新商品「刻の奏」 熟成×ブレンドによる"古くて新しい"日本酒が12月20日に発売

株式会社アフロがプロダクト撮影とプレスリリース配信を担当

株式会社アフロ

株式会社アフロ(代表取締役:青木紘二、以下「当社」)は、2024年12月に「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されるなど世界的な認知が高まっている日本酒に着目し、撮影を続けてまいりました。

そのなかで、熟成日本酒を通して世界に誇れる日本酒の価値創造・ブランド化を目指す一般社団法人刻SAKE協会(代表理事:増田德兵衞、以下「刻(とき)SAKE協会」)が企画をした新商品「刻の奏」の商品撮影を担当しました。合わせて、商品の価値を社会に広めるため、プレスリリースの配信も行います。

Photo by 一般社団法人刻SAKE協会 via AFLO

「熟成」×「ブレンド」 "古くて新しい"日本酒の世界を体験できる新商品が発売

2025年12月20日(土)、月の桂(株式会社増田德兵衞商店)、黒龍(黒龍酒造株式会社)の2社から、「熟成」×「ブレンド(アッサンブラージュ)」による新たな味わいに挑戦した新商品を限定発売いたします。この2つの酒は、刻(とき)SAKE協会会員各蔵の古酒熟成酒から「月の桂」と「黒龍」を主体として、蔵の枠を超えてブレンドしたものです。監修には刻(とき)SAKE協会顧問・輿水精一(サントリースピリッツ株式会社名誉チーフブレンダー)が協力、個性の異なる酒が奏でるハーモニーを実現しました。

刻(とき)SAKE協会では、今後も継続的に多様な日本酒の味わいを提案し、世界へ向けた価値創造を目指しています。

左「刻の奏/月の桂」 アッサンブラージュ出羽桜・天寿・南部美人、右「刻の奏/黒龍」 アッサンブラージュ八海山・木戸泉 Photo by 一般社団法人刻SAKE協会 via AFLO

左から上野伸弘(一般社団法人刻SAKE協会 常任理事)、増田德兵衞(同代表理事/株式会社増田德兵衞商店代表取締役会長)、水野直人(副代表理事/黒龍酒造株式会社代表取締役社長)、 輿水精一(顧問/サントリースピリッツ株式会社名誉チーフブレンダー)。2025年12月都内にて。 Photo by 一般社団法人刻SAKE協会 via AFLO 

【刻の奏/月の桂】

アッサンブラージュ出羽桜・天寿・南部美人  720ml、価格 12,000円(税込 13,200円) 

販売元:株式会社増田德兵衞商店(月の桂)

Photo by 一般社団法人刻SAKE協会 via AFLO 

【刻の奏/黒龍】

アッサンブラージュ八海山・木戸泉  720ml、価格 12,000円(税込 13,200円) 

販売元:黒龍酒造株式会社(黒龍) 

Photo by 一般社団法人刻SAKE協会 via AFLO

「刻の奏」が生まれるまで

この酒の誕生は蔵元たちが熟成した各社の酒を試しにブレンドしたところ、格別な美味しさだったことがきっかけです。「この美味しさ、旨さを多くの人に楽しんでもらいたい」「日本酒の歴史に流れる熟成文化を復権させ、奥深い味わいを知ってもらおう」と再び集まり、協議。個性豊かな蔵が枠を超えて協力し、自由な発想をすることで誕生しました。

Photo by 一般社団法人刻SAKE協会
Photo by 一般社団法人刻SAKE協会

価値の創造へ向けた企画の特徴

  1. 日本酒が本来持っている「熟成」を再評価
    明治期まで、日本酒は「熟成」により価値の創造が図られていました。元禄10年(1697年)に著された『本朝食鑑』にも「三、四、五年を経た酒は味が濃く、香りが美(よ)く最も佳(よ)い」と記されています。刻(とき)SAKE協会では独立行政法人酒類総合研究所とともに「熟成」の科学的な成分変化分析を続けています。ワインやウイスキーも「ヴィンテージ」「エイジング」への関心や評価が高いですが、日本酒の「熟成文化」もまた、伝統に根ざしつつも新しい日本酒の価値を切り開きます。

  2. 「熟成」×「ブレンド」で日本酒に新たな価値を創出
    「熟成」に加え、酒の個性を重ね合わせ新たな味わいを引き出す「ブレンド」も日本酒のさらなる味わいと価値をもたらします。「刻の奏」のブレンドはサントリー「山崎」「響」のブレンディングに携わってきた世界的ブレンダーの輿水精一(刻(とき)SAKE協会顧問)が監修しています。様々な蔵の酒が出会い生まれた、蔵元自身が旨いと思える味わいを創り出しています。

  3. 「伝統的酒造り」の手法で作られた日本酒の世界的な認知向上へ
    日本酒は500年以上の歴史を持つ「伝統的酒造り」として2024年12月5日にユネスコ無形文化遺産に登録。世界的に注目が高まっています。こうじ菌を用い、長年の経験に基づき築き上げてきた酒造り技術をもとに、日本各地の気候風土に応じて発展してきました。新酒のみならず「熟成」×「ブレンド」の新たな手法で日本酒の幅を広げることで、日本の豊かな食文化として世界に伝えてまいります。

輿水精一によるテイスティング・コメント

Photo by 一般社団法人刻SAKE協会 via AFLO

【刻の奏 月の桂】〜熟成とブレンドの技法で、古く新しい酒の深い味わい〜

「月の桂」の常温熟成の特徴である、濃厚でなめらかな口当たりと複雑味が溢れる味わいをベースに、「出羽桜」由来の軽快で繊細な果実香、「天寿」のまろやかで奥行きのある香味が加わり、「南部美人」の酸味と個性が光る芳醇な味わいがエッセンスとして生きています。

味わいの複雑さと香味の連続性が一体感となり押し寄せ、口中に際立ち驚きました。

仕上げに少量加えたテキーラ使用の樽熟成「月の桂」がアクセントとなり、より厚みと複雑性のある、深い味わいの面白さとなりました。日本酒でもこのようなウイスキーで構築する手法で、味わいを追求していくことが可能と感じさせる、面白い酒です。

【刻の奏 黒龍】〜アッサンブラージュならでは、豊かに変化する香り〜

繊細で透明感のある最初の香り立ち、後に瑞々しい果実香が際立ち、柔らかくふくらみのある華やかさへ。口当たりが大変なめらかにクリーンで、甘さと酸味の余韻が心地よい「黒龍」本来の特長は維持しつつ、香りの複雑な幅が顕著に感じられます。軽快で瑞々しい果実香から完熟の香りまでより多様な複雑さを増し、米由来の旨味を連想させる厚みのある香りへと、連続的に広がりをみせます。

口に含んだ時には木戸泉「AFS」由来の酸味が印象的に響き、味わいの中核に「黒龍」「八海山」ならではの旨味がしっかりとあらわれます。繊細さと旨みのバランスと、圧倒する余韻を楽しむことができる味わいに仕上がっています。今回の唯一無二のお酒は、香りを発見し楽しむことができる、稀有でユニークな日本酒の新領域です。

購入に関するお問合せ先

限定販売のため、一部の両社取扱い店でのみ発売いたします。

取扱店舗

全国の両社の特約酒販店(一部店舗を除く)、両社及びブレンド協力社(一部蔵を除く)

※限定販売のため、数量には限りがございます。各店舗の在庫状況や販売方法については、店舗まで直接お問い合わせ頂きますようお願いいたします。

 【刻の奏 月の桂】

株式会社増田德兵衞商店 URL:https://tsukinokatsura.co.jp/

【刻の奏 黒龍】

黒龍酒造株式会社 URL:https://www.kokuryu.co.jp/ja

一般社団法人刻SAKE協会について

一般社団法人刻SAKE協会は古酒熟成酒に日本酒の未来を描く日本酒蔵元が集まり設立されました。世界に誇れる日本酒を価値化していくため、時間軸を用い高付加価値の基準をつくり、ブランド化を目指しています。また、既存の流通体制や価格帯を見直し、新たな市場開拓に向けた活動を行っています。

<ヴィジョン>

熟成イノベーションにより、新たな日本酒文化を構築する

  1. 日本酒の価値創造

  2. 熟成文化の振興

  3. 熟成酒の付加価値化

<ミッション>

  1. 世界に通じる基準作り(成分、経緯、味わい、根拠等)

  2. 熟成日本酒「刻SAKE」の研究と価値化情報の発信

  3. 国、地方自治体、企業、各種団体と協力する施策

  4. 熟成の価値観による新たな市場販路の創出

  5. 国内外への情報発信

国税庁、独立行政法人酒類総合研究所を始め各種研究機関と共にエビデンスの伴った熟成基準つくりに努めます。

公式ホームページ https://tokisake.or.jp/

■株式会社アフロについて

株式会社アフロは、1億点以上の写真・イラスト・動画を取り扱うストックフォト事業を中心に、撮影・制作・画像処理など、ビジュアルに関する多彩なサービスを展開しています。

報道写真やニュース映像、高品質な作家作品から、デザインに使いやすい手頃な素材まで幅広く提供。フォントや地図などのデザインアセットも取り扱っています。

撮影・制作では、スチール・ムービー撮影に加え、ロケ地選定、モデル・小道具の手配、デジタル処理まで一貫対応。写真家・アーティスト向けには、美術館品質の大判プリントや額装を提供するプロラボも運営しています。

株式会社アフロ https://group.aflo.com/

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会社概要

株式会社アフロ

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URL
https://www.aflo.com/ja
業種
サービス業
本社所在地
東京都中央区築地4-1-17 銀座大野ビル5F
電話番号
03-3546-0263
代表者名
青木紘二
上場
未上場
資本金
4000万円
設立
1980年09月