CCReB AI、不動産売買予測精度向上へ

~アルゴリズム研究の第一人者である兵庫県立大学 加藤特任教授と共同研究開始~

 ククレブ・アドバイザーズ株式会社(以下、「当社」という。)は、当社が手掛ける不動産テックサービスであるCCReB AI(ククレブ エーアイ)の不動産売買動向予測ロジックの更なる向上にむけて、兵庫県立大学の加藤直樹特任教授(注1)の研究チームと共同で包絡分析法(DEA)(注2)等数理最適化を活用したデータ解析研究を行うこととしましたので、お知らせします。

(注1) 加藤直樹特任教授(京都大学 工学博士)は、京都大学工学研究科数理工学専攻で学び、その後、神戸商科大学、京都大学、関西学院大学、兵庫県立大学で教授を歴任し、2023年にオペレーションズ・リサーチ学会より「第9回近藤賞」を受賞している、日本におけるアルゴリズム研究、最適化理論研究、データ科学研究の第一人者。

(注2) 包絡分析法(DEA:Data Envelopment Analysis)とは、効率性を分析する方法の一つであり、複数の企業体の相対的な効率性を測定する方法。

 当社では、企業に関する様々なデータを保有しており、主にCCReB AIでは、上場企業が公表する中期経営計画書や有価証券報告書などのデータを活用し、企業の経営戦略の定性面と財務諸表の定量面の両面から不動産売買動向の予測を行っております。

 昨今、多くの上場企業では、「資本・資産効率の改善等」を経営課題として掲げており、当社調べでは、2024年6月から2025年5月にかけて、全体の84.9%(注3)に上っております。今回の試みはCCReB AIの更なる付加価値向上のために、新たな分析手法を加えることで、予測精度の更なる向上を追求するものであり、例えば様々な観点から資産効率が良い企業を分析し、対象企業の資産効率面での評価や参考にすべき類似企業を特定した上で、不動産売買予測ロジックに組み込むことを想定しております。

(注3) 出所:ククレブ・アドバイザーズ株式会社
2024年6月1日~2025年5月31日を対象期間とし、対象期間内に中期経営計画を公表した700社のうち、資本・資産効率の改善に関するワード言及をした企業数594社の割合。

 なお、CCReB AIに関しては、上記の研究成果の反映に加え、生成AIの機能も採り入れ、ユーザーの分析業務の幅を広げるなど、サービスの付加価値を向上させることも視野に入れております。

 今後も当社では、CREのプラットフォーマーとしての地位を確固たるものにするために、CREソリューションビジネス、不動産テックビジネス両面の付加価値向上を目指してまいります。

以 上


CCReB AI(ククレブ エーアイ)

CRE営業支援システム

「中期経営計画」「有価証券報告書」を AIエンジンが解析し、不動産ニーズへの効率的な営業アプローチを実現します。

ご利用に関するお問合せ

ククレブ・アドバイザーズ株式会社 営業本部 宛

info@ccreb.jp

【会社概要】

会社名:ククレブ・アドバイザーズ株式会社

代表取締役:宮寺 之裕

所在地:東京都千代田区内神田一丁目14番8号 KANDA SQUARE GATE 8F

事業内容:CREソリューションビジネス、不動産テックビジネス

設立日:2019年7月4日

企業理念:全ての企業不動産へのソリューションを通じて、日本の経済・産業に貢献する

URL:https://ccreb.jp/

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会社概要

URL
https://www.ccreb.jp
業種
不動産業
本社所在地
東京都千代田区内神田1-14-8 KANDA SQUARE GATE 8F
電話番号
03-6272-8642
代表者名
宮寺 之裕
上場
東証グロース
資本金
11億1807万円
設立
2019年07月