日進機工、ソフトウェアサプライチェーン攻撃への対策強化にBlackBerry CylanceMDRを採用

日本の自動車産業界の重要なプレーヤーが、複雑なサイバー脅威の予測と対策にBlackberryの高度なCylance AIとサイバーエキスパートによるサポートを選択しました

BlackBerry Japan 株式会社

BlackBerry Japan株式会社(本社:東京都港区、執行役員社長 Area Vice President:吉本 努、以下 BlackBerry)は、大手自動車メーカーを中心に生産設備およびインフラの維持・管理を行う企業、日進機工株式会社(以下 日進機工)が、ソフトウェアサプライチェーン攻撃などの拡大するサイバー脅威に対するセキュリティ態勢を強化するために、BlackBerryのマネージド検知・対応ソリューション、CylanceMDR™を採用したことを発表しました。

1965年創業の日進機工は、コアテクノロジーであるウォータージェット工法を主とし、薬品洗浄やその他の手法を用いた様々な工法によって、自動車工場を始め、電力・石化事業、インフラ事業など日本の基盤産業の安定した生産体制と安全な作業環境の維持に貢献している、歴史と革新性を併せ持つ企業です。また、メーカーとしての開発力を生かして、機器の企画、設計、設置も行っています。日進機工は自動車産業におけるサプライチェーンの一員として、高まる脅威から自社の組織を守るだけでなく、コネクテッドエコシステム内のパートナーや顧客を守ることが急務であるということを認識していました。

自動車産業のような複雑な産業が効率化のためにクラウドへの移行を続けている今、脅威にさらされる領域は急速に拡大しており、影響を最大限に及ぼそうとするサイバー攻撃者にとって、こうした産業は大きな利益をもたらす標的となっています。BlackBerryの最新の「グローバル脅威インテリジェンスレポート」によると、日本は阻止した攻撃数において世界第2位となりました。さらに、2024年4月にColeman Parkesが実施したBlackBerryの調査によると、日本の回答者の74%が過去1年間にソフトウェアサプライチェーン内で脆弱性や攻撃の通知を受けたと回答しており、サイバーセキュリティのスキルやリソースが不足していることも相まって、日本の組織が直面するリスクの深刻化が浮き彫りになっています。

日進機工は、管理サーバーのクラウド移行を進めていく中で、現場の生産性を低下させることなくマネジメントの負担を軽減できる環境を構築しました。そして、安定した運用実績を維持しつつ、サイバーセキュリティに対して求められる水準の高まりに応えるための最善策を検討した結果として、同社はCylanceMDRを導入しました。CylanceMDRは、数々の受賞歴があるCylance® AIプラットフォームと、BlackBerryのセキュリティオペレーションセンターの専門アナリストによる24時間365日体制の脅威対応が融合したソリューションです。CylanceMDRには、ハンズオンのオンボーディング、アラートの優先順位付け、マネージド脅威ハンティング、インシデント対応、重大イベント管理などが含まれています。これにより日進機工は、少数精鋭のITチームに負担をかけることなく高レベルのセキュリティを維持するという課題を、高い満足度でクリアできました。

日進機工の人事総務部システム課 システム顧問である高野文雄氏は、次のように述べています。
「あらゆるインシデントがビジネスに重大な影響をもたらし得る今の時代において、日進機工の経営陣はセキュリティを最優先事項と考えています。ソフトウェアサプライチェーンへの脅威が日本で高まっていることから、私たちは本質的に意義のある対策を取る必要があると感じ、CylanceMDRを導入しました。新たな脅威の生成にAIが利用される中で、高度なAIを活用して防御すると同時に、セキュリティ規制への積極的な対応をも可能にするBlackBerryの次世代ソリューションには、非常に心強さを感じています。24時間体制で日本語による充実したサポートが受けられる点でも、チームの安心感が増しています」

BlackBerry Japanの執行役員社長 兼 エリアバイスプレジデントである吉本努は、次のように付け加えます。「日本の最大の産業のひとつである自動車産業は、攻撃者にとって大きな利益につながる標的であると同時に、非常に複雑で、サプライチェーンやコネクテッドカー、重要インフラの全体にわたる脆弱性を抱えやすくなっています。これは自動車業界に限ったことではありませんが、私たちの目の前では、規模の大小に関わらず、あらゆる企業が日々標的にされています。そして多くの場合、最善の努力がなされているにもかかわらず、リソース不足により対策が十分に行えていません」

「BlackBerryのCylanceMDRソリューションは、企業がセキュリティ態勢の強end化において、大きく飛躍できるよう支援します。高度なAIを活用して、脅威が業務に影響を及ぼす前に予測・防止し、社内のセキュリティチームの負担をBlackBerryのサイバーエキスパートによる24時間体制のサポートで軽減します。BlackBerryは、日進機工をはじめとする日本全国のお客様がサイバーセキュリティへの備えを迅速に進め、サイバーリスクを軽減し、ビジネスの成長に集中できるよう支援できることを、大変誇りに思います」

CylanceMDRについて

CylanceMDRは、24時間365日体制のマネージド検知・対応サービスです。お客様に実用的なインテリジェンスを提供し、世界最高クラスのAIテクノロジーによって、アラートを最小限に抑えながら脅威に対する防御を迅速に実現します。BlackBerryのエキスパートと戦略的パートナーとなるアナリストによるサポートが常時利用可能であることに加え、インテリジェンス情報を利用した脅威ハンティングも提供する包括的なマネージドサービスです。

https://www.blackberry.com/ja/jp/products/cylance-endpoint-security/cylance-guard

日進機工について

1965年創業の日進機工は、あらゆる産業メンテナンスに精通する総合力と、ウォータージェット工法の専門技術を駆使し、大手自動車メーカーを中心とする様々な基幹産業に向けた生産設備・インフラの維持・管理を行っています。また、開発、設計、製作、現地への据付にいたるまで、エンジニアリング事業を幅広く手掛けています。近年では、自動化と省力化へのニーズの高まりを受けて、ロボットを使った自動化にも力を注いでいます。グローバルに事業を展開する企業です。

https://www.nissinKiko.co.jp/

CylanceMDRについて、詳しくはwww.blackberry.com/cylance-mdrをご覧ください。

BlackBerryについて

BlackBerryは、世界中の企業や政府機関向けに、インテリジェントなセキュリティソフトウェアとサービスを提供しています。BlackBerryのソリューションは、2億3,500万台の自動車に搭載されています。カナダ・オンタリオ州ウォータールーに本社を置く同社は、AIと機械学習を活用して、サイバーセキュリティ、安全性、およびデータプライバシーソリューションの分野で革新的なソリューションを提供しています。さらに、エンドポイントのセキュリティ管理、暗号化、組み込みシステムなどの主要分野をリードしています。詳細についてはBlackBerry.comをご覧いただくと同時に、@BlackBerryをフォローしてください。

BLACKBERRYおよびEMBLEM Designなどの商標(ただし、これらに限定されない)は、BlackBerry Limitedの商標または登録商標です。また、このような商標に対する独占的権利が明確に留保されています。その他すべての商標は各社の所有物です。BlackBerryは第三者のいかなる製品またはサービスについて責任を負うものではありません。

報道関係者お問い合わせ先

BlackBerry Japan株式会社 広報代理 合同会社NEXT PR

TEL: 03-4405-9537

Email: BlackBerryPR@next-pr.co.jp

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会社概要

BlackBerry Japan 株式会社

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URL
-
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区赤坂1-11-30
電話番号
-
代表者名
吉本 努
上場
未上場
資本金
-
設立
2001年05月