若者が目指す、アフリカと日本が共創する未来

史上初、若者版アフリカ開発会議「Youth TICAD 2025」始動

国連開発計画

*Youth TICAD 2025プレイベントで撮影(2025年2月)

Youth TICAD 2025 実行委員会(共同代表:休場優希, デイビッド・ポンデウ)は、国連開発計画(UNDP)、国際協力機構(JICA)、国連ボランティア計画(UNV)と共に、2025年8月18日(月)から20日(水)まで「Youth TICAD 2025」を神奈川県横浜市にて開催します。

「Youth TICAD 2025」は、アフリカと日本全国から100人の若者が集い、自らを単なる提言者ではなく、「2055年の理想の未来」に向けた変革を推し進める主体として位置付け、行動を宣言する場で、これは30年以上の歴史を持つTICADの中で、初めて開催される若者主体のサミットです。

3日間にわたりワークショップや、横浜市周辺の企業・市民団体を訪問するフィールドワークを行い、それぞれが共創した行動宣言をもとに非公式のピッチコンテストを実施します。

この取り組みは、2024年2月に始動した「TICAD9ユースの政策提言プロジェクト」の転換点でもあります。最終日にはTICAD9公式テーマ別イベントとして、300名規模の公開イベントを開催し、この一年半の歩みとYouth TICAD2日間の成果を共有します。

最後には、アフリカと日本のともに歩む未来に向け、言葉を超えて、音楽や踊りを通じた一体感を生み出すための400名規模の文化交流イベントを開催し、サミットを締めくくります

*Youth TICAD 2025はTICAD9公式パートナー事業として認定されています。

開催場所・プログラム ※今後変更の可能性があります。

Day 1(8/18)@JICA横浜 日本・アフリカの若者100名限定(事前応募制)

プロジェクト共創ワークショップ:自らの課題やビジョンをもとに、参加者同士でチームを組み、共創アイデアを形成

Day 2(8/19)@JICA横浜 日本・アフリカの若者100名限定(事前応募制)

フィールドワークとプロジェクトピッチ:現場視察を経てアイデアを磨き、最終ピッチで発表・フィードバックを得る

Day 3(8/20)@パシフィコ横浜+JICA横浜

一般公開TICAD9公式テーマ別イベント(第3回Youth Drive)を開催し、Youth TICAD 2025の成果発表や多世代ディスカッションを行う。また、夜には音楽やダンスを通じた若者同士の文化交流イベント(Cultural Evening)も開催。

運営

Youth TICAD 2025 実行委員会

主催

一般社団法人アフリカ・アジア・ユース・ネスト(AAYN)、一般社団法人在日アフリカ人ネットワーク(ADNJ)

共催 (Co-organizers)

国連開発計画(UNDP)、国際協力機構(JICA)、国連ボランティア計画(UNV)

協賛 (Sponsors)

一般社団法人東京倶楽部 (Tokyo Club)、豊田通商株式会社 他

後援 (Supporters)

東京大学、横浜市国際局(予定)

Africa School of Economics, Media Trace Africa, Ethiopian Airlines

*今後順次追加予定、関心のある方はご連絡ください。


「Youth TICAD 2025」開催の背景

アフリカ開発会議(TICAD)は1993年に日本政府の主導で創設され、アフリカと日本の協力関係を強化する多国間プラットフォームとして発展してきました。30年の歴史を経たアフリカ開発の先駆的なプラットフォームであるTICADが、次のステージへと進むにあたり、若者の参画をさらに促進することが今後の鍵となります。アフリカでは2050年には人口の約7割が30歳未満になると予測される一方で、若年失業が深刻な課題となっています。一方、日本では少子高齢化が進み、若い世代の社会的・経済的負担が増大しています。こうした両地域の課題と強みには高い補完性があり、若者同士の交流や共創を通じて、持続可能な社会の構築に向けた新たな可能性が広がっています。TICADの政策や協力の決定プロセスに若者の声やニーズをより一層反映できる仕組みを築くことで、次世代の担い手が主体的に関与する開かれたパートナーシップが実現され、TICADは未来志向の共創の舞台としてさらに発展していくことが期待されます。

アフリカと日本の関係を「一方的な支援」から「共創」へと進化させることを目指し、2024年2月に、一般社団法人Africa Asia Youth Nest, Africa Diaspora Network Japan主導のもと、「TICAD 9ユース政策提言プロジェクト」が始動しました。そしてUNDP、JICA、UNVは、若者の声を国内外の政策決定者とつなぐ役割を果たし、このプロジェクトを伴走して支えてきました。 こうした背景から、TICAD9に向けた関係者会合や昨年のTICAD閣僚会合でまとめられた成果文書でも、若者の役割はこれまで以上に強調されています。

今回のYouth TICADでは、「TICAD 9ユース政策提言プロジェクト」のもと、若者が共同で策定してきた提言『Youth Agenda 2055 : The Future We Want』および、それに基づく行動宣言をTICAD共催機関に正式に提出するとともに、今後の実行フェーズに向けた多世代・多地域間の連携を促進する重要な中核イベントとして実施します。

このプロジェクトは『Youth Agenda 2055』の策定段階を終え、現在その目標を実現するための行動へ移ろうとしています。

「Youth TICAD 2025」はその中核として開催され、TICAD9の主要テーマである「共創(Co-creation)」に若者の視点から新たな価値を加える場となります。

Youth TICAD 2025 実行委員会

Website: https://youthticad2025.org

Instagram: https://www.instagram.com/youthticad2025/

Twitter(X): https://x.com/YouthTICAD2025

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

URL
https://www.undp.org/ja/japan
業種
官公庁・地方自治体
本社所在地
東京都渋谷区神宮前5-53-70 UNハウス8階
電話番号
03-5467-4751
代表者名
ハジアリッチ秀子
上場
未上場
資本金
-
設立
-