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菅公学生服株式会社
会社概要

中高生1,400人に聞いた「学校制服のリユースの印象と利用意向」、8割以上が「良い」と回答、「利用したい(着たい)」は約5割に留まる

~調査レポート「カンコーホームルーム」Vol.206「中高生の学校制服のリユースに関する意識」~

カンコー学生服

菅公学生服株式会社 (本社:岡山市北区駅元町、代表取締役社長:尾崎 茂 以下:カンコー学生服)は毎月最終火曜日に結果を発信している調査レポート「カンコーホームルーム 」Vol.206にて、「中高生の学校制服のリユースに関する意識」の調査データを公開しました。
 ここ数年、学校制服のリユース(再利用)活動が広がっています。学校制服のリユースは、卒業などで着なくなった学校制服を学校やPTAなどが寄付を募り、その学校に入学・在学する生徒に無償や安く譲る活動と、リユース事業者などが買い取って店頭やインターネットで再販売するケースがあり、新入学以外に成長による買い替えや洗い替えなどでも利用する家庭もあるようです。では、生徒自身は学校制服のリユースをどのように思っているのでしょうか?今回は、全国の中学・高校生1,400人を対象に、学校制服のリユースについての印象、学校制服のリユースの利用意向とその理由について調査しました。

 
  • 調査結果サマリー
●学校制服のリユースについての印象は、「良い」と思う回答が8割以上
●学校制服のリユースの利用意向は約5割に留まり、中学生は「どちらかと言えば、利用したくない(着たくない)」という回答が多くなる傾向がみられた
●利用したい・着たい理由は、「家庭の負担を抑えられる」「捨てないで使うのはいいことだと思うから」「制服はあまり傷まないイメージがあるから」など
●利用したくない・着たくない理由は、「他人の制服は着たくない」「制服は一生に一度だから新しいものを着たい」「自分の身体のサイズに合わないかもしれないから」など

 
  • まとめ・見解
 学校制服のリユース(再利用)の背景には、エコ活動として廃棄衣類の削減や、家計の出費軽減などがあります。また、3年間着用した愛着のある学校制服がまだ十分着られる状態であるため、必要としている人に譲って使ってほしいという気持ちもあるようです。

 今回、全国の中学・高校生1,400人を対象に、学校制服のリユースの印象を調べたところは、「とても良い」と「まあ良い」をあわせると好意的な回答が8割を超えました
 しかし、中学・高校生自身の学校制服のリユースの利用意向は、「利用したい(着たい)」と「どちらかと言えば、利用したい(着たい)」をあわせても約5割に留まり、中学生は「どちらかと言えば、利用したくない(着たくない)」(42.8%)という回答が多くなる傾向がみられました。
 学校制服のリユースを利用したい(着たい)理由は、「家庭の負担を抑えられる」「捨てないで使うのはいいことだと思うから」「制服はあまり傷まないイメージがあるから」という経済面やエコ意識と、学校制服が丈夫で耐久性に優れた衣類であることを前提としたリユース利用意向があげられました。
 一方、学校制服のリユースを利用したくない(着たくない)理由としては、「他人の制服は着たくない」「少し気持ちが悪い」という衛生面や知らない人が長期間着ていたものを着ることへの抵抗感や、「自分の身体のサイズに合わないかもしれないから」という不安や、「制服は一生に一度だから新しいものを着たい」という新たな学校生活に向けて新しい学校制服が良いという特別な思いもあるようです。

 学校制服は、既製品と違ってその学校に通うすべての生徒が等しく着用できることが必須条件です。同じ学校に通う生徒であっても体型・成長・価値観・生活環境など多様であることを踏まえて、誰もが平等に快適に着ることのできる学校制服が求められています。

 
  • 調査結果
1.学校制服のリユースについての印象

●全体の8割以上が学校制服のリユースを良いと回答
 学校制服のリユースについては、「とても良い」(全体41.9%、中学生40.6%、高校生42.2%)、「まあ良い」(全体45.9%、中学生49.1%、高校生44.9%)という状況で、中学・高校生での違いもほぼなく、全体では学校制服のリユースを良いと思う回答が8割を超えました

Q.学校制服のリユース(再利用)について、どのように思いますか。(単数回答)


2.学校制服のリユースの利用意向

●「利用したい」は5割に留まる
 中学・高校生自身の学校制服のリユースの利用意向は、「利用したい(着たい)」(全体14.7%、中学生15.3%、高校生14.5%)、「どちらかと言えば、利用したい(着たい)」(全体35.1%、中学生30.6%、高校生36.4%)をあわせて約5割が利用したいと回答しています。
 学校別では、中学生は「どちらかと言えば、利用したくない(着たくない)」(42.8%)という回答が高校生に比べて多くなる傾向がみられました。

Q.学校制服のリユース(再利用)を、あなたは利用したい(着たい)と思いますか。(単数回答)



3.学校制服のリユースの利用意向の理由

●利用したい・着たい理由は経済面やエコを意識

 学校制服のリユースを利用したい(着たい)理由は、「お金の節約になるから」「家庭の負担を抑えられる」「捨てないで使うのはいいことだと思うから」などの経済面やエコ意識と、「成長してサイズも変わるので、いろんな人と協力していけたらと思う」「制服はあまり傷まないイメージがあるから」という学校制服が長く着ることができて、耐久性に優れた衣類であることを前提としたリユース利用意向があげられました。

●利用したくない・着たくない理由は衛生面や精神的抵抗感など
 一方、学校制服のリユースを利用したくない(着たくない)理由としては、「他人の制服は着たくない」「リユースがいい事だとは分かっているけれど、潔癖症が少しあって嫌だから」「少し気持ちが悪い」という衛生面や知らない人が着ていたものへの抵抗感がみられました。また、「自分の身体のサイズに合わないかもしれないから」「制服は新しい方が気分があがるから」「制服は一生に一度だから新しいものを着たい」という自分の体型に合った自分だけの新しい制服を着たいという回答もありました。

Q. 学校制服のリユース(再利用)の利用意向についてそのように思った理由を教えてください。(自由回答)

■学校制服のリユースを利用したい・着たい理由(n=697)
●お金の節約になるから。(女子中学生)
●お金がかからないから。(男子中学生) 
●家庭の負担を抑えられる。(男子中学生) 
●新品のものに比べて安く購入することができるから。(男子高校生) 
●制服は新しいものだと高いから。(女子中学生) 
●無料ならもらう価値ある。(女子中学生)
●制服は学校を卒業したら着なくなるから。(男子高校生) 
●捨てないで使うのはいいことだと思う。(女子高校生) 
●エコだから。(女子高校生) 
●SDGsに貢献していると実感出来るから。(男子高校生) 
●成長してサイズも変わるので、いろんな人と協力していけたらと思う。(男子高校生)
●汚くなければ良い。(女子高校生) 
●状態が綺麗であれば利用したい。(女子中学生) 
●制服はあまり傷まないイメージがあるから。(女子高校生) 
●いい生地だからリユースしたのでも丈夫そうだから(でも新品は着たい)。(女子中学生)

■学校制服のリユースを利用したくない・着たくない理由(n=703)
●他人の制服は着たくない。(男子中学生)
●知らない人が着ていたものを着るのは少し抵抗があるから。(女子中学生)
●リユースがいい事だとは分かっているけれど、潔癖症が少しあって嫌だから。(女子高校生)
●潔癖症なので、人が着ていたと思うと着れないから。(女子高校生)
●少し気持ちが悪い。(男子高校生)
●なんか嫌だ。(女子中学生)
●売るのはいいが、着たくない。(女子高校生)
●太っていて制服の入るサイズがないので利用したくない。(男子高校生)
●自分の身体のサイズに合わないかもしれないから。(男子高校生)
●制服は新しいものがいい。(男子高校生)
●せっかくの学校生活だから新しい制服で生活したいと思うから。(女子中学生)
●制服は新しい方が気分があがるから。(女子高校生)
●制服は一生に一度だから新しいものを着たい。(男子高校生)
●自分のものが欲しいから。(男子高校生)
●自分の思い出の品として残したい。(男子高校生)

 
  • 調査概要
・調査主体:菅公学生服株式会社
・調査対象:全国の中学・高校生 1,400人
・サンプルサイズ:
  中学生 高校性
男子 112 588 700
女子 208 492 700
320 1,080 1,400

・調査方法:インターネットリサーチ

・実施時期:2023年2月
・調査委託先:株式会社ネオマーケティング
※結果公開URL: https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/homeroom/vol206

【菅公学生服株式会社】
1854年(安政元年)創業。学校制服・体操服に代表される「ものづくり」と子どもたちが未来を生きるために必要な力を育む「ひとづくり」を通じて、子どもたちと学校を取り巻くさまざまな社会課題を解決するスクールソリューションカンパニー。

【カンコーホームルーム】
菅公学生服株式会社が、生徒を取り巻く環境や生徒の意識・ライフスタイルについて多角的に調査・分析し、毎月最終火曜日に、結果を発信している調査レポート。
テーマは、「中高生が着たい制服・体操服」、「部活動で身につく力」、「学校教育とSDGs」など多岐にわたる。調査結果は、当社の事業エビデンスとしてだけでなく、広く一般に公開することで論文や教材、新聞・テレビ番組で引用転載されるなど、多方面でも活用されている。
発行日:毎月1回最終火曜日更新
公開方法:WEB https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/homeroom
調査テーマの募集、ご意見・ご要望受付:https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/demand
引用・転載のお申込み: https://kanko-gakuseifuku.co.jp/media/quotation

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会社概要

菅公学生服株式会社

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URL
https://kanko-gakuseifuku.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
岡山県岡山市北区駅元町15-1 岡山リットシティビル5F
電話番号
086-898-2500
代表者名
尾﨑茂
上場
未上場
資本金
1億円
設立
1929年02月
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