南城市に誰一人取りこぼさない地域子育ての“ハブ”誕生「子ども第三の居場所 みんなのいえ」開所!
こども“まんなか”に!地域で育み合うみんなの居場所へ
一般社団法人みんなのいえは多文化共生社会の実現というビジョンと『人と人の間に「橋をかける」』というミッションのもと、独自の対人支援に取り組んでいます。2020年度から3年間は、南城市の補助を受けた子どもの居場所を 運営し、子どもたちの健やかな成長を支える事業を進めてきました。昨年9月からは障害福祉の相談支援事業を開始し、支援対象を成人まで拡大しています。この度、日本財団様からの助成を受け、こどもを“まんなか”にすえて地域の方々と交流育み合う居場所を目指し、この度「子ども第三の居場所 みんなのいえ」を開設する運びとなりました。
式典では、代表の福田が「この場所が自分らしくあれる場所であることはもちろんのこと、自分が一人ではないと思える場所、将来困難にぶつかった時に戻ってこられる場所にしたい」と挨拶しました。その後、日本財団公益事業部子ども支援チーム チームリーダー金子知史より「みんなのいえは全国で211拠点目に数えられる。地域ごとの課題に対し、特色のある拠点が全国各地にできている。第三の居場所ネットワークの中で、好事例の共有なども行っていきたい」と「子ども第三の居場所」についてご説明などお話をいただき、多種多様な来賓の皆様からも祝辞を賜ったほか、式典終了後は、子どもたちが作った沖縄の伝統料理を振舞いながら、地域の方々と一緒に開所をお祝いしとても温かい雰囲気の開所式となりました。
「子ども第三の居場所 みんなのいえ」は海に近接する林の中にあり、「自分だけの居場所」を保証するために、独立した3つ建物とツリーハウスから構成されてるのが大きな特徴です。それぞれはウッドデッキで繋がっていますので、小学校から高校生までの子ども・若者と地域の大人など異年齢・異文化の人々が交流することもできます。広々としたウッドデッキがあるので、雨天でも思い切り体を動かし遊ぶこともできます。
今後は、地域で活躍されている方々をお招きした特別講座や直営農場兼ミニミニ動物園での活動が予定され、地域の方々と交流ができる仕組みづくりを行っていく予定です。
施設概要:「子ども第三の居場所 みんなのいえ」
所 在 地 :沖縄県南城市玉城字玉城40番地
対 象 者 :小学校1年~高校生等
開所日時:週4日(平日10:00~20:00、休日10:00~17:00)
スタッフ:マネージャー1名、常勤2名、非常勤6名、その他ボランティア等
※保育士免許、教員免許、言語聴覚士、精神保健福祉士
H P: https://www.okinawabridgebuilders.com
S N S: https://www.instagram.com/okinawabridgebuilders/
運営主体:「一般社団法人みんなのいえ」について
一般社団法人 みんなのいえ(Okinawa Bridge Builders Institute) は、2020年に設立された、人と人の間に「橋をかけること」を目的とした教育・福祉のNGOです。すべての人が自分らしくいられること。自分とは異なる個性や文化を認め合うこと。自分と他者との間に健やかな関係を築いていくこと。これら三つの目的地にたどりつけるように、共に生き、つながり合うための居場所や、自分の力で人生を切り拓いていくきていく自律のための学びの場を提供することが私たちのミッションです。たとえば、オルタナティブな学び場と居場所を運営したり、そこで提供する学びのコンテンツを開発したり、「海学校・山学校」や「へいわのがっこう」などの生活体験や異文化理解をテーマにしたキャンプを開講するほか、学校や自治体、企業に出向いて開催する先生、学生、職員、経営者を対象にした教育プログラムも提供していく予定です。
「子ども第三の居場所」とは
「子ども第三の居場所」はすべての子どもたちが将来の自立に向けて生き抜く力を育むことを目的として、日本財団が中心となって2016年より全国に開設しています。「子ども第三の居場所」では、特にひとり親世帯や親の共働きによる孤立や孤食、発達の特性による学習や生活上の困難、経済的理由による機会の喪失など、各々のおかれている状況により困難に直面している子どもたちを対象に放課後の居場所を提供し、食事、学習習慣・生活習慣の定着、体験機会を提供しています。現在全国に211ヶ所設置されています。(2024年3月25日時点)
https://www.nippon-foundation.or.jp/what/projects/child-third-place
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