社会貢献の一環として、東急リバブルスタッフが目白大学看護学科生の実習を受け入れ
~精神看護の実践として全112名の学生が参加予定 - 社会への貢献と学生支援を目的~
東急リバブル株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:小林 俊一、以下「東急リバブル」)の100%出資子会社である東急リバブルスタッフ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:関根 貴志、以下「リバブルスタッフ」)は、社会貢献の一環として、2025年6月6日(金)から、目白大学看護学科の精神看護実習のため、看護師、保健師、養護教諭などを目指す同学科の学生を受け入れていますので、お知らせいたします。

■ リバブルスタッフについて
リバブルスタッフは、2001年の設立以来、東急リバブルを中心に、東急不動産ホールディングスグループ各社の業務をサポートするメニューを幅広く取りそろえ、首都圏、関西を中心に下記のサービス事業を展開しております。

リバブルスタッフでは、従来、東急リバブルで直接採用・雇用定着が拡大していた障がい者雇用社員について、2021年8月に事業譲渡を受け、合わせて「障害者の雇用の促進等に関する法律」に基づく特例子会社(※)認定を受けました。
2022年2月には、厚生労働省が障害者雇用の促進及び雇用の安定に関する取り組みなどの実施状況が優良な中小事業主を認定する「もにす認定制度」の認定を取得。もにす認定のポイントとなったのは、障がいのある社員の活躍 =「働きやすさ」と「働きがい」による成長の加速です。
2025年6月30日現在、404名のリバブルスタッフ従業員のうち105名の障がい者雇用社員が我々の仲間として、各種業務にあたっております。
※特例子会社:障がい者の雇用の促進と安定のため、雇用にあたって特別な配慮をする子会社のこと
で、認定を受ければ親会社の障がい者雇用分として実雇用率を算定することができる制度。

★ホームページリンク★
■ 目白大学看護学科「精神看護実習」について
(1)実習の目的
精神保健福祉における看護の役割を理解し、精神障がいのある方とその家族に対して、精神の健康回復への看護援助に必要な実践能力を修得する
※当社は、看護職を目指す学生の成長支援として実践の場を提供することで、社会の発展や福祉向上
に寄与するとともに、学生に対する自己の就業状況や担当業務などの説明体験により、障がい者雇
用社員および支援担当社員の成長機会とすることといたしました。
(2)実習のカリキュラム ※以下カリキュラムについて障がい者雇用社員が自ら運営
1.オリエンテーション(30分)
・自己紹介、会社紹介(業務内容,社員構成,制度を使用した働き方等)
2.働く社員の実際(60分)
・入社時と現在を比較しながら成長プロセスを紹介
・業務体験
3.職場での課題と対応策(60分)
・障害別の困りごとと対応策について説明
4.実習の振り返り(30分)
(3)スケジュール等
・2025年6月6日(金)~12月5日(金)まで、全13日程・計21回
・各回4~6名の学生が実習に参加
■ 実習に参加した学生さんのコメント(アンケートより抜粋)
・実際に社員さんの話を聞いて、服薬の管理の仕方や、どのように医療や福祉サービスを利用し
ながら働いているのかなどがよくわかりました。
・すぐにフルタイムで働くのではなく、働く時間を自分で調整しながら延ばしていけるというこ
とが意外だったのと、それによって働きやすい環境ができているのかなと思いました。
・自分の意志を持って働いている方が多く、また、疾患・症状・対策などを自身ですべて把握し
ていることにとても驚きました。
・授業では、働くことができてもすぐに辞めてしまう人が多いと学んだが、リバブルスタッフは
自分にあった時間や場所を選んで働くことができるため、障がいのある方が働きやすい環境が
整っていると感じました。
・困りごとや不安があれば支援担当と面談するなど相談できる環境であること、「失敗しても大
丈夫」という環境など、働きやすい環境作りが徹底されていると感じました。
■ 目白大学 看護学科コメント
本学の精神看護学実習では、病院で過ごす時間、地域で生活する時間、一般就労の時間、そのすべてをその人の人生と捉え、必要な看護を考えるために貴社へ実習をお願いすることに致しました。貴社は、学生の通学範囲内であり精神障害を持つ方々の雇用が多く、もにす認定を受けていらっしゃること等から、実習場所として選ばせて頂きました。
実習に参加して、障がい者雇用社員の方々が、実習を運営している様子や自分のことを話している内容などから大変自立度が高く、自分の人生を自ら工夫しながら切り開いて生きていると感じました。
■今後の展開
東急リバブルでは、ステークホルダーから選ばれ事業の発展、および社会に貢献する為の具体的なアクションを会社理念と紐づけ、サステナビリティ戦略(※1)としており、本施策の実施に留まらず、様々なサステナブル施策を推進することで「一番に選ばれる企業」を目指しております。これまでも、様々な社会貢献活動(※2)を通じて、障がいのある人にとっての社会的なバリアを取り除くための取組みを推進してまいりました。
リバブルスタッフは、障がいのある人もない人も互いの個性や特性を尊重しながら、支え合い、自らの成長とともに活躍できる働きやすい、そして働きがいのある会社を目指しています。障がい者雇用社員入社後1年経過時点での定着率は91.4%(2024年度実績)と高く、就業後およそ1年を目安に勤務時間を延長したり、パート雇用から契約社員への転換制度に応募するなど、成長が加速しています。
今後も私たちは柔軟で革新的な視点を持ち、各種リソースを活用しながら、お客様や社会へのさらなる貢献を目指し、新しい領域へのチャレンジと価値の提供を続けていきます。
※1:東急リバブルのサステナビリティ戦略概要 https://www.livable.co.jp/corp/csr/society/
※2:日本パラスポーツ協会とのオフィシャルパートナー契約締結について
https://www.livable.co.jp/corp/release/2022/20221005.html
:(一財)日本財団電話リレーサービス提供の「電話リレーサービス」を活用した接客サポートサービスの提供を開始
https://www.livable.co.jp/corp/release/2024/20240729.html
:全国200ヵ所超のリバブルネットワークを活用し、障がいのあるアーティストが描いた絵画の販売に関する支援を開始
https://www.livable.co.jp/corp/release/2025/20250321.html
以 上
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