空き家活用株式会社は、株式会社オリエントコーポレーションと資本業務提携。金融商品を使った空き家問題の解消と地方創生へ、空き家向けローン商品展開(3月発表)に加えて資本参加による連携強化へ
金融商品の共同開発、販売を昨年より実施。全国の地域金融機関や事業者、行政との提携など包括的に取り組んできました。さらなる拡大ヘ、当社のプレシリーズAラウンドに参画いただき、資本業務提携に至りました。
■資本業務提携について: Orico Sustainability Fundを活用し、プレシリーズAラウンドへ参画
2023年6月より一部金融機関にて取り扱いを開始している、空き家を対象とする商品「アキカツローン」の地域金融機関への導入拡大にくわえ、空き家所有者や購入希望者、地域金融機関、オリコの顧客や加盟店へ、アキカツが運営するプラットフォームと連携した利便性の高い金融商品・決済サービス等の提供を検討。商品組成の実証段階から拡大への段階へ向かうため、より強い連携を推進するため、資本業務提携に合意しました。
今回の資本業務提携については、ESGの観点でシナジーが見込める企業との協業をスムーズに行うことを目的とした「Orico Sustainability Fund」をからの出資をいただきました。
■背景: 利用期間15年、地方の木造家屋にも利用できる「アキカツローン」を3月に発表
空き家の購入希望者は年々増えているものの、経年した空き家には住宅ローン等が適用されずらいという問題がありました。そのため現金での購入となることが多く、資金の課題があり購入を断念する希望者が少なくないという状況があります。2021年12月からYouTubeチャンネル「ええやん!空き家やんちゃんねる」にて実際に購入できる空き家を紹介し、空き家の購入希望者の声を聞いてきたアキカツは、この課題の解消が空き家問題を解決する大きな一手になると考え、このたびオリコと協業し「アキカツローン」の商品化を推進してきました。
「空き家を購入したい方が必要としていた空き家のローン。この商品が実現することで空き家の利活用が促進され、空き家問題解決に繋がるはず」(アキカツ・和田貴充)と空き家ローンの必要性を感じていました。
6月の提供開始から申し込みが多数寄せられているアキカツローン
「アキカツローン」の商品化においては、地域金融機関とのネットワークを保有し多様な金融商品とサービスを展開するオリコが、空き家購入意向者の状況や金融商品のあり方とマーケットについて検討を重ね、「アキカツローン」の商品化に至りました。ローン商品の販売に係わるUI設計については、オリコが2021年7月から提携するクラウドローン株式会社の仕組みを活用。6月上旬の提供開始からすでに申し込み多数、ニーズの高さを強く感じる結果となっています。
▶︎アキカツローンの紹介と申し込みページ:https://aki-katsu.co.jp/magazine/archives/7796
空き家活用株式会社概要
・名称 :空き家活用株式会社
・代表取締役社長:和田貴充
・本社所在地 :東京都港区北青山三丁目3番13号 共和五番館2F
・設立 :2014年8月
・資本金:1千万円(2023/2/27時点)
・従業員数:12名(+役員6名)
・事業内容 :空き家の市場への再流通システムの構築、空き家所有者と空き家利用者を繋ぐポータルシステムの構築、運用、空き家に対する新しい利活用モデルの開発、提案
・コーポレートサイト:https://aki-katsu.co.jp/
・サービスサイト:
空き家活用データシステム「AKIDAS(アキダス)」:https://aki-katsu.co.jp/about-akidas/
アキカツマガジン:https://aki-katsu.co.jp/magazine/
空き家活用YouTube公式「ええやん 空き家やん ちゃんねる」(登録者数2.56万人)/6月現在:
https://www.youtube.com/c/akiyayan
空き家活用公式LINE:https://lin.ee/vEpG93U
「アキカツ自治体サポート」:https://navi.aki-katsu.co.jp/municipalitysupport
・営業所 :
大阪営業所/大阪市北区中津3丁目10-4 第一西田ビル3階(Laugh Out 中津)
株式会社オリエントコーポレーション概要
会社名 :株式会社オリエントコーポレーション ( https://www.orico.co.jp/ )
所在地 :東京都千代田区麹町5丁目2番地1
代表者 :代表取締役社長 飯盛 徹夫
設立 :1954年12月27日
事業内容:決済・保証事業、海外事業、カード・融資事業、個品割賦事業、銀行保証事業
1983 年より金融機関と提携した個人向け融資の保証業務を開始。証書貸付タイプの「フリーローン」「目的ローン」、極度額内で繰り返しご利用いただけるカードタイプの「カードローン」などは多くの金融機関に導入されている。
空き家の専門家、空き家活用株式会社代表・和田貴充について
空き家活用株式会社代表・和田貴充
1976年 大阪府生まれ20歳で父の事業を継承し、24歳で廃業。その後、不動産業界に飛び込み、建築、不動産に関わるあらゆる業務を経験した後、2010年に独立。『日本の空き家問題を解決したい』を背景に、2014年に空き家活用株式会社を設立。2017年1月より、自分達で調査員を派遣し空き家の実態調査を開始。2018年8月には第三者割当増資で6210万円を調達し空き家活用データシステム「AKIDAS(アキダス)」をリリース。2019年1月には本社を東京に移転。空き家所有者の課題に寄り添い、地域住人、事業者、そして自治体の方々を繋ぐ新しい取り組みとなる、空き家マッチングプラットフォーム「空き家活用ナビ」を構築。2021年11月より東京都世田谷区との協業により「せたがや空き家活用ナビ」をスタート、2022年6月には、全国の自治体向けに、空き家物件のクラウド管理から利活用斡旋までをパッケージした空き家対策サービス「アキカツ自治体サポート」(https://navi.aki-katsu.co.jp/municipalitysupport)の提供を開始した。
受賞歴(一部):
2017年9月/平成29年度「国土交通省地域の空き家・空き地等の利活用等に関するモデル事業者」に選定
2018年6月/平成30年度「国土交通省地域の空き家・空き地等の利活用等に関するモデル事業者」に選定
2018年11月/SDGsビジネスコンテストにて「優秀賞」を受賞
2019年2月/日本最大級のピッチイベント「未来2019」で、シェアリングサービス賞およびグッドパフォーマンス賞を受賞。
2019年3月/西武ホールディングスが主催するアクセレレータープログラム「Swing」の事業検討企業に選出
2019年7月/住吉区、空き家対策に協力する民間事業者を募集、第一号に空き家活用(株)のモデルが採用
2020年1月/内閣府オープンイノベーションチャレンジにて茨城県つくば市への提案が採択される
2020年9月/東京都「民間空き家対策東京モデル支援事業」に空き家活用(株)が提案した「リモートセンシングを活用した空き家調査の効率化に向けた先進事業」が採択される
2021年2月/宮崎県延岡市と「空き家活用モデル事業」に関する連携協定を締結
2021年4月/埼玉県・寄居町と「空き家活用モデル事業」に関する連携協定を締結
2021年10月/SDGs研究所主催第2回SDGsビジネスアワードで「SDGsソーシャルビジネス大賞」を受賞
2021年10月/大阪府泉南郡岬町と「空き家活用モデル事業」に関する連携協定を締結
2021年10月/茨城県常総市と「空き家活用モデル事業」に関する連携協定を締結
2021年10月/東京都世田谷区と「空き家活用マッチングシステム」に関する協定を締結
2021年11月/東京都世田谷区との協業によるマッチングプラットフォーム「せたがや空き家活用ナビ」がスタート
https://seminar.aki-katsu.co.jp/setagayanaviuser
2022年4月/延岡・空き家利活用プロジェクト「HYPHENATION in NOBEOKA」にて事業者公募開始
https://seminar.aki-katsu.co.jp/hyphenation_in_nobeoka
2022年6月/「Smart City Osaka Pitch 2022」(大阪スマートシティパートナーズフォーラム)にて優秀賞を受賞
2022年7月/北海道・栗山町と「地域活性化起業人制度」に関する連携協定を締結
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