り組んでいます。
今後も、グループ横断でAI・データサイエンスの先進技術を社会実装し、国内外のテクノロジーパートナーとの協業や自社開発を通じて、EC領域におけるAI活用を一層加速させ、事業者の競争力強化と持続的な成長に貢献してまいります。
<コメント>
清水 和徳(DGBT 代表取締役社長)
DGBTは、グループ戦略「DG FinTech Shift」のもと、デジタルガレージやDGFT(DGフィナンシャルテクノロジー)をはじめとしたグループ各社と連携し、事業者様のビジネスに寄与するサービス提供に取り組んでおります。
このたびの「DG AI Drive」は、DGBTが培ってきたウェブエンジニアリングをベースとした上で、デジタルガレージが祖業として蓄積してきたマーケティングノウハウと、スタートアップ投資による先進テクノロジーへのアドバンテージを掛け合わせた、グループ共創の成果のひとつです。
また本件サービスは、テクノロジーによって現場業務改善を迅速かつ安全に推進できることを、皆様に具体的にイメージしていただきやすい、好例とも考えております。イノベーションの波はまだまだ続きます。その中でデジタルガレージグループならではの付加価値を創出し続け、より幅広い事業者様に貢献するサービスをお届けしてまいります。ご期待ください。
<会社概要>
■デジタルガレージ
会社名:株式会社デジタルガレージ
代表者:代表取締役 兼 社長執行役員グループCEO 林 郁
所在地:東京都渋谷区恵比寿南3-5-7 デジタルゲートビル
東京都渋谷区宇田川町15-1 渋谷パルコDGビル
設立 :1995年8月
デジタルガレージはパーパスとして「持続可能な社会に向けた “新しいコンテクスト” をデザインし、テクノロジーで社会実装する」を掲げ、社会インフラを担う国内最大級の決済代行事業者として、多様な総合決済プラットフォームを提供する決済事業を展開しています。またデジタル・リアル領域においてワンストップでソリューションを提供するマーケティング事業、国内外の有望なスタートアップやテクノロジーへリーチするスタートアップ企業への投資・育成事業などを展開しています。
■DGBT
会社名:株式会社DGビジネステクノロジー
代表者:代表取締役 兼 社長執行役員 清水 和徳
所在地:東京都渋谷区恵比寿南3-5-7 デジタルゲートビル
DGビジネステクノロジー(DGBT)は、デジタルガレージグループのデジタルビジネス総合支援企業です。戦略支援、システム戦略、デジタルマーケティング、セキュリティ、データ活用など、多彩なソリューションを組み合わせ、戦略策定から販促、購入、リピートまで、コマースやデジタルビジネスのあらゆるプロセスを包括的に支援し、事業者の成長を後押しします。また、グループ戦略「DG FinTech Shift」をもとに、決済事業を展開する株式会社DGフィナンシャルテクノロジーとDGBTの両輪体制で、事業者のビジネス最大化と経営基盤の強化を支援します。
DGBTは、EC黎明期からコマースビジネスを支援してきたナビプラス株式会社、株式会社DGコマース、株式会社スクデットの3社が経営統合し、2025年4月に新会社として始動しました。
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